風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

世界の中心で 愛を叫ぶ

2018-11-10 | Weblog


 土曜日の夜はAjinomoto社製の冷凍餃子の食卓。サブメニューは定番の茅乃舎のダシで煮込んだ野菜たっぷりの一品。これでも僕にとっては十分満足な食事内容かなあ。



 昨晩、Amazon Prime Videoで「世界の中心で 愛を叫ぶ」を見つけたので夜9時頃から見はじめた。2004年公開の森山未來さんと長澤まさみさん主演の映画は観たことがあったけど、金曜テレビドラマは観たことがなかった。山田孝之さんと綾瀬はるかさん主演の2004年に放送されたこの金曜テレビドラマは11回シリーズとは知らずに見はじめたらハマりこんでしまい、止まらなくなり、結局11回分すべてを連続して観た。
 最終回を見終わったら朝の7時だった。延々10時間も徹夜して見続けたことになる。よう、やるわー。我ながらあきれる。ハナちゃんは僕の横であきれ顔しながら朝まで付き合ってくれた。
 さすがに疲れて、朝から心身ともにぐったりとしてしまったけど、良質なテレビドラマを見ることができた満足感でいっぱいになり、今日は一日中、その余韻に浸ることができた。綾瀬はるかさんの涙がきれいだったなあ。こういう純愛ドラマを観ると僕にような薄汚れた心でもほんの少しだけ純化されたような気がする。


トラベラーズ・ダイアリー

2018-11-09 | トイプードル


 金曜日の夕方、仕事を終えて家に戻るとアウトドア月刊誌BE-PALの12月号が郵便受けに入っていた。毎年12月号の付録は手帳、トラベラーズ・ダイアリーだ。今回の表紙の色は鮮やかな黄色。いい感じだ。真新しい手帳を手にすると、新しい一年がもうじき始まることを肌で感じ、期待で胸が膨らむ。山とバイクを中心に、アクティブな一年にしたいなあ。



 先週末、息子ファミリーと一緒に足摺岬までドライブしてから早、1週間が過ぎたけど、今もあの紺碧の海原を懐かしむ。次はいつ行けるだろう。ハナを連れて、遠くの知らない土地を訪ね歩く旅もしたいなあ。






大岐海岸の砂浜

2018-11-06 | 大自然


 高知県土佐清水市のロングビーチ、大岐(おおき)海岸はサーファーに人気のスポットのようだ。この日も多くのサーファーが波乗りに興じていた。ときどきサーフィンを眺めたりしながらハナと長い砂浜を散歩した。





 山登りを趣味とする僕は山は好きだけど、海も好きだ。見慣れた瀬戸内海の海も美しいと思う。でも太平洋の広い海原も負けず劣らず美しい。海水が驚くほど清澄で、地平線までくっきりと見える開放感あふれる大海は素晴らしかった。







 夕食は太平洋の海の幸を肴に息子とビール、地酒を呑む。部屋に戻っても飲み続け、ワインを一本空けた。今回もまた飲み過ぎてしまった。




足摺岬

2018-11-05 | トイプードル


 息子ファミリーと足摺岬までドライブした。岡山から足摺岬のある土佐清水市まで片道300km超。高速道路が伸びたとはいえ遠く離れた土地だ。息子と運転を交代しながらようやく最初の目的地、大岐海岸に到着した。
 快晴だ。太平洋の紺碧の海は地平線の果てまでどこまでも広がっていた。





 大岐海岸の真っ白な砂浜はとても美しかった。細かい砂の浜辺はまるで宮古島の海みたいだった。孫は砂遊びに夢中になり、僕は全長1.6kmに渡ってゆるやかな曲線を描く砂浜をハナとのんびり散歩をして、まったりとした時間を過ごした。


新しい資本主義-希望の大国・日本の可能性

2018-11-02 | Weblog


 ハナ金の夜、原丈人さんの「新しい資本主義-希望の大国・日本の可能性」を読み終えた。2009年5月に発刊された古い本だけど、今読んでも新鮮な切り口で公益資本主義の論理を見事に展開されている。
 実際に今の世界情勢を見ると、原丈人さんの指摘通り、金融工学の限界と金融資本主義の破綻、そしてポスト金融資本主義の公益を見据えた社会経済システム構築の課題が見えてくる。



 日本には古くから近江商人の三方良しの考え方が息づいている。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」で、売り手と買い手がともに満足するとともに、社会貢献も行うのがよい商売という心得だ。この心得は日本で経営理念や企業哲学の中に脈々と息づいているし、原丈人さんが説く公益資本主義はこの心得に通じるように思える。
 「会社の事業を通じて、会社が関係する経営者、従業員、仕入れ先、顧客、株主、地域社会、環境、そして地球全体に貢献すること」こそが価値として認められる資本主義。
 「企業が事業を通じて社会に貢献し、貢献したことによって儲け、さらに儲けることで社会に貢献するという資本主義」で「人びとが豊かに幸せになることを究極の目的とする資本主義」だ。



 もっぱら資産圧縮するなどして財務諸表を化粧直しすることで短期的にROEを上げて配当性向を高めて株価に結びつけようとするアメリカ金融資本主義とは違う日本独自の公益資本主義だ。
 短期的に利益を最大にすることより長期的な課題に取り組んだ経営の方が株主にとっても長期的にいいことであることは間違いない。米中をはじめとする経済大国の列強諸国の国内情勢がオカシクなっている今、公平性と長期持続性を重視した公益資本主義の道を極めて行ける可能性があるのは世界で日本だけかもしれない。だからこそ日本には世界にあるべき姿を示す責任がありそうだ。



 原丈人さんの本書を読むと終始、論理の展開に波長が合った。そして「大きな希望を世界に発信できる力と素質をもつ国」に暮らす民であることに誇りと責任を感じさせられた一冊だった。


来春の10連休

2018-11-01 | 健康


 朝晩はめっきり寒くなった。11月だもんなあ。
 今年もあと2ヶ月、平成も残り6ヶ月となった。
 何をしても「平成最後の・・」という枕詞がつくけど、あと半年だと思うと実感として平成の最後なんだなあと思えるようになってきた。



 来春、天皇陛下の退位・即位の前後10連休が楽しみだ。こんなに長い休みは滅多にないので、どこか自然豊かな場所でゆったりと過ごしたいと思う。