『清閑亭』は数寄屋造り。 建物は雁行型と呼ばれる上空から見ると雁が並んで飛ぶ姿をしている配置で、有名な『桂離宮』や『二条城』にも見られるものです。 もちろん『清閑亭』は個人の別邸ですので、それらに比べると規模は小さい(と言っても普通の家よりは・・・)ですが、素敵な空間を作っています。

居間から二階を臨んだ一枚。雁行型の折れ曲がった感じがわかるかな?
“雁行型”の特徴は採光や通風、眺望が良くなることとされますが、清閑亭でもその気配りが随所によく感じられます。
たとえば

客間にある雪見障子。客間は茶が点てられるように炉が切られた部屋ですが、障子を閉めたまま庭の景色をうかがうことができます。
お居間にある櫛形窓 と 客間の釣鐘型の障子窓


床の間にやさしい光を通します。どちらもとても美しいデザインですね。
こちらも斬新なデザイン

階段上の窓です。 暗くなる階段を明るくするのと同時に、階段を上がって振り向くとそこには“海”が・・・切り取られたような眺望が楽しめます。
こちらも二階

窓の上にもさらに曇りガラスが。
壁も自然素材を巧みに生かしながら、空気の通りを良くしています。

こちらもお二階、欄間の光琳桐の透かし彫り。

欄間は建物全体に多くみられますが、どれも凝った造りでただの壁面とは大違い。
このように『清閑亭』は建物自体にも魅力がいっぱい。 是非一度足をお運びください。
あっ、もちろん、私の個展の時だとなお嬉しい・・・。

居間から二階を臨んだ一枚。雁行型の折れ曲がった感じがわかるかな?
“雁行型”の特徴は採光や通風、眺望が良くなることとされますが、清閑亭でもその気配りが随所によく感じられます。
たとえば

客間にある雪見障子。客間は茶が点てられるように炉が切られた部屋ですが、障子を閉めたまま庭の景色をうかがうことができます。
お居間にある櫛形窓 と 客間の釣鐘型の障子窓


床の間にやさしい光を通します。どちらもとても美しいデザインですね。
こちらも斬新なデザイン

階段上の窓です。 暗くなる階段を明るくするのと同時に、階段を上がって振り向くとそこには“海”が・・・切り取られたような眺望が楽しめます。
こちらも二階

窓の上にもさらに曇りガラスが。
壁も自然素材を巧みに生かしながら、空気の通りを良くしています。

こちらもお二階、欄間の光琳桐の透かし彫り。

欄間は建物全体に多くみられますが、どれも凝った造りでただの壁面とは大違い。
このように『清閑亭』は建物自体にも魅力がいっぱい。 是非一度足をお運びください。
あっ、もちろん、私の個展の時だとなお嬉しい・・・。