黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

あきらめない

2024年01月17日 | たより
阪神淡路大震災から29年


能登半島地震の被害の全貌はまだ見えないまま


穏やかな日々が一日も早く来るように祈ってます


あきらめない  希望をもって 心を強くもって



昭和21年の1月

樺太からの引揚者の私たちは


住むところは与えられたけれど 食べるもの 着るものはない


母は夏物のセルに角巻代わりの軍隊毛布をかぶり


吹雪の中4kも離れた農家から分けてもらってくる 


ジャガイモの塩ゆでだけの食事


女学校1年生だった12歳の私は 休学して子守と炊事がかり


-30℃にもなる厳寒の町ですごした


父の消息はわからないまま


戦争が終わった安堵感が唯一の救いだった



朝ドラ ブギウギ にえがかれている敗戦後より

実際は もっと もっと 深刻だっだ

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