夕食後、ハンナをシャンプーした。昨日から急に寒くなったので、風呂上りにはいつもより長い時間、ドライヤーで丁寧に乾燥した。
今朝の新聞で昨日京都市で行われた全国都道府県対抗女子駅伝で岡山県チームが準優勝を収めたことを知った。数秒差で優勝の栄冠を逃したとはいえ、岡山チームにとって大金星だ。昨年末の全国高校駅伝男子で初優勝した倉敷高校に続く快挙で、一県民として誇らしい。
夕食後、ハンナをシャンプーした。昨日から急に寒くなったので、風呂上りにはいつもより長い時間、ドライヤーで丁寧に乾燥した。
今朝の新聞で昨日京都市で行われた全国都道府県対抗女子駅伝で岡山県チームが準優勝を収めたことを知った。数秒差で優勝の栄冠を逃したとはいえ、岡山チームにとって大金星だ。昨年末の全国高校駅伝男子で初優勝した倉敷高校に続く快挙で、一県民として誇らしい。
山の会の総会を兼ねた例会山行に参加した。小雪が舞い、肌寒い朝だったけど、昼前には雪も止み、澄んだ青空が顔を出した。皆んなで里山歩きをした後、サントピア岡山総社で総会を開催。その後、会食となった。それぞれ酒好きな会員が提げてきた地酒６本を味わった。
地酒の楽しみはその土地の米や麹や水などの原料を使って仕込んだ土地の味わいだ。広島県福山市神辺町の銘酒、天宝一のそれぞれ個性溢れる銘柄を堪能、昼間から美味しい日本酒に酔いしれた。山の会の一年のいいスタートがきれた。
午前中、工房で１時間ほどかけてスタッドレスタイヤに交換してから、岡山生と死を考える会主催の講演会に出かけた。バスで岡山駅まで出て、会場の済生会ライフケアセンターまで歩いた。冷たい風が吹き荒び、昨日までとは打って変わって寒い日だ。
講演会の講師、柴田久美子さんはちょうど半年ほど前にNHKラジオ深夜便「明日へのことば」で初めて話を聴いた。看取り師という職業があることもその時に知った。一度講演を聴いてみたいと思っていたのでやっと念願が叶った。
柴田久美子さんは６年前に一人で看取り師会を設立し、現在205名まで育てた草分けだ。講演会は出席者30名程度で、こじんまりとしていた。さて、僕自身の問題として、どこで最期を迎えるか、誰に囲まれ抱かれて死を迎えるか、どこまでの医療サービスを受け入れるか、今から終活として終末期の方針をしっかりと固めておかなくてはいけないなあ。人間の尊厳は自己決定にあるのだから。
知人から、猪を獲ったので猪肉を取りにおいでと連絡が入った。さっそく猪を捌いている現場に向かうと、すでに解体作業は終了していた。今日、ハンター仲間と80kgほどの猪を仕留めたようだ。この時期の猪肉は臭みがなくて、綺麗で、美味しそうだ。捌いたばかりの新鮮な猪肉をたくさん頂いた。
さっそく猪鍋を肴にして今晩呑もうと息子にメールを入れる。息子の工房で初ものの猪鍋で酒盛りとなった。スペアリブを放り込んだ野菜たっぷりの猪鍋にした。猪は季節の味だ。酒がすすむ。すっかり出来上がり、そのまま工房にハンナと泊まった。
鍋の季節
2017-01-12 | 健康
独り身になって毎日悩ましいのは食事だ。もともと料理の技がなく、一人分の量を調理するのは至難。それに料理に時間をかけられないので、どうしても冷凍食品を主にしたメニューの繰り返しだ。
今の季節は鍋が美味しいので助かる。不足がちの野菜もたくさん摂れる。茅乃舎のダシの素で鍋汁を作り、あとは何でもかんでも鍋に放り込むだけで美味しい一品になる。今日は鍋にカニの爪を入れた。
BE-PAL（アウトドア月刊誌）の2月号が配本された。厚みのある付録付きだ。開けてみるとダッチオーブン型のシリコンスチーマーだった。本格的な作りで、蓋にはちゃんとダッチオーブンの世界的なブランド、LODGEの名前も付いている。
時々、BE-PALは今回のような憎い付録をつけるので、参ってしまう。オトコ心をくすぐられて、さらに熱くPE-PALの虜にさせられてしまう。そうだ。グリコのおまけに子供心が燃えた頃のように。
ところで、このシリコンスチーマーで何をどのように調理するか。ゆで卵一個を温めるくらいくらいのサイズなので、机の上に置いて眺めて愉しむことになりそう。それでも僕にとって大切なお宝だ。
超高齢者
2017-01-10 | 健康
老年学会が高齢者の定義について見直しの提言があった。75〜90歳までを高齢者とし、65〜75歳までは准高齢者、75歳以上を超高齢者とする案だ。医療制度上は65〜75歳は前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としている基準にも符合するし、程よい定義に思える。
うちのばあちゃんは91歳の超高齢者。超人のように思えてきた。
里帰りした。岡山から新幹線のぞみで新大阪まで出て、そこから特急サンダーバードで武生へ。サンダーバード（雷鳥）は座席が左右2座席でゆったりしていて、座席の足元も前後に広くて快適だった。僕は決して鉄男さんではないけど、久しぶりの列車移動で興奮してしまった。見慣れた郷里の景色も列車の車窓から眺めるとまた違って新鮮に見えた。
夕方、兄弟で近くの料理屋にくり出して盃を交わした。昔話や近況のことなど話はあっちこっちしながら話が尽きることはなかった。勝山の銘酒「一本義」と大野の銘酒「花垣」をぬる燗で延々と交互に飲む続けて、すっかり飲み過ぎてしまった。
今晩のメニューは我流、鍋煮込みうどん。「茅乃舎だし」でダシ汁を作って、あとは白菜と人参と春菊にうどんを放り込んだだけの鍋うどんをポン酢につけて食べたけど、美味しかった。
和食は世界的にみて最高レベルの健康食だと思う。今回、ニューヨークのスーパーマーケット『Zabar's』で果物アボガドの鉄火巻きを買って食べた。キッコーマンの醤油が付いていたので、醤油の味にも助けられて、ごく普通に美味しく食べれた。アメリカ風にアレンジされた巻き寿司とはいえ、ハンバーガーなど他のフードと比べると明らかにヘルシーだ。長寿国日本のフード、和食がこれからますます世界的に注目されるのではないかと思う。
ニューヨークの交通システムの単純明快さには感心させられる。MTA（Metropolitan Transportation Authority）の交通システムの根幹をなす駅名の多くは南北に走るアベニュー名と東西に走るストリート名をそのまま駅名にしているので、交点近くにある駅の所在は駅名から一目瞭然だ。その駅を結ぶ地下鉄が縦横に蜘蛛の巣のように走っているので、目的の駅まで地下鉄を乗り継ぎながら容易に辿り着ける。その上、料金は一律2.75ドル（およそ330円）。
最初にカード（Metro Card）を一枚購入して、あとはチャージするだけだ。数十キロの距離を乗っても2.75ドルの料金は決して高くはない。チャージ金額が10ドルや20ドルになるとボーナスが付くのでさらにお得感がある。もっとも数駅の場合でも一律料金なので、近距離を乗る場合は、日本の地下鉄と比べて割高感があるかもしれないが・・・。
シンプルなシステムは僕のようなお上りさんにはありがたい。アメリカは文化も言語も異なる異民族が寄せ集まるメルティングポットの国だから、交通システムは単純化させないとうまく機能しないのかもしれない。
旅から戻り、洗濯機を回しながらハンナをシャンプーした。しばらくの間にハンナの毛が伸びたように思える。お風呂から出ると息子と息子のお嫁さんがおせちの支度をして待っていてくれた。遅まきながら日本のお正月を味わう。
旅に出ていた間に起きた身近な話題に耳を傾け、旅の話もしながら、おせち料理に舌鼓を打つ。ほっこりする至福の時間だ。酒も旨い。
人は、僕は、なぜ旅に出るのか。自分の今の生活、今の生活環境がいかに恵まれているかを確認するためなのかもしれない。旅から戻ると、今の生活の有り難味を身に沁みて感じる。それはどの旅でも同じだ。そして旅はいいなあと再認識する。
朝6:45にホテルをチェックアウトして、駅に向かった。ジャマイカとJFK空港を結ぶAir Trainでターミナル１に行く。JALのカウンターでPremium Economyへの変更をリクエストすると運よく復路もPremium Economyのシートが確保できた。300ドルを払って新しい航空チケットを発券してもらい、出国手続きのゲートに向かった。
9:47にJL003便は離陸した。成田までの13時間余りの時間はビデオ映画漬けで過ごした。Premium Economyに提供されるシャンペンを堪能しながら映画三昧の時間はなかなかのもの。退屈することなく日本時間13:10に成田に到着。
羽田空港まで乗り換えなしで行ける14:06発の成田スカイアクセス特急にも余裕で間に合い羽田に移動。16:30発のJL239便で岡山空港に向かう。
息子がハンナを連れて空港まで迎えに来てくれていた。長い一日だった。助手席に座り、短いニューヨークの一人旅の終わりを惜しみながら岡山の景色を眺め続けた。
今日はMoMAニューヨーク近代美術館に行った。開館してすぐに入ったので、人もまばらだったけど、しばらくすると大勢の来館者であふれかえってきた。
元旦はほとんどの美術館が正月休みで休館になる日本と違い、開館しているのはいいなあ。そして元旦にこれほどの大勢の来館者をあつめるのは、観光客を惹きつけるニューヨークならではだ。
名作が数多く展示されていたけど、特にピカソの作品が見ごたえがあった。
小腹が空いたのでザ・プラザ（プラザ・ホテルと呼ばせないところがニクい）の地下のモールで腹ごしらえ。プラザといえばプラザ合意の会場となった由緒ある高級ホテルだ。アーモンドクロワッサンが美味しかった。お土産に紅茶などを買う。
その後、比較的高級なスーパーマーケットのZABAR'Sまで歩いて行く。
一度ホテルに戻り、ひと息ついてから、昨日と同じ、Flagship Dinerという庶民派のレストランに出掛け、Tボーン ステーキを食べた。
早、明日は帰国だ。時間が経つのは早い。やっと少しだけニューヨークという街に慣れてきたのになあ・・。また来よう。
