トマトの美味しい季節になりました!
シェフがお気に入りのとっておきの食材!
北九州若松の水切りトマト。
以前もこのブログでご紹介しましたが、福岡市内の方では、なかなかお目にかからないこの若松トマト。
常連のお客様が、「大切な人にしか紹介したくない」と言って、ご紹介いただいたトマト。
しかも大庭さんという生産者さんの作った若松トマト。
その評判が良く、若松のJAでは、トマトの箱に生産者「大庭さん」のお名前が記載されたものから売れていくそうです。
実際に大庭さんにお会いして、その人柄に惚れ、味に惚れ、
信念を聞き、その方の考え方に共感し、尊敬し、
「美味しさの秘密」を知り、
トマトの季節になると
特別に直送していただいている、とっておきの食材です!
「若松水切りトマト」
驚くほどの甘さ。
手間暇かけて作られたトマト。
その甘さの秘密は水加減。
トマトに与える水の量を、ギリギリまで減らし、枯れない程度に水分をおさえることで
トマトの生命力を最大限に引き出し、甘さを極限まで引き出す。
通常のトマトは温かい環境で、水も十分に与えて育て、苗付けから3か月で収穫できるそうですが
若松水切りトマトの生育期間はその倍。10月に苗付けをして、ギリギリの水を与え、
冬は暖房を入れて気温が8度以下にならないように保ち、収穫。
そうやって極限状態を長く保つことで、トマトの生命力が実に集まり、この甘味が生まれるそうです。
手間暇をかけるうえ、若松という土地は、潮風が吹き、土壌にミネラルが豊富。
北九州で一番降雨量が少なく、果物づくりなどに適した恵まれた大地なんです。
甘味をギューッと閉じ込めた「若松水切りトマト」
通常のトマトの糖度は5~6度。
「若松水切りトマト」は糖度が9度以上。
小振りですが、果肉がたっぷりと詰まったトマト。
ですが、甘いと言ってもフルーツトマトではありません!
原種が桃太郎トマトというところが驚きです!
甘味と酸味のバランスが良く、トマト本来の味と香りが凝縮した「THE・トマト!!」
驚きの美味しさです。
そんなトマト本来の美味しさをストレートに伝えるシェフの一皿!
「若松水切りトマトのクーリー、セミドライ、
モッツアレラチーズとバジルのエスプーマ、熟成蛸、トマトのグリッシーニ」
ぜひ、この季節にお楽しみくださいませ!