みなさんは最大の難問,箱根の山に匹敵する天下の急峻,変則用言の山々を無事越えましたが,きょうはもう一つの山,過去形のおさらいをしましょう。
過去のことは聞かないで,なんて言っていないで…。
過去形の語尾の作り方はいたって簡単です。
用言の語幹末が陽母音か陰母音か選んだあと,それにあわせて 았/었+다を付ければいいんです。
●陽母音の場合の過去形の作り方
잡다 → 잡+았+다=잡았다(捕まえた)
막다 → 막+았+다=막았다(さえぎった)
많다 → 많+았+다=많았다(多かった)
높다 → 높+았+다=높았다(高かった)
●陰母音の場合の過去形の作り方
먹다 → 먹+었+다=먹었다(食べた)
벗다 → 벗+었+다=벗었다(脱いだ)
젊다 → 젊+었+다=젊었다(若かった)
맛있다 → 맛있+었+다=맛있었다(おいしかった)
ㄹ語幹の場合も同じです。
●ㄹ語幹の場合の過去形の作り方
살다 → 살았다(住んだ) 팔다 → 팔았다(売った)
놀다 → 놀았다(遊んだ) 길다 → 길었다(長かった)
멀다 → 멀었다(遠かった)
存在詞 있다(ある,いる)や없다(ない)は있었다,없었다と変化しますが,指定詞이다(です)の場合は~이었다になります。
母音語幹の場合は~였다になります。
●指定詞の場合の過去形の作り方
ここは山だった:여기가 산이었다.
ここは海だった:여기가 바다이었다. → 여기가 바다였다.
指定詞の否定形の場合はどうなるでしょうか?
否定形は現在形が~이/가 아니다ですから~이/가 아니었다です。
発音するときは[아니였다]となります。
아프다(痛い)とか바쁘다(忙しい)のようにㅡで終わっているものも例の要領で活用させてください。
ㅡを取っての直前ㅡの母音を基準にして았어요/었어요をつければいいんです。
아팠어요, 바빴어요になります。
예쁘다(きれいだ)でしたら예뻤어요です。
으語幹の用言のうち르で終わるものがありましたね。
思い出してください。
따르다(従う),치르다(支払う),들르다(立ち寄る)などです。
これらも으語幹のものと同じに考えてㅡを取ってㅡの直前の母音を基準にして았어요/었어요を付ければいいんです。
ですから따랐어요,따랐어요のように変化します。
치르다は치렀다, 치렀어요となります。
しかし오르다(上がる)や빠르다(早い)は「르変則用言」です。
これらは不規則用言ですので 올랐다, 빨랐다のように活用します。
●語末音節の母音の種類による過去形の作り形(1)
(※)は口語体
ㅏ……[ㅏ]
가다 → 가+았+다=☓가았다 → 갔다(行った)
ㅓ……[ㅓ]
서다 → 서+었+다=☓서있다 → 섰다(立った)
ㅗ……[오다のみ]
오다 → 오+았+다=☓오았다 → 왔다(来た)
ㅗ……[오다以外のㅗ]
보다 → 보+았+다=보았다 (※봤다)(見た)
ㅜ……[푸다のみ]
푸다 → 푸+었+다=☓푸었다 → 펐다(汲んだ)
ㅜ……[푸다以外のㅜ]
주다 → 주+었+다=주었다 (※줬다)(与えた)
ㅜ……[子音+ㅜ]
바꾸다 → 바꾸+었+다=바꾸었다 (※바꿨다)(換えた)
ㅜ……[우]
배우다 → 배우+었+다=☓배우었다 → 배웠다(習った)
ㅐ……[ㅐ]
내다 → 내+었+다=내었다 (※냈다)(出した)
ㅔ……[ㅔ]
메다 → 메+었+다=메었다 (※멨다)(担いだ)
ㅚ…… [ㅚ]
되다 → 되+었+다=되었다 (※됐다)(成った)
ㅟ…… [ㅟ]
쉬다 → 쉬+었+다=쉬었다(休んだ)
ㅢ……[ㅢ]
띄다 → 띄+었+다=띄었다(あけた)
ㅣ…… [ㅣ]
피다 → 피+었+다=피었다(咲く)(1音節の場合)
마시다 → 마시+었+다=☓마시었다 → 마셨다(飲んだ)
ㅣ……[지•치•찌]
지다 → 지+었+다=☓지었다 → 졌다 (負った)
치다 → 치+었+다=☓치었다 → 쳤다 (打った)
찌다 → 찌+었+다=☓찌었다 → 쪘다 (太った)
●語末音節の母音の種類による過去形の作り方(2)
[으語幹]
쓰다 → 썼다(書いた)
크다 → 컸다(大きかった,大きくなった)
아프다 → 아팠다(痛かった)
예쁘다 → 예뼜다(きれいだった)
[으変則(으語幹のうち르で終るもの)]
따르다 → 따랐다(従った)
치르다 → 치렀다(支払った)
[르変則]
오르다 → 올랐다(上がった)
가르다 → 갈랐다(分けた)
빠르다 → 빨랐다(速かった)
흐르다 → 흘렀다(流れた)
[러変則]
이르다 → 이르렀다(至った)
[하다]
하다 → 하였다(文語体) → 했다(した)
공부하다 → 공부하였다 → 공부했다(勉強した)
過去のことは聞かないで,なんて言っていないで…。
過去形の語尾の作り方はいたって簡単です。
用言の語幹末が陽母音か陰母音か選んだあと,それにあわせて 았/었+다を付ければいいんです。
●陽母音の場合の過去形の作り方
잡다 → 잡+았+다=잡았다(捕まえた)
막다 → 막+았+다=막았다(さえぎった)
많다 → 많+았+다=많았다(多かった)
높다 → 높+았+다=높았다(高かった)
●陰母音の場合の過去形の作り方
먹다 → 먹+었+다=먹었다(食べた)
벗다 → 벗+었+다=벗었다(脱いだ)
젊다 → 젊+었+다=젊었다(若かった)
맛있다 → 맛있+었+다=맛있었다(おいしかった)
ㄹ語幹の場合も同じです。
●ㄹ語幹の場合の過去形の作り方
살다 → 살았다(住んだ) 팔다 → 팔았다(売った)
놀다 → 놀았다(遊んだ) 길다 → 길었다(長かった)
멀다 → 멀었다(遠かった)
存在詞 있다(ある,いる)や없다(ない)は있었다,없었다と変化しますが,指定詞이다(です)の場合は~이었다になります。
母音語幹の場合は~였다になります。
●指定詞の場合の過去形の作り方
ここは山だった:여기가 산이었다.
ここは海だった:여기가 바다이었다. → 여기가 바다였다.
指定詞の否定形の場合はどうなるでしょうか?
否定形は現在形が~이/가 아니다ですから~이/가 아니었다です。
発音するときは[아니였다]となります。
아프다(痛い)とか바쁘다(忙しい)のようにㅡで終わっているものも例の要領で活用させてください。
ㅡを取っての直前ㅡの母音を基準にして았어요/었어요をつければいいんです。
아팠어요, 바빴어요になります。
예쁘다(きれいだ)でしたら예뻤어요です。
으語幹の用言のうち르で終わるものがありましたね。
思い出してください。
따르다(従う),치르다(支払う),들르다(立ち寄る)などです。
これらも으語幹のものと同じに考えてㅡを取ってㅡの直前の母音を基準にして았어요/었어요を付ければいいんです。
ですから따랐어요,따랐어요のように変化します。
치르다は치렀다, 치렀어요となります。
しかし오르다(上がる)や빠르다(早い)は「르変則用言」です。
これらは不規則用言ですので 올랐다, 빨랐다のように活用します。
●語末音節の母音の種類による過去形の作り形(1)
(※)は口語体
ㅏ……[ㅏ]
가다 → 가+았+다=☓가았다 → 갔다(行った)
ㅓ……[ㅓ]
서다 → 서+었+다=☓서있다 → 섰다(立った)
ㅗ……[오다のみ]
오다 → 오+았+다=☓오았다 → 왔다(来た)
ㅗ……[오다以外のㅗ]
보다 → 보+았+다=보았다 (※봤다)(見た)
ㅜ……[푸다のみ]
푸다 → 푸+었+다=☓푸었다 → 펐다(汲んだ)
ㅜ……[푸다以外のㅜ]
주다 → 주+었+다=주었다 (※줬다)(与えた)
ㅜ……[子音+ㅜ]
바꾸다 → 바꾸+었+다=바꾸었다 (※바꿨다)(換えた)
ㅜ……[우]
배우다 → 배우+었+다=☓배우었다 → 배웠다(習った)
ㅐ……[ㅐ]
내다 → 내+었+다=내었다 (※냈다)(出した)
ㅔ……[ㅔ]
메다 → 메+었+다=메었다 (※멨다)(担いだ)
ㅚ…… [ㅚ]
되다 → 되+었+다=되었다 (※됐다)(成った)
ㅟ…… [ㅟ]
쉬다 → 쉬+었+다=쉬었다(休んだ)
ㅢ……[ㅢ]
띄다 → 띄+었+다=띄었다(あけた)
ㅣ…… [ㅣ]
피다 → 피+었+다=피었다(咲く)(1音節の場合)
마시다 → 마시+었+다=☓마시었다 → 마셨다(飲んだ)
ㅣ……[지•치•찌]
지다 → 지+었+다=☓지었다 → 졌다 (負った)
치다 → 치+었+다=☓치었다 → 쳤다 (打った)
찌다 → 찌+었+다=☓찌었다 → 쪘다 (太った)
●語末音節の母音の種類による過去形の作り方(2)
[으語幹]
쓰다 → 썼다(書いた)
크다 → 컸다(大きかった,大きくなった)
아프다 → 아팠다(痛かった)
예쁘다 → 예뼜다(きれいだった)
[으変則(으語幹のうち르で終るもの)]
따르다 → 따랐다(従った)
치르다 → 치렀다(支払った)
[르変則]
오르다 → 올랐다(上がった)
가르다 → 갈랐다(分けた)
빠르다 → 빨랐다(速かった)
흐르다 → 흘렀다(流れた)
[러変則]
이르다 → 이르렀다(至った)
[하다]
하다 → 하였다(文語体) → 했다(した)
공부하다 → 공부하였다 → 공부했다(勉強した)
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