新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

天城山周回2018.5.19.

2018-05-20 | ハイキング・登山

速報 : 天城山、お目当てのシャクナゲは終わりに近く、少し咲き残っていた。万二郎岳側はヤマツツジが多く、万三郎岳側はミツバツツジが満開で、素晴らしかった。山道はかなりハードだった。雨のあと急激に気温も上がったせいか、大量の虫にまとわりつかれ、防虫ネットを持っているのを思い出して昼食の時からつけたが、すでに何カ所も刺されてしまった。かゆみが強く、赤く残るが、大きくは腫れていないので、ぶよとも違うかもしれないが、、、これから上る方は虫よけ必須です。私たちはリーダーが虫よけスプレーをお持ちだったが、汗ですぐに落ちてしまい、何回も使って、助かりました。

詳報 : 昨日は天気予報が悪かったのだが、何とか雨は午前中で上がり、午後は晴れるという予報。うまくすれば午前中から晴れ間も見れるかもしれないということで、小雨決行で出かけることになった。

リーダーは遠方から始発電車で出発。私は品川で合流。電車はガラガラで無事に合流できた。前泊組2名に小田急経由で参加の方を含めて5名の参加。

小田原に近づくころから、海側は雲が多かったが、山側には青空も見えてきた。前泊組の方からも雨はパラパラで青空も見えているとのこと。熱海からは黒船号に乗ることができた。素敵な車両だが、普通電車だ。斜体は黒く恰好良い。座席も海辺向きの座席がある(自由)が既に満席だった。

海の景色を見ながら伊東駅には30分かからない。駅ではちょっと蒸し暑く感じた。バスは7時55分の後は10時10分までない。

それでタクシーを利用することにしたが、お聞きしたら約6000円とのこと。ウーン3人だと2000超えるわね。それで仲間の到着を待つ間、バスの時間をご覧になっていた単独行の方を見つけてお声を掛けて、同乗していただいた。

9時30分ごろタクシーで出発。途中大室山のそばを通り、緑豊かな草地のお椀を伏せたような丘を見てから新緑の道路をくねくねと進み、ゴルフ場を横目にして、天城高原ゴルフ場のバス停の所に着いた。運転手さんにお聞きしたらバス停のすぐ横に登山口とのこと。着いたのは10時10分ごろかしら。バス停の真横だった。

強風だという友人のメールにあった通り、時折強く吹く風は、しかしさわやかだった。

それから、前泊組が7時55分発のバスで出発していたので、追いかけて登山道を進んだ。1時間以上も遅れては、まあいくらゆっくり登られるというにしても追いつくのは難しそう。彼らは四辻を通過とあった。

しばらくはなだらかな道。途中大きな黄色っぽいキノコが見られた。編み笠茸の仲間かしら?

それから石がゴロゴロした道を少し下がると、樹木の中の四辻というところに出た。10:30 団体のハイカーもいらして、人が途切れることはなかった。だんだんに虫が出てきた。この辺りでタクシーに同乗なさった方が追い抜いていらっしゃった。単独行ばかりとおっしゃるだけあって、かなりのスピードだ。同じグループに、などとお誘いしたがスピードが違いすぎますね。

そこを素通りしてさらにゴロゴロした道を進むとヤマツツジの大木が多くなり、ほぼ満開できれいだった。

しばらく樹木帯の中を登ると、開けた場所に出た。

近くの方がサラサドウダンがあるわ、とおっしゃるので教えて頂いたら、少し離れたところの大きなヤマツツジの横にピンクっぽい花がついた大木があったが、ちょっと終わりごろなのか、花の具合はよく分からなかった。ちょっとぼけてしまったが右の大木がサラサドウダンのようだ。

この辺りツツジがたくさん咲いていたが、赤い小さな花がついたものは、ベニサラサドウダンではないだろうか?少しミツバツツジも咲き残りが見られる。

荒れた階段状の登山道になった。この辺りの階段状の登山道は、丸太を無造作に置いてあって、斜めになったり縦になったりしていた。少し開けた場所に箒木山と万二郎岳の古い分岐があったが、箒木山ってどんな山なのかしらね。道ははっきりしていないようだった。

それからツツジやヒメシャラの間をあれた登山道を登って行くと万二郎岳に到着。11:30 もちろん先行の仲間はもういない。記念撮影をしてから、早々に移動。

ゴロゴロの道

そこから万三郎岳に向かうと露岩帯があった。11:37 岩の向こうに山並みが開けていた。

そのあたりもブログなどでそこで昼食を取るとよいと書かれていたが、先行グループが占拠して無理。しかも虫が多くてその方たちもどうしたものかと相談なさっていた。

それで私たちはその先の石楠立(はなたて-花立の表示も)の鞍部あたりで合流して食べられないかなと思ったのだが、彼らは万三郎岳の方に進んでいらした。

展望の開けた露岩帯から広葉樹林帯のゴロゴロした道を登ったり降りたり梯子を上ったりしていく.

気づかなかったがやや平らになったあたりが馬の背だったらしい。その後馬酔木のトンネルという標識があった。12:00 馬酔木の木が両側に並ぶ中を比較的緩やかな道をたどる。

途中時折ミツバツツジやベニサラサドウダンがあった。

しばらく進むと石楠立の標識があった。12:20 シャクナゲはなく、石楠立に来てもシャクナゲはあまり見られなかったし、あっても花があまり見られない。通りがかりの方に聞いたら、今年は早くてもう終わりだとか!

やっと見られたものは花が終わりかけだった。ブナの大木の新緑が鮮やか。この辺りから見ごろのミツバツツジが増えてきた。シャクナゲも少し花が見られた。そんな場所にも梯子がかかっていた。人声が聞こえてきて、上り切ったら、先行者の方がベンチで昼食中。友人は虫よけネットをかぶっていらっしゃったが、その頂上部の虫の多いこと多いこと。私も慌ててネットを探し出してかぶった。12:20

横の大きな木に白い釣り鐘型の白い花がびっしり下向きについていた。ドウダンツツジ?という方もいらしたが、それにしては葉も大きく花も大きい。教えて花の名!というサイトで質問したら、シロバナサラサドウダンというものがあるらしいので、たぶんそれかなと思うが、もしかしたらヒロハドウダンツツジなのかな?幹を観察していないので、良くは分からなかった。初めて見る花だった。

早速リーダーにお湯を沸かしていただき、カップラーメンを作ったが、今日は私の分はなかったので、私はお握りを頂いた。ご飯が少し硬めだった。少しばかりのおかずを分け合い、虫を払いながらの早めに昼食タイムを終えた。16時10分のバスに乗れるようにと早めに出発することにしたのだ。

先行のお二人は通りがかりの方からシャクナゲコースは大変ということを聞いたらしく、元来た道を戻った方が近いとおっしゃったのだが、元来た道もそう楽とは思えなかったし、せっかく来たのだからと私が周回コースを主張してしまって、少しロングコースとなるシャクナゲコースに行くことにしてしまったが、結構大変なコースだった。

頂上広場の西側八丁池の方向の縦走コースとシャクナゲコースとの分岐まではミツバツツジのオンパレードでそちら側から見えた方もきれいですよ、とおっしゃったとおり、見事だった。12:40ごろ

縦走路との分岐 14:15ごろ

そこの分岐から涸沢分岐というところまでは荒れた階段が続く。ゴロゴロした岩場なども多く、意外に登りも多くて、下山道とは思えない。

一瞬シャクナゲの向こうにゴルフ場方面が見えた。14:25ごろ

14:30ごろ

シャクナゲコースと言いながら、シャクナゲはそれほど多くはなく、あっても花は終わりに近い。

そういう道が延々と続く。こんなところで、というはしごもある。15:20

14:40ごろ

悪路を下ったり登ったりしてふうふう言いながらやっと四辻についた。15:50ごろ バスの出発まで20分で登山口まで800メートル、はてたどりつけるかしら?平らな道なら可能だけれど。

しかし道は平たんではなかった。登りもある。休みも少なめに歩き続けて、やっとバスが見えてきて、皆さんが乗り込むところも見えて、走ってみたが、私たちが登山口にたどり着く5メートル前くらいで、バスは発車してしまった。あーあ!といっても仲間はまだだったけれど。

さてはて、16時10分の次のバスはなんと17時40分。行きもそうだがこの時間設定はどうなっているのかしらね。時間がもったいないし、そのあたりも虫がまとわりついて、刺されたりするので、タクシーを呼んだが、伊東駅の方からくるので40分くらいはかかるとか。送迎料金はなんと130円程度だった。

それで5人が乗れるタクシーの配車をお願いして、お手洗いとか、幸い靴洗い設備が整っていたので、泥んこになった登山靴を洗ったり、残っていた食べ物などを頂いて過ごした。登山もマイカーでいらしている方も多いみたいだった。

タクシーがやっと来て、乗り込んだが、私は運転手さんに寄りかかったらいけないと思いつつもいつの間にか寝てしまって、寄りかかってしまったみたい。危険でしたね。どこも見ないままに、伊東近くから目覚めたが車内は皆寝ていたみたい。それほどハードコースだったということかな?

運転手さんに公共の温泉のことをお聞きしたら、駅から一番近い温泉前を走ってくださり駅前についた。タクシー代は8100円ほどかかったが仕方ないですね。他の会社では9000円位と言われたので安く済んだのかもしれない。

私たちは着替えなどをロッカーに入れたので、取りに戻り戻ってから、その伊東温泉、子宝の湯というところの階段を降りて行った。駅から5分もかからない所だった。番台があって、女湯に気づかず男湯の方について行ってしまって、おばさまに注意されてしまった。利用料は250円だ。シャワーはないかも!

女湯はシャンプーする人は280円ということで280円を支払う。番台で小さなシャンプーを買うこともできたが私たちは持参していたので、そのまま入った。

残念ながらシャワーはなく、少し高めの位置からの蛇口から直接頭を洗っている地元の方もいらっしゃったが、私には熱すぎた。お聞きしたら源泉そのままなのだそうだ。地元の人たちは慣れているらしくて、水で薄めることもなく使っていらっしゃったが、私は2か所ある、水道を使って、洗面器で埋めながら使わせていただいた。

真ん中にある湯船も源泉のみで、滾々(こんこん)と湧き出していて、垢などは浮いていなかった。洗ってから入浴したが、いつかテレビで見たように声を出した入ったら、何とか耐えられた。しかし熱いので、長湯はできず、すぐに出てから、水でぬるめたお湯をかかって、出た。もちろんドライヤーなどもなく、タオルで拭いただけになった。地元の方は湯上りに椅子に座ってのんびり過ごす方もいらっしゃったが、私たちは遠慮して道路にでたら、男性軍はもう表にいらした。

ともかくも駅に行って電車を待った。何しろ寄ってみようと思っていた干物屋さんはもう閉まっていて、土産物屋さんもほとんどが閉まっていた。6時半過ぎかもしれない。

友人たちはビールなどを買い込んで、ホームに。電車が来たので席を取って飲み会開始。持ち寄りの日本酒とかウィスキー、ビールなどをおつまみと一緒に飲み始める。小田原に近づくにつれて、小田原城で飲み足そうかという話がでて、皆で降りた。

飲み物を買い込み、小田原城に向かう。ライトアップされていたが、横から入って階段を上るのが面倒なので下のベンチで飲み会。少し風が冷たくなってきた。

撤収する際、疲れて酔いが回りすぎた仲間がいらして駅まで大変。駅でもトラブルが起きて、少し足止めになったが、何とか全員自宅に帰れた。疲れすぎた時は打ち上げもほどほどにしないとね。

酔い過ぎのかたも、無事なようでほっとした。 

 

 

 

 

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