風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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『ハムレット-to be or not to be-』第3週目

2010-10-17 18:04:16 | 公演情報

↑平戸高校、撤去を手伝ってくれた生徒さん達と。

『ハムレット』のツアーは第3週目、広島県・五日市高校、長崎県・平戸高校、熊本県・人吉高校、鹿児島県・錦江湾高校にて公演を行いました。社会の矛盾や道理を目の当たりにして「このままでいいのか、いけないのか」と真実を求める若い心に、400年前に書かれた作品とは思えないほどの共感が集まっていると感じています。まだまだ旅は始まったばかりです。この作品が、そして私たちの上演が、若い世代の人たちに、そしてその未来を思う先生方の心にどう響くのか、一日一日の出会いが楽しみな旅です。ホームページには各学校の生徒さん達からたくさんの感想をいただきました!「何かはわからない」、けれど感動を伝えたいと思ってくれた生徒さんがたくさんいたことを、とてもうれしく感じています。願わくは生徒さん達の心の奥底に響くよう、旅はまだまだ続いていきます!


↑↓五日市高校公演後には、たくさんの生徒さんが話しかけてきてくれました。



↑公演後撤去を手伝ってくれた生徒さん達。


↑↓こちらは平戸高校にて、撤去を手伝ってくれた生徒さん達。みなさん本当にありがとうございました!



↑人吉高校、終演後の座談会にて。
人吉高校の公演では、最後はスタンディング・オベーションで全校の皆さんが拍手を送ってくれました。


↑錦江湾高校撤去を手伝ってくれたみなさんと、王妃ガートルード役の柴崎。みなさんが撤去の際もいろいろ話してくれたこと、私たちもとても楽しい時間を過ごしました。有難う!


↑ハムレット役の佐野準から錦江湾高校・生徒会長に記念の色紙が手渡されました。


↑公演の2時間と撤去をともにしたハムレットと生徒さん達。すっかり仲間のようでした!お手伝いいただいた皆さん本当にありがとうございました!

『ハムレット』の旅は、来週熊本県からスタートします。
まだまだたくさんの出会いを胸に刻んでいきたいと思います。










H22文化庁“子どものための優れた舞台芸術体験事業”『星の王子さま』⑤

2010-10-17 10:52:20 | “文化芸術による子供育成推進事業”

↑舞台のクライマックスでは星が満点に輝く。子どもたちは飛行士とともに王子に向かって叫ぶ「おーい、おーい、どこへ行ってしまったんだよ」。

9月13日から始まった“子どものための優れた舞台芸術体験事業”『星の王子さま』は、10月7日最終日を迎えました。
最後の週は、

10月4日、島根県・本庄小学校・中学校
10月5日、島根県、美保関小学校
10月6日、鳥取県、江府小学校
10月7日、鳥取県、明倫小学校

そして、翌日10月8日には旅班は大分県に移動。毎年の交流のある、大分大学教育福祉科学部付属中学校にて生徒参加型公演を行い、2010年秋のツアーの千秋楽を迎えました。


↑本庄小学校・中学校の公演では、「僕の旅は続く」の場面で一緒に参加してくれた中学校3年生の皆さんが、公演後の撤去を手伝ってくれました。


↑体育館に照明を設置するために、天井にとりつけられたロープには、どうやって取り付けたのかなどをスタッフと話しながら撤去が行われています。


↑こちらは美保関小学校6年生、大きな荷物もスタッフや俳優と一緒に一生懸命運んでくれました。


↑美保関小学校では公演後俳優にサインをと、たくさんの児童さんが集まってくれました。


↑美保関小学校、呑み助、地理学者の役で出演してくれた先生たち。先生たちの参加で児童さんもとても盛り上がっていました。休憩中は人気者でした!


江府小学校、舞台見学の児童さんたち。普段は触れる機会のない照明や音響などの装置について、専門のスタッフが説明をしています。


↑舞台効果の煙が出る機械。本番前にみた装置が、舞台ではどんなふうに使われているのか。舞台の工夫や、アイディアなど本番をより充実したものとするために、体験してみます。この公演を通してたくさんの経験がみなさんの中に残ってくれたらと思っています。


↑江府小学校カーテンコールで。出演してくれた校長先生、呑み助を演じてくれた先生も、子どもたちの笑顔に嬉しそうな表情でした。


↑最後まで手を振って見送ってくれる児童さん達。
公演後、みなさんの素敵な表情に出会えることがなにより嬉しい瞬間でした。


↑明倫小学校6年生は元気な歌声で参加してくれました。一人ひとりがやろうと思ってくれたこと、どうか忘れないでください。


↑最後は6年生の代表の児童さんにお花をいただきました。公演後の座談会では、6年生がたくさん感想や質問を言ってくれましたね。ありがとう。


↑こちらは大分での校長先生の参加、本番のアドリブに俳優もたじたじでした!


↑大分大学教育福祉科学部付属中学校では3年生の皆さんが参加してくれました。公演はどのようにみなさんの中に残っているでしょうか。

『星の王子さま』の公演はここに書ききれないたくさんの思い出と出会いを経験し、旅を終了しました。みなさんが成長してく過程の中で、舞台に触れ、自分のさまざまな感情に出会い、心を育てるものとなってくれたら嬉しく思います。
ある時間を共有するということ、たとえ短い時間でも、なにかなじみのようにみなさんが接してくれたこと、またこの公演をつくるために一生懸命協力してくれた先生・保護者の皆さん、ひとりひとりがかけた時間がかけがえのない瞬間をつくるのだと実感した公演でした。

いつか、この公演のことや作品のこと、また思い出してもらう機会があれば嬉しいです!
みなさんありがとうございました。


↑本庄中学校の生徒さん達と。




H22文化庁“子どものための優れた舞台芸術体験事業”『星の王子さま』④

2010-10-17 10:16:22 | “文化芸術による子供育成推進事業”

↑体育館に設置された「星の王子さま」の舞台で。新田小学校吹奏楽部による「光と影」の演奏。先生の素晴らしい指揮のもと舞台を盛り上げてくれました。

文化庁“子どものための優れた舞台芸術体験事業”『星の王子さま』、旅の後半は山口県、島根県、鳥取県にて公演を行いました。
遅くなりましたが、公演の様子をお伝えします!

9月29日、山口県・新田小学校
9月30日、山口県・小郡小学校
10月1日、山口県、慶進中学校・高等学校

この週は、吹奏楽部のみなさんの参加もありました。それぞれの学校の特色をもった、すばらしい演奏で舞台を盛り上げてくれました。
時間の限られている中、練習してくれた歌、演奏、そのひとつひとうが“同じ時間”をともにしたという実感につながり、最後のカーテンコールでは体育館が熱気に包まれました。


↑新田小学校「僕の旅は続く」で参加してくれた、6年生の皆さん。本番、みなさんの意欲に私たちも驚かされました。


↑先生の参加も、子どもたちの緊張をほぐし、この舞台を一層盛り上げてくれました。(新田小学校・呑み助を演じてくれた先生)


↑午前中に行われた舞台見学には、ほとんどのクラスが体育館に来てくれました。公演後控室に最後まで手を振ってくれたみなさんの笑顔を私たちは忘れません。


↑こちらは小郡小学校・吹奏楽部の演奏。クライマックスには全校児童のみなさんの歌と息ぴったりでしたね!先生は歌いながら指揮をしてくれました。


↑小郡小学校で行われた舞台見学の様子。スタッフが舞台で使われる道具について説明しています。


↑見慣れない衣裳に、児童さん達も興味しんしんの様子でした。


↑この週の最後は、慶進中学校・高等学校の公演。こちらも吹奏楽部が公演を盛り上げてくれました。


↑「僕の旅は続く」の参加は、中学校3年生の皆さんが参加してくれました。先輩、後輩が見守る中、皆さん堂々と舞台に立ってくれました。
慶進中学校・高等学校の公演では、たくさんの先生方が舞台の設営、撤去、そのほかさまざまなことに協力してくれました。なにより子どもたちにとって良い思い出作りとなるよう、先生方が協力してくれる姿がこの舞台を思い出深いものとしてくれたと思います。

たくさんのご協力ありがとうございました。