ぼちぼちと夏を感じ始める時期になってきました。
6月13日(月)丹後緑風高校 久美浜学舎 同校体育館
15日(火)松坂工業高校 松坂市民会館
丹後緑風高校 久美浜学舎
先週に引き続き今週も京都府からの公演です。丹後緑風高校久美浜学舎は、先週の久美浜学舎とはもともと別の学校ですが、最近同じ学校になったそうです。2020年新型コロナウイルスの影響で延期になり、やっと実現できた公演です。
午前中、私たちが準備をしていると体育の着替えのために生徒たちが出入りしていました。授業が終わり戻ってきた生徒たちからは徐々に出来上がっていく舞台への驚きと期待の声が上がっていました。普段舞台設営の経過を見られることがあまりないので、私たちも気合が入ります。
そうして迎えた公演。校長先生のご挨拶に鼓舞されたのか、客席から無邪気な声や笑い声が全力で舞台を支えてくれていました。
カーテンコールでは、生徒会長さんの素敵なご挨拶と大きな花束をいただきました。ありがとうございます!
終演後、片付ける前の舞台を各々見学しながら、「スピーカーがこんなところに!」と面白い発見をしていました。
気づくと片付けのお手伝いには、30人くらいのいろいろな部活の生徒の皆さん、そして先生方まで参加してくれていました。その中には校長先生の姿もあり、生徒たちと仲良い様子がとても印象的でした。
あっという間に片付けも終わり手伝ってくださった皆さんと記念撮影。
多くの元気をもらい私たちは次の公演地へ向かいます。
松坂工業高校
松坂工業高校では1996年『星の王子さま』、2008年『肝っ玉おっ母とその子供たち』の公演以来、14年ぶりの再会です。こちらも2020年から延期を続けてきた、待ちに待った公演でもあります。
開場前、代表のあいさつの生徒との打ち合わせ。
場内では生徒会の皆さんが手指消毒や座席誘導を手伝ってくれていました。
そしてこの日は運動部の皆さんの壮行会も同時に行われました。
そんな温かい雰囲気の中始まった公演は、生徒の皆さんのまっすぐで静かな視線を後ろから見ていても感じるくらい集中した空気が印象的でした。
カーテンコール、生徒会長さんより熱のこもったメッセージと副会長さんから花束をいただきました。
終演後、希望者と生徒会の皆さんによる舞台裏見学が行われました。そしてそのまま話も尽きないので座談会へ。片付けの最後まで話は尽きなかったようです。
この春の巡回公演ももうすぐ折り返し地点を迎えます。暑さもますます厳しくなってきましたが、これまでに貰った元気を胸に最後まで走り抜けていきます。
文:フィリップ役 石岡和総