おはようございます。6月4日日曜日です。広島は晴れ、今日も暑くなりそうです。昨日は釣行し、まずまずの釣果となりました。知人たちへおすそ分け。昨日の晩御飯は、刺身をたっぷりと食べて、発泡酒でカンパ~~~イ。最近の発泡酒はアルコール度数が高めになっているので、350m缶一つで、上機嫌。
早速、今週の言い訳です。
今週は、出てきた指標結果で、上下する相場になったと思われます。良ければ良いで反発上昇し、悪ければ悪いで下落・続落、、という具合。
市場は、これまで、6月利上げはない、とか、いやいや利上げはある、というように別れた見解がありました。
今週の結果を踏まえると、6月もしくは7月利上げがあるだろうという見方が徐々に強くなってきているようです。
仮に6月FOMCでは、利上げをしなくても、それはピーク金利を意味しないといい、今後の利上げに含みを残したりしています。
出てくる経済指標次第という点では、何と後手に回る対応かと思っているところです。
今週がこのような動きであれば、来週も同様、と考えるのはごく自然。
来週は5日月曜日にISM非製造業景況指数、8日、定例の新規失業保険申請件数などが出てきます。来週は、6日火曜日も注目されています。これは、本邦の毎勤統計が出てきますので、賃上げ状況がどの程度になるかを確認したいようです。この結果は、日銀のインフレ動向の判断に影響を与えるものになるかもしれません。
日銀は、いまだ、当面利上げはしない、YCCも調整することはないという姿勢のままですから、6日の毎月勤労統計がどのようなものになるかで、今後の日銀政策に影響を与えるものになるかもしれません。
植田日銀総裁は、4月28日、「今後の物価は、今年度後半に下がり、来年度は日銀が目標とする2%に上昇する」という見通しを示し、さらに「引き締めが遅れて2%を超えるインフレ率が持続するリスクよりも、拙速な引き締めにより2%を実現できなくなるリスクの方が大きい」と述べています。その後の発言も、同様のものとなっており、現状維持を貫く考えのようです。
慎重姿勢を崩していません。
これでは、6月FOMC結果で、日米金利差拡大が意識されて、ドル買い円売り傾向がまた強まってくる恐れはありそうです。
相場へ政府介入をさせない方法の一つは、日銀が、YCCの拡大等、現行状況を見直せば、利上げ同様の効果が見込まれますので、そうなったとき、ドル円相場は、ドル売り円買い傾向となってくると思われます。
6月FOMCではドットチャートも出てきます。FRBは利上げによる景気後退も辞さずとしていますから、このスタンスを貫くとすれば、先手必勝方式の6月FOMCでの利上げが採用される方がベターと思われます。
雇用は強く、インフレ状況も高止まり状態、経済情勢も、少し状況が悪化したくらいで、景気後退入りを確定づける状況にはまだ至っていないと思われます。この状況から、6月FOMCでは利上げ、という声も力を増していると思われます。景気後退はソフトランディングになるという説が強くなっているところと思われます。
株価動向から判断すると、今年後半から来年前半頃にかけて景気後退を示す状況が出てくるのではないかと推測する論者もいます。
このようになった場合、本邦の株価動向では、米国市場に遅れること約半年後、景気後退入りすると思われます。
景気後退が始まると、株価は下落傾向となりますから、資金の避難先として、「金」がまた買われ始めるようになると思われます。そのような時期になって「金価格」は1g当り1万円を超えてくると思われます。
話を戻します。
来週9日金曜日は、本邦のMSQ日です。本邦の株式市場は、これからもまだ上昇傾向を維持すると考えられていますから、株式市場の波乱は少ないのかもしれません。
ドル円相場では、ドル買戻しに乗じていこうとすると、140円台に乗ると、また、政府筋からの介入を意識するようになり、積極的なドル買い円売り傾向になるのは難しいかもしれません。しかし、ドル買い傾向は維持されると思われますので、5月31日高値140.378円や5月30日高値140.932円を目指すようになるかもしれません。
現下の相場は、142円台を目指す上昇相場になっていると思われます。その中で上下している相場と思われます。
ドル円相場の大循環で考えると、これは週足で考えていますが、2021年1月安値102.591円と、2022年10月高値151.942円でフィボ・エクスパンションを考えると、これから突きに行く高値は、157.624円付近、もしくは、176.575円付近になるかもしれません。しかし、これはまだまだ先のこと、、、。
今は、現下の上昇傾向が142.5円付近で終了し、再度下降傾向となって、その下値がどこまで行くかを考える方が現実的と思われます。
2023年1月安値127.216円を割り込んで、125円や122円まで行く可能性はあるというテクニカルな見方があります。151円方向へ動き始めるためには、この安値をもう一度突きに来て、堅さを確認してからのことになると思われます。
夏相場の安値を形成し、年末相場へ向けて動きだすのは9月になってからと思われます。それまではレンジ相場を形成すると思われます。
今回のFOMCを通過すると、相場の上値はさらに重くなり、下降を始めるチャンスを伺うようになるかもしれません。FOMCを通過すると、16日金曜日は米国市場のMSQとなります。
MSQに焦点を当てると、その週は先物取引主導で相場は動くようになり、特に株価は、SQ値の「当てっこ」状態となってきます。MSQですから、株価だけではなく、オプション市場も先物市場もすべて清算されます。
このため、本邦は来週5日の週、米国は再来週12日の週が波乱含みの週となりやすいところです。そして9月物への乗り換えが進みますから、特に「水曜日・木曜日」は波瀾に注意する日柄となりそうです。
本日も暑くなりそうです。天気が良いので、外回りの仕事を少し片づけようと思います。昨日使用した釣り具は、早朝に全部洗い終え、近いうちにリールの道糸の取替を行う予定です。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
追伸 11時18分です。米国の債務上限問題ですが、3日に上院を通過し、バイデン大統領が3日に署名して、法律成立。まずは一安心、次なる債務上限問題は、2025年1月らしい。それまでに次期大統領選挙があり、債務上限問題は新大統領が対応することになります。