山の会の例会で8〜10日の3日間、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野参詣道、小辺路(こへち)を歩いた。紀伊半島の中央部にある高野山から南南東に向けて南下して熊野本宮大社に辿り着いた。
2日目は小ぶりの雨の中を歩いた。標高1、344mの伯母子岳は日本二百名山の一つだけど、山頂に到着した時はあいにくガスの中で眺望はなく、写真だけ撮って歩を進めた。
3日目は最高の好天に恵まれた。果無峠(1,114m)を超え、八木尾まで気持ち良く軽快に下った。熊野古道は噂に違わず参詣者や生活者の道の歴史を感じさせられた。