8月3日から始まった、東京演劇集団風創立25周年記念【ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012】起・承・転・結、そして歴史へ―Introduction, Development, Turn, Conclusion and History ―。
レパートリーシアターKAZEでは、その〈起〉Introductionとして上演した『マハゴニー市の興亡』の公演を終えました。
3年ぶりのレパートリー上演となった『マハゴニー市の興亡』は、ビエンナーレKAZE国際演劇祭の〈起〉としてだけでなく、創立25周年を迎えた風が、今一度自分たちの活動、思考、そして人と人とが出会い、語らい、ぶつかり合う劇場という場を見つめなおす出発点となりました。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
【ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012】続く第2弾となるのは、8月23日[木]~27日[月]〈承〉Developmentとして上演する、アルベール・カミュ作/南雲史成 演出の新作『異邦人』です。
ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012
【承】Development
異邦人L'Étranger
2012年 8月23日[木]~27日[月]
作:アルベール・カミュ Albert Camus 脚色:浅野佳成 Yoshinari Asano 演出:南雲史成 Fuminari Nagumo
本作品は芸術監督 浅野佳成が、レパートリー作品『星の王子さま』などで親交を深めてきた、ガリマール出版のマサール女史の協力を得てカミュの遺族と交流し、脚色を手がけました。演出の南雲は、浅野の脚本をもとにフランス在住の芸術家フランソワ・シャファンとともにオリジナルの映像や音楽を創作・駆使し、現代におけるカミュの『異邦人』の世界を創り出していきます。
普段と変わらない日常が、冷酷な人間の行為であると否定され絞首刑になるムルソー。
社会の通例・正当・合理、その大多数の声のなかに置き去りにされていく一人の男の叫びを〈承〉として描きます。
ムルソーは、養老院で母が死んだという通知に何の刺激も感じられないまま、葬儀の翌日には海水浴に行き、恋人マリイと関係を結び、映画を見て笑い転げる。その後、友人のトラブルに巻き込まれてアラビア人を射殺してしまう。裁判にかけられ、犯行に及んだのは「太陽のせい」だと答え、斬首刑を宣告される。彼は、処刑の日に群衆が憎悪の叫び声を上げて迎えてくれることだけを願った。
不条理を見つめ、不条理に反抗したカミュの代表作を〈承〉Developmentとして、文明社会が人間の心の中に何をつくってしまったのかを提示する―。
作:アルベール・カミュ Albert Camus 脚本:浅野佳成
演出:南雲史成
翻訳:窪田啓作/谷島貫太
作曲・音楽制作:バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
演出協力(照明・舞台美術・音響・特殊効果):フランソワ・シャファン François Chaffin
舞台監督:長谷川敬久
上演協力:サビーヌ・ペテルス Sabine Peters
フレデリック・マサール Frédérique Massart〈ガリマール出版社〉
©Editions Gallimard pour l'œuvre originale 著作権代理:㈱フランス著作権事務所
出演:中村滋/渋谷愛/緒方一則/栗山友彦
車宗洸/酒井宗親/坂牧明
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※〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
各公演のチケットは、風ホームページからもお申込みいただけます。
■入場料
前売り:3800円/当日:4000円/学生割引:3300円
年間通しチケット:10000円(3枚つづり)
*レパートリーシアターKAZEで2012年に上演する作品に限ります。
チケットのお申し込み
■レパートリーシアターKAZE アトリエの会
〈レパートリーシアターKAZE アトリエの会〉は東京演劇集団風の支持会員制度です。
詳しくはこちらをご覧ください。
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レパートリーシアターKAZE 今後の公演
〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
【転】8月31日(金)~9月2日(日)
『プロメテウス エレクトリック・ポエム』Prométhée Poème Électrique
作・演出・舞台美術・照明:フランソワ・シャファンFranÇois Chaffin
作品の詳細(ダイジェスト映像など)はこちらからご覧いただけます。
【結―そして歴史へ】9月15日(土)~17日(月・祝)
『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』Jeanne d'Arc JEANNE ET LE FEU
作:マテイ・ヴィスニユック Matéi Visniec 上演台本:ペトル・ヴトカレウ Petru Vutcãrãu
演出:浅野佳成Yosinari Asano
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
レパートリーシアターKAZEでは、その〈起〉Introductionとして上演した『マハゴニー市の興亡』の公演を終えました。
3年ぶりのレパートリー上演となった『マハゴニー市の興亡』は、ビエンナーレKAZE国際演劇祭の〈起〉としてだけでなく、創立25周年を迎えた風が、今一度自分たちの活動、思考、そして人と人とが出会い、語らい、ぶつかり合う劇場という場を見つめなおす出発点となりました。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
【ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012】続く第2弾となるのは、8月23日[木]~27日[月]〈承〉Developmentとして上演する、アルベール・カミュ作/南雲史成 演出の新作『異邦人』です。
ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012
【承】Development
異邦人L'Étranger
2012年 8月23日[木]~27日[月]
作:アルベール・カミュ Albert Camus 脚色:浅野佳成 Yoshinari Asano 演出:南雲史成 Fuminari Nagumo
本作品は芸術監督 浅野佳成が、レパートリー作品『星の王子さま』などで親交を深めてきた、ガリマール出版のマサール女史の協力を得てカミュの遺族と交流し、脚色を手がけました。演出の南雲は、浅野の脚本をもとにフランス在住の芸術家フランソワ・シャファンとともにオリジナルの映像や音楽を創作・駆使し、現代におけるカミュの『異邦人』の世界を創り出していきます。
普段と変わらない日常が、冷酷な人間の行為であると否定され絞首刑になるムルソー。
社会の通例・正当・合理、その大多数の声のなかに置き去りにされていく一人の男の叫びを〈承〉として描きます。
ムルソーは、養老院で母が死んだという通知に何の刺激も感じられないまま、葬儀の翌日には海水浴に行き、恋人マリイと関係を結び、映画を見て笑い転げる。その後、友人のトラブルに巻き込まれてアラビア人を射殺してしまう。裁判にかけられ、犯行に及んだのは「太陽のせい」だと答え、斬首刑を宣告される。彼は、処刑の日に群衆が憎悪の叫び声を上げて迎えてくれることだけを願った。
不条理を見つめ、不条理に反抗したカミュの代表作を〈承〉Developmentとして、文明社会が人間の心の中に何をつくってしまったのかを提示する―。
作:アルベール・カミュ Albert Camus 脚本:浅野佳成
演出:南雲史成
翻訳:窪田啓作/谷島貫太
作曲・音楽制作:バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
演出協力(照明・舞台美術・音響・特殊効果):フランソワ・シャファン François Chaffin
舞台監督:長谷川敬久
上演協力:サビーヌ・ペテルス Sabine Peters
フレデリック・マサール Frédérique Massart〈ガリマール出版社〉
©Editions Gallimard pour l'œuvre originale 著作権代理:㈱フランス著作権事務所
出演:中村滋/渋谷愛/緒方一則/栗山友彦
車宗洸/酒井宗親/坂牧明
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※〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
各公演のチケットは、風ホームページからもお申込みいただけます。
■入場料
前売り:3800円/当日:4000円/学生割引:3300円
年間通しチケット:10000円(3枚つづり)
*レパートリーシアターKAZEで2012年に上演する作品に限ります。
チケットのお申し込み
■レパートリーシアターKAZE アトリエの会
〈レパートリーシアターKAZE アトリエの会〉は東京演劇集団風の支持会員制度です。
詳しくはこちらをご覧ください。
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レパートリーシアターKAZE 今後の公演
〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012〉
【転】8月31日(金)~9月2日(日)
『プロメテウス エレクトリック・ポエム』Prométhée Poème Électrique
作・演出・舞台美術・照明:フランソワ・シャファンFranÇois Chaffin
作品の詳細(ダイジェスト映像など)はこちらからご覧いただけます。
【結―そして歴史へ】9月15日(土)~17日(月・祝)
『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』Jeanne d'Arc JEANNE ET LE FEU
作:マテイ・ヴィスニユック Matéi Visniec 上演台本:ペトル・ヴトカレウ Petru Vutcãrãu
演出:浅野佳成Yosinari Asano
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。