一人バスに乗って、ファジアーノの応援のためシティライトスタジアムに向かった。相手は力のあるセレッソ大阪だ。
13時過ぎにキックオフ。前半にセレッソに1点取られた後、すぐに関戸選手のシュートで取り返した。試合は後半も両チーム、追加点が入らず、ドローで終わった。
バスで家路につき、家の近くのバス停で下車。スタジアムで飲んだ数杯のビールでほろ酔い気分で歩いていると、僕が着ていたファジアーノのユニフォームを見て見知らぬ小学生が声をかけてきた。「ファジの試合はどうだったの?」ドローで終わったよと返答した後、とても爽やかな気分になった。
まだチームの歴史も浅く、J2リーグのファジアーノだけど、この岡山の地で着実にファジアーノが市民の間に浸透しつつあるのは間違いない。少し歩いて振り返り、小学生の後ろ姿にファジアーノの明日の輝きを見た。