병원에서 주사 맞는 것을 좋아하는 사람은 한 명도 없겠죠?
(注射好きの子はいないでしょう?)。
昔,子供のころ,病気になると病院でお尻に注射を打たれました。
「注射を打つ」は何と言うでしょうか。
お医者さんが「注射を打つ」ことは주사를 놓다,そして患者さんが「注射を打たれる」ことは주사를 맞다といいます。注射「1本」は주사 한 대です。
さて,このときにお医者さんが注射を打つ場所はどこでしょうか。
辞書には「お尻」は궁둥이,または엉덩이と出ています。
みなさん궁둥이と엉덩이の違いがわかりますか。
궁둥이と엉덩이は,同じに使えるのでしょうか。
方言では궁덩이,궁댕이,궁데이,궁딩이,また엉댕이,엉디,엉딩이などといわれています。
辞書には궁둥이と엉덩이の区別がこまごまと書いてありますが,多くの韓国人にとって,両者の差はあまり定かではないようです。では,実際にきちんとした使い分けが必要なのでしょうか。
궁둥이というのは,床に座ると触れる肉の厚くふくらんでいる部分(つまり尻の下半分)です。そして엉덩이というのは,腰の下からももの上部までの,尻の上の部分です。ですから座った時に床に触れない部分も含みます。
病院で,お医者さんや看護師さんが注射を打つときに「はいズボンを下ろして!」といいますね。そしてズボンを少し下げた時に現われた部分の肉が엉덩이です。
韓国では注射を打つ前に,看護師さんが手の平でパチンとたたくそうです。
「あ痛っ!」と思う間もなく,すでに注射の針は엉덩이にズブっと刺さっているというわけです。
みなさんは,スタイルのいい子を見て「あいついいケツしてるな」と思ったことはないですか。分かりやすく言うと,この「ケツ」は엉덩이です。
女の子だって,男の子の「尻が格好いい」と思うことだってあるでしょう。
엉덩이といえば,못된 송아지 엉덩이에 뿔 난다.ということわざがあります。直訳すると「行儀が悪い子牛は,尻に角が生える」といいます。牛の角は大人になって生えるものです。子牛には決して角は生えません。このことわざの意味は「子牛のくせに大人のまねをして悪いことばかりしていると,角が子牛の尻に生えてくる」という意味で,「親の言うことを聞かず悪いことばかりしていると,とんでもないことになる」と,子供を戒めることわざです。
同じような意味の言い回しに울다가 웃으면 엉덩이에 털난다(泣いてから笑うと尻に毛が生える)というのもあります。
みなさん。子供のころを思い出してください。
お母さんがお菓子買ってくれないと言って,ワアワア泣いて騒いだことはないですか。
そしてお菓子さえ買ってもらったら,すぐに泣き止んで笑い顔になったでしょう?
何でも自分の思い通りにならなくて,だだをこねる子供に対して「そんなに言うことを聞かないと,お尻に毛が生えちゃいますよ」と子供をしかるときに使う言葉です。
공부는 머리로 하는 것이 아니라 엉덩이로 한다と言う言葉もあります。
机の前にじっと座っていない子どもを注意する言葉です。
おもしろい言い方ですね。
何かしたくてじっとしていられないことを엉덩이가 근질근질하다(尻がむずむずする)といいます。
さて今日は「尻」の付く単語を見てみましょう。
ちなみにこの「尻」の韓国語読みは何だかわかりますか。
꽁무니 고といいます。꽁무니というのは「しっぽ」「けつ」という意味です。
まず思い浮かぶのは「しりとり」ですね。
끝말잇기といいます。
韓国語のしりとりは,ハングルの最後の字を続けます
。例えば,日本語では「かんこく」 → 「くり」 → 「りす」 → 「すいか」…ですが,韓国語のしりとりは한국 → 국수 → 수박 → 박물관…のように続いていきます。
日本語のしりとりは「ん」で終わると負けになってしまいますが,韓国語のしりとりは,何で終わったら負けと言うルールはありません。
しかし次に続かないと負けですので,頭にくることがないハングルで終わるものを探せばいいのです。
“리 리 릿자로 끝나는 말은 괴나리 보따리 댑싸리 소쿠리 유리 항아리.” というおもしろい歌があるのをご存じですか。
2番は“리 리 릿자로 끝나는 말은 꾀꼬리 목소리 개나리 울타리 오리 한 마리.”です。
괴나리というのはレンゲ草,댑싸리は箒木(ほうきぎ)のことです。보따리は風呂敷包み,소쿠리は竹で編んだかごのことですね。
しりとりは「らりるれろ」で終わる言葉をいかに多く知っているかが勝負の分かれ目です。
これは韓国語も日本語と同じ「らりるれろ」で始まる固有語が少ないからです。
ラ行音で始まる言葉は,すべて漢語か外来語です。
韓国語のうちこの리で終わる言葉には,머리, 허리, 다리…と,体に関する単語がいくつかありますので,切り札として使いましょう。
尻餅をつく:엉덩방아를 찧다
帳尻を合わせる:결산 결과를 맞추다:
言葉尻を捉える:말꼬리를 잡다
目尻:눈초리
尻切れトンボになる:시작만 하고 마무리를 못하다, 일을 중도에서 그만두다, 일이 중도에서 그치다.
参考図書:국어 실력이 밥 먹여준다, 사춘기 국어 교과서
(注射好きの子はいないでしょう?)。
昔,子供のころ,病気になると病院でお尻に注射を打たれました。
「注射を打つ」は何と言うでしょうか。
お医者さんが「注射を打つ」ことは주사를 놓다,そして患者さんが「注射を打たれる」ことは주사를 맞다といいます。注射「1本」は주사 한 대です。
さて,このときにお医者さんが注射を打つ場所はどこでしょうか。
辞書には「お尻」は궁둥이,または엉덩이と出ています。
みなさん궁둥이と엉덩이の違いがわかりますか。
궁둥이と엉덩이は,同じに使えるのでしょうか。
方言では궁덩이,궁댕이,궁데이,궁딩이,また엉댕이,엉디,엉딩이などといわれています。
辞書には궁둥이と엉덩이の区別がこまごまと書いてありますが,多くの韓国人にとって,両者の差はあまり定かではないようです。では,実際にきちんとした使い分けが必要なのでしょうか。
궁둥이というのは,床に座ると触れる肉の厚くふくらんでいる部分(つまり尻の下半分)です。そして엉덩이というのは,腰の下からももの上部までの,尻の上の部分です。ですから座った時に床に触れない部分も含みます。
病院で,お医者さんや看護師さんが注射を打つときに「はいズボンを下ろして!」といいますね。そしてズボンを少し下げた時に現われた部分の肉が엉덩이です。
韓国では注射を打つ前に,看護師さんが手の平でパチンとたたくそうです。
「あ痛っ!」と思う間もなく,すでに注射の針は엉덩이にズブっと刺さっているというわけです。
みなさんは,スタイルのいい子を見て「あいついいケツしてるな」と思ったことはないですか。分かりやすく言うと,この「ケツ」は엉덩이です。
女の子だって,男の子の「尻が格好いい」と思うことだってあるでしょう。
엉덩이といえば,못된 송아지 엉덩이에 뿔 난다.ということわざがあります。直訳すると「行儀が悪い子牛は,尻に角が生える」といいます。牛の角は大人になって生えるものです。子牛には決して角は生えません。このことわざの意味は「子牛のくせに大人のまねをして悪いことばかりしていると,角が子牛の尻に生えてくる」という意味で,「親の言うことを聞かず悪いことばかりしていると,とんでもないことになる」と,子供を戒めることわざです。
同じような意味の言い回しに울다가 웃으면 엉덩이에 털난다(泣いてから笑うと尻に毛が生える)というのもあります。
みなさん。子供のころを思い出してください。
お母さんがお菓子買ってくれないと言って,ワアワア泣いて騒いだことはないですか。
そしてお菓子さえ買ってもらったら,すぐに泣き止んで笑い顔になったでしょう?
何でも自分の思い通りにならなくて,だだをこねる子供に対して「そんなに言うことを聞かないと,お尻に毛が生えちゃいますよ」と子供をしかるときに使う言葉です。
공부는 머리로 하는 것이 아니라 엉덩이로 한다と言う言葉もあります。
机の前にじっと座っていない子どもを注意する言葉です。
おもしろい言い方ですね。
何かしたくてじっとしていられないことを엉덩이가 근질근질하다(尻がむずむずする)といいます。
さて今日は「尻」の付く単語を見てみましょう。
ちなみにこの「尻」の韓国語読みは何だかわかりますか。
꽁무니 고といいます。꽁무니というのは「しっぽ」「けつ」という意味です。
まず思い浮かぶのは「しりとり」ですね。
끝말잇기といいます。
韓国語のしりとりは,ハングルの最後の字を続けます
。例えば,日本語では「かんこく」 → 「くり」 → 「りす」 → 「すいか」…ですが,韓国語のしりとりは한국 → 국수 → 수박 → 박물관…のように続いていきます。
日本語のしりとりは「ん」で終わると負けになってしまいますが,韓国語のしりとりは,何で終わったら負けと言うルールはありません。
しかし次に続かないと負けですので,頭にくることがないハングルで終わるものを探せばいいのです。
“리 리 릿자로 끝나는 말은 괴나리 보따리 댑싸리 소쿠리 유리 항아리.” というおもしろい歌があるのをご存じですか。
2番は“리 리 릿자로 끝나는 말은 꾀꼬리 목소리 개나리 울타리 오리 한 마리.”です。
괴나리というのはレンゲ草,댑싸리は箒木(ほうきぎ)のことです。보따리は風呂敷包み,소쿠리は竹で編んだかごのことですね。
しりとりは「らりるれろ」で終わる言葉をいかに多く知っているかが勝負の分かれ目です。
これは韓国語も日本語と同じ「らりるれろ」で始まる固有語が少ないからです。
ラ行音で始まる言葉は,すべて漢語か外来語です。
韓国語のうちこの리で終わる言葉には,머리, 허리, 다리…と,体に関する単語がいくつかありますので,切り札として使いましょう。
尻餅をつく:엉덩방아를 찧다
帳尻を合わせる:결산 결과를 맞추다:
言葉尻を捉える:말꼬리를 잡다
目尻:눈초리
尻切れトンボになる:시작만 하고 마무리를 못하다, 일을 중도에서 그만두다, 일이 중도에서 그치다.
参考図書:국어 실력이 밥 먹여준다, 사춘기 국어 교과서
oceanboyさんという方がいらっしゃったので,湘南の海の近くに住んでいますのであやかってこう名前を付けました。ハンドルネームのことがいろいろと書いてありましたが,自分で自分の名前を付けるのは難しいですね。
韓国には5年ほど住んでいました。
韓国語のしりとりですがㄹで終わった場合には外来語を探さなければならないので,頭音法則を適用するルールもあるようですよ。
でも語頭にリウルが来るだけで十分有効な技ですね!
ぜひぜひ聞きたいものです。
私の落としどころは「이름」です。름で始まる単語はないと思いますよ。
※ 지역과 계층에 따라 무수히 많은 변형이 있음
① 단어는 표준어 명사로 한정하지만, 부사/동사/형용사를 인정하는 경우도 있습니다.
② A가 넘긴 말을 B가 받지 못하면 집니다. 예를 들어, A가 ‘마그네슘’이라고 하면, ‘슘’으로 시작하는 한국어가 없으므로 ‘B’의 패배죠. 하지만, ‘슘페터(人名)’라는 말을 알고 있으면 위기를 넘길 수 있습니다. 이런 예에는 화학 용어에 많은데, 나트륨/이리듐/칼슘 등등이 그런 예입니다. 이런 말이 나오면 놀이가 그대로 끝나기 때문에 외래어는 인정하지 않는 경우도 많습니다.
③ 초성이 ‘ㄹ’로 시작하는 단어인 경우에는 ‘ㄴ’으로 바꿀 수 있다.
예) 이름 → 늠균/ 지뢰 → 뇌관
★ 여러분께서 제시한 ‘리’로 끝나는 말은 ‘리본/리라’ 등으로 받으면 되고, ‘름’으로 끝나는 말은 ③의 규칙을 많이 적용하기 때문에 큰 의미는 없습니다. (제가 일본어를 잘 못하기 때문에 잘못 이해했을 수도 있습니다.)
★ 한국 ‘끝말잇기’ 필승 단어를 가르쳐 드리겠습니다.
ㆍ 살갗/치읓/기쁨/부엌 등
‘엉덩이에 뿔 난다’는 잘못된 것을 고쳐 주려는 훈계의 의미를 갖지만, ‘엉덩이에 털 난다’는 그런 의미가 아니라, 단순히 아이를 놀리는 것입니다.
또한 “울다가 웃으면 엉덩이에 털 난다.”는 원래 "울다가 웃으면 똥구멍에 털 난다"입니다. 하지만 '똥구멍'이란 말을 쓰기 거북하니까, 이를 '엉덩이'로 바꾼 것이죠. 참고로, 이 말은 아직 사전에서 관용구로 인정하지 않았습니다. (엉덩이에 뿔 난다는 인정)
문제 하나 드리죠.
한 단어로 붙여 쓰는 ‘뿔나다’와 띄어 쓰는 ‘뿔 나다’의 차이를 아시나요?