おはようございます。3月31日水曜日です。今日で3月も終わり、明日から4月です。この3月はドル円は軽快に上昇してきています。さすがに1日が月曜日で始まると、こんな結果も出てくる、という理屈にならない、アノマリーの世界もあって、実に面白い。桜の花も散り終わり、すでに葉桜になった樹木もあります。景気の気配も、若い世代から、壮年、そして老年へという移りがあります。月に満ち欠けがあり、これの影響も理屈にならないアノマリーの一つとして数えられています。毎日はこれの積み重ねか、、、、。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価は3市場とも下げて引けているようです。
米国債10年物の利回りが1.77%まで上昇してきたこともあり、ドル円は110円台の取引になってきました。昨日の高値は、110.426円。日足ぶりの110円台の取引になってきました。
これでもまだ、頭うちのような雰囲気はなく、むしろこれからまだ上昇し、112円へ向かうというものが多くなってきました。為替情報の上値もしかりで、112.0円が上値として出てきました。
現在値は、110.3円付近ですが、これから上では、売り物が出てくるようですが、小さい場合もあれば大きいものもあるようで、相場の節々では、売買工房も出てきそうです。
しかし、為替の相場というものは良くしたもので、一度ついた慣性の方向は、おいそれとは消えず、しばらく継続するという傾向があります。これで今を考えると、ドル円の方向は、上昇傾向をまだ維持しており、これから行く目的地は、112.0円の節目となりそう、というように、市場関係者は考えているようです。
ここまでに出てきた米国経済指標は強い内容のものが多くなってきています。また、本日はバイデン大統領がピッツバーグで、インフラ投資を含む大型財政支出の詳細を発表することになっていますので、市場関係者はこれを待ちたいと思っているようです。しかし、財政支出の拡大では、多額の国債が発行され、これに伴い利回りが上昇してくると思われます。これは、株価を押し下げる材料になっているようです。
そうなると、本日のドル円相場の動きは、最近の平均よりも少なめになる可能性も出てきます。
米国債10年物の利回りは1.7%台に入ってきています。最高値は1.7760%になっています。現在は、1.710%付近。これからしばらくは、1.7%台の取引になってくると思われます。利回りはまだ上昇してくると思われますが、急激な異常と思われる動きにならない限り、FRBは静観すると思われ、これを受けて、債券市場では、ジワリジワリと利回りを上昇させようと画策してくるかもしれません。時に吹き上げさせ、それを少し冷やしながらして、相場を操縦してくるかもしれません。
昨日米国市場で株価が下げていることから、本邦の株式取引は少し低調になる可能性もありそうです。これもドル円相場の取引に影響を与えるようになり、上値の重い展開になる恐れはありそうです。
動き出すきっかけは、午前中では、中国PMIの発表がありますのでこのタイミング、夜になって、ADP雇用統計などが出てきます。バイデンさんが発表する時刻は不明ですが、この後、情報を探っていきます。これらのタイミングが相場が動き出すところと思われます。
このような本日の相場環境ですから、買い方の動きは少なくなり、こうなると売り方は安心して売りに動いてきますから、相場としては、調整の動きになってきそうです。ただ、相場自体はまだ上昇傾向を維持していますから、押し目ができれば買い方が動いてくるのは必定。小生もそのつもりでいます。
無理に相場に入って取引する日柄ではないとも考えられます。まずは様子見から始めてよいと思われます。
本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.388円超、「売り」は、110.388円以下、「買い」は、110.042円以下の場合となっています。
FPVは、110.170円、R1は、110.605円、S1は、109.914円となっています。
独自の価格レベル指数は、「少し買われ過ぎレベル」となってきています。用心が必要です。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時44分です。少し前、下にぐっと押ししたときですが、ここで、110.288円でロングを持ち、様子を見ようとしていると、急反発してきて、110.6円台に入ってきました。先ほど保有したロングは110.610円で決済。何があったかわかりませんが、良い結果が得られました。市場は、まだ、ロングへ偏っているようです。やはり行先は112.0円のようです。ここから少し様子を見ます。押し目ができれば入る予定。
追伸 12時08分です。
ドル円の現在値は、110.933円、上値は、110.965円まで来ています。111.0円がもうそこになりました。早すぎませんか?値幅からすれば、これでほぼ一日分のものになっていると思われます。111円突きは欧米勢に任せるのでしょうか。
何を急いで上昇させてきているのか、と考えると、今週中に112円まで行かせたくて、その準備に入っていると考えれば、変に納得。そうかどうかは不明ですが、、、。
ここまでの本日の動きでは下手にショートを打つと、すぐ踏み上げられそうで、ショートは今はやめた方がいい。
しかし、ここまで上昇してくると、一度は下振れさせておきたいと考える機関投資家も出てくるとは思われます。この動きに乗ると、、、、危ない、、、。買いで入るのも、十分に下へ引き付けておいてからでないと、ストップを打つ連続になる恐れもあります。
月足で見ても、BB2σを超えてきました。3月が本日で終わりということも相場の動きに影響していると思われます。
月足で、一目雲上限が、112.337円付近にあります。これも上値抵抗となってきそうです。雲下限は、110.346円付近。ここはすでに突破済み。雲上限付近はBB3σ付近となりますので、ここまでくると、売り方が動いてくることは必定と思われます。112円台で止まらず、さらに上昇していくとなると、上値候補は114円台となってきそうです。
今は、ドルが強いのではなく、各通貨に対して、円が売られているといわれています。この動きは短期で終わる可能性もあります。どこで巻き戻しが起きるか要注意になりそうです。
ここまで様子見していましたが、これからのシナリオをもう一度考えて、エントリーポイントを探しておこうと思います。
週足で相場を見ると、BB2σに沿って動いているようで、この足でバンドウォークしているようにも見えてきます。ここまでの動きを見れば、強い、としか言えないような、、、。
日足で見れば、BB3σ付近まで上昇してきているようで、さらにBB3σを拡大させていくような動きです。となると、やはり週足での動きが。
追伸 12時48分です。先ほど、110.867円ロング入りました。決済指値予約110.985円、ストップ110.82円セット済み
追伸 13時22分です。テクニカルで、ストキャストなどが天井へ張り付いているような場合、CCIの動きが当座の点底を示唆するような動きをしてくれています。ここまで価格が急上昇していますから、この時間帯は、時間調整をしてきているところと思われます。最近はこのような状況を毎日見ることができるようです。相場にはまだ上へ行くというような雰囲気があります。そうなると、押したところで開始コムという動きも出やすくなっていると思われます。辛抱の時間帯か、、、。
追伸 15時05分です。株式市場を離れて、ようやく動き始めました。これも最近の傾向通り。最初の玉は110.82円のストップにかかりましたが、その後、再度110.842円でロングで入っています。リスクをとってストップを入れていなくてもよかったなどとも思いますが、これは結果論。こんなことを言っても仕方がない。本日の株式市場は下げ相場でしたから、為替だけがどんどん上へ行くことも不思議なことになりますから、110.85円付近で時間調整と称して、動意づかないように自重していたのかと思われます。通常なら、株式市場は円安傾向であれば、これを歓迎して上へ行くこともできる為替状況だったと思われます。現在レートは、110.918円付近ですが、この上、110.95~111.05円付近には厚めの売り注文があるようです。ここをこなせれば、上へ行けるということになってきたようです。金曜日の雇用統計発表までに112.0円突きを終えるつもりかもしれません。ここまでの動きは、「噂で買って、事実で売る」パターンになっているように思われます。
追伸 16時16分です。欧州勢はまず下振れさせてきました。最初上へ振ってきて、111円狙いかと思いきや、日通し高値を更新することなく、下ブレ開始。今の時間帯では、これといった材料がありませんので、値幅を稼ぐための動きをしてきたという事のようです。相場はロングに偏っていますから、下振れも想定できる範囲のもの。ここまでの日通しの安値と高値でフィボを考えると、今の下押しでは、半値押しまで来ています。61.8%押しまでくるかもしれませんが、ADP雇用統計の事前予想では、相当改善したデータが出てくるようですから、いずれ欧州勢は買いあがってくるのではないかと思われます。しかし、今週は上昇一途の相場ですから、一休みしたいという気持ちもわからないではありません。
ここ12時間での平均値は、110.581円付近のようです。現在値は、110.677円付近。まだ少し高いようです。この平均値付近まで下押ししてくると、61.8%押しに接近することになります。110.631円ロング買い増ししています。今回のこの下押しで、上値を計算してみると、上値として、111.40円付近というものが出てきます。111.0円付近を突破できるか、と考えると、今のドル円相場の環境は上昇パターンになっていますから、いずれ上抜いてくると思われますが、現在の下押しから解放されて反発してこないと、上値は重いままとなってくるようなチャートパターンになりつつあります。
追伸 17時50分です。110.541円ロング買い増ししました。61.8%押しまで来ています。これから少し様子を見ます。決済めどは111円台に乗ってから。
追伸 19時38分です。本邦時刻18時過ぎに、バイデン政権の大型財政政策の内容が公開され、報道されたようです。18時ころからのドル円相場の反発はこれを受けたものかもしれません。これは第1弾のようで、4月半ばに第2弾を発表するようです。