おはようございます。6月7日水曜日です。広島は曇り、小雨がパラパラと降っているかも、、という感じ。梅雨だ、と一言で片づけてしまえばそれだけの事。南洋上に台風3号が発生した模様。これがまた、前の台風2号によく似たコースを通りそうだといいます。前線が活発化し、天候は愚図つきそうです。雨が降ると、愛犬君との散歩は中止になります。尿意などを催した場合、態度や声でそれとはなく、優しく小生に教えてきます。これはありがたい。本当に助かります。それでも、すぐにはいけないという場合もあって、「待て」と指示する場合もありますが、そのようになると、大人しく待つ黒ラブオリです。快眠、快食、快便のオリです。元気にこれからも長く共に暮らしたいですね。
当て、相場です。昨夜の米国市場では、株は3市場揃って小幅上昇して引けています。CMEN225も上昇し、32635付近で取引されており、昨日の日経平均引け値よりも上昇しています。本日の取引も堅調に推移するかもしれません。本邦の株式市場はもうしばらく強気で対応できそうです。
昨夜はこれといった指標もなく材料難の相場だったと思われますが、株式市場は、前日割れしていた状況から値を戻す動きをしています。利回りが低下した?
若干低下したようですが、これが、何故低下したのかも明確な説明が見当たりません。強いていくなら、債務上限問題が片付いたけど、米国国債に対する格付けが下がるかもしれないという環境にはあるようです。格下げになると、利回りは上昇すると思うのですが、そうはならず、、、。
実は今週9日金曜日が本邦市場がMSQ日となりますから、これに向かって、持ち高調整売りが出て、相場を下げたという可能性がありそうです。そして、この動きは、本日もまだ出てくる恐れはありそう、ということですから、本日の相場は、乱高下することも懸念されます。まだ上値の重い展開になると思われます。
何でもかんでも売って持ち高調整を行うのではなく、相場を崩さないように、調整しながら、売買を行っているようです。一日では無理となれば、2,3日かけて調整する場合もあります。
MSQ前の「魔の水曜日」という言葉が脳裏に浮かびます。本日の相場は要注意です。
売るときは、できるだけ高く引き上げておいて、買うときは、できるだけ安く押し付けておいて、ということになりますから、そのような相場作りが行われると思われます。プロの相場師が、年に4回しかないタイミングで稼ぐわけですから、「他人のことなど知っちゃーいない」と自分が稼ぐことのみを考えて動いてきます。
市場では、FOMCによる6月利上げはなく、据え置きだろうという見方が趨勢となっています。しかし、このまま推移するのではなく、年内にもう一度の利上げはあるかもしれない、という懐疑的なものになっているようです。年内に利下げがあるという発想はなくなっているようです。
この状況は、相場が落ち着いてくる環境になると推察できそうです。しかし、日米金利差は大きく開いたまま。これでは、まだドル買い円売り傾向は続くと思われます。
来週行われる、FOMCと日銀会合。どの様な動きをそれぞれがしてくるか、チェック。
今夜は米国の貿易収支が出てきます。前月よりも悪化すると想定されているようです。ここを契機として相場は動くのかもしれません。
本日の取引の傾向としては、まだ上値は重く、下ブレ傾向になると思われます。この傾向は、明日の新規失業保険申請件数が出てくるまで継続するかもしれません。しかし、テクニカルでは、売られ過ぎから徐々に回復傾向になっていますので、下押しも限定的かもしれませんが、MSQ前の乱高下も予想できますので要注意になりそうです。
健太君の判定は、「買い」は、139.807円超、「売り」は、139.807円以下、「買い」は、139.359円以下の場合となっています。
FPVは、139.570円、R1は、140.044円、S1は、139.147円となっています。
FRB関係者はすでに発言禁止期間に入っていますので、メジャー金融機関が想定を報道機関に流し始めています。世論を作るつもりかもしれません。GSは、リセッション確率を25%以下に引き下げてきました。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 11時23分です。株式市場は想定通り高値圏での利益確定売りが出てきているようです。これもMSQ前の代表的な動き。日本株はまだ先高観があるようですから、いずれ買い戻しに来ると思われます。しかし、今度は、来週のFOMC結果が市場に覆いかぶさってくると思われますので、FOMCを通過しても、日本株に買いが継続するかどうかは要チェックになりそうです。
FOMCで、利上げ停止となれば、株式市場は、日米ともにこれを歓迎し、買い進んでくると思われます。しかし、不況入りする、という見方もありますので、要注意。
利上げとなれば、上値は重くなることが想定できそうですが、会合後の記者会見で、パウエル議長が「今後しばらく利上げは行わず、様子を見る」というニュアンスを述べると、市場は、「今回で利上げは終わり、今年末あるいは来年には利下げが始まるだろう」と考えるようになり、出てくる経済指標などを材料として動くようになると思われます。
しかし、利上げ停止となっても、ドル円はしばらくは上昇傾向を維持してくる、というのがこれまでの経験則からは出てきます。
現在の相場はFOMC前の相場スケジュール調整時期になっていると思われます。