6月30日[木]山梨県 下吉田中学校
7月1日[金]東京都 武蔵野市教育委員会主催公演
下吉田中学校
下吉田中学校はヘレン・ケラー、ジャンヌ・ダルクと風の公演を何度も上演している学校です。今回は久しぶりの演劇鑑賞会となりました。今年の秋には、コロナになって以来、初めての演劇発表があるみたいです。開場中、場内のスタッフに「こんにちはー!」と元気よく挨拶をし、その声は舞台裏にいる私たちにも聞こえてきました。まさかスタッフに挨拶をしているとは思っていなかったので、元気の良さに驚きました。座席を隣の人と間を空けながらの鑑賞となりましたが、無事に今日を迎えられたこと、その喜びを先生をはじめ生徒達も感じているのがよくわかる時間でした。そんな中での開演、食い入るように見ている姿がとても印象的でした。今舞台で起きていることと一緒になってしまうのではないかと言うくらいエネルギーを感じました。
お礼の言葉では、ひとりひとりに思ったことを伝えてくれ、その堂々と伝えてくれる姿に驚きました。思ったことをそのままに伝える、言葉以上のものが伝わってきます。なかなか出来ることで話無いなと驚きました、皆さんで作り続けてきた学校をとても感じることが出来ました。これからもがんばって下さい!
是非、今日の鑑賞会が皆さんの演劇発表に繋がれば嬉しいです、応援しています!そしてまた会いましょう!
武蔵野市教育委員会主催公演
以前にヘレン・ケラー、肝っ玉おっ母とその子供たち、ジャンヌ・ダルクと上演している武蔵野市教育委員会主催の公演です。今回は、武蔵野市内の1中から6中の一年生の観劇でした。以前にこちらの市長さんがレパートリーシアターにバリアフリー演劇ヘレン・ケラーを観劇してくれていて、是非市内の中学校の皆さんにと繋がった公演です。
6校が集まったと言うこともあり、二階席まで満席の客席。他校の生徒に手を振ったり、話したりと久しぶりの再会もあったのでしょう、パンフレットをじっくりと眺めている生徒さんもいます。とても元気な生徒さんの姿を感じながら、校長先生の挨拶からスタートしました。久しぶりの鑑賞会であること、ヘレン・ケラーの生い立ち、アニーサリバン出会いの話からの開演となりました。とてもリラックスしながら、出来事をストレートに受け取る姿、そして時たま聞こえる笑い声と緊張のシーンでは会場内が張り詰める感じなどを身体に感じながらの公演でした。
カーテンコールでは、割れんばかりの拍手と代表の生徒さんから「ヘレンのわからないことの苦しさ、わかった時の喜び、アニーの愛情を感じました。」と笑顔でメッセージをくれました。そしてみなさん、最後まで思い切り手を振って見送ってくれる姿が印象的でした。またお会いできる日を楽しみにしています。
7月に入り、このツアーも残り三週間となりました。暑さ、コロナに気をつけながらやっていきたいと思います。
来週は青森県からのスタートです!
ジェイムスケラー役 中村滋