
午前中、工房で1時間ほどかけてスタッドレスタイヤに交換してから、岡山生と死を考える会主催の講演会に出かけた。バスで岡山駅まで出て、会場の済生会ライフケアセンターまで歩いた。冷たい風が吹き荒び、昨日までとは打って変わって寒い日だ。
講演会の講師、柴田久美子さんはちょうど半年ほど前にNHKラジオ深夜便「明日へのことば」で初めて話を聴いた。看取り師という職業があることもその時に知った。一度講演を聴いてみたいと思っていたのでやっと念願が叶った。
柴田久美子さんは6年前に一人で看取り師会を設立し、現在205名まで育てた草分けだ。講演会は出席者30名程度で、こじんまりとしていた。さて、僕自身の問題として、どこで最期を迎えるか、誰に囲まれ抱かれて死を迎えるか、どこまでの医療サービスを受け入れるか、今から終活として終末期の方針をしっかりと固めておかなくてはいけないなあ。人間の尊厳は自己決定にあるのだから。
