かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

969 しまつとけちの金銭感覚!

2014-02-02 | 2013立冬~
 暖かい一日でした)^o^(。

 NHKTVの、朝ドラと日曜夜8時からは定番の視聴ですが、日曜の「軍師官兵衛」は、前の姫路の城を中心にした播州地方の勢力図のありさまや奥方光(てる)が私が通っている加古川の出と言うこともあって関心を持って楽しんでいます。

 今日(2月2日)放映の場面では、しきりに「始末とけち」の言葉が出ていました。 しばらく前の朝ドラの「ごちそうさん」では大阪の西門家に東京から嫁いだめ以子が大阪流の始末精神に戸惑った様子が出ていました。

 けちという言葉からは、何かマイナスイメージが感じられて、たぶん恋人から言われたら先の見込みがないような感じがしますが、しまつという言葉のニュアンスはもしかしたらあまりポピュラーじゃないかもしれないです。

 消費税が3%上がるので、買いだめがあるというニュースが見られますが、周りをちょっと見ると、数万円の電気機器がタイミングや方法を工夫すれば1~2割安価に買えるのは珍しくなく、小さくは映画や株主券を売っている金券屋さんや、携帯電話の電話料なら流行のLineや楽天電話の活用などで半額や数十%の節減は直ぐにできますが、こういうことには無頓着なのが美学という人も多いようです。

 一方、大阪に住んでいて良く聞くのは、大阪の先人は、普段は始末をしながら使うべき時は惜しみなく世のために私財を出すということでした。私財を投じて道頓堀川を掘削した安井道頓、大阪大学文系学部の源流になった懐徳堂は大阪商人が設立した私塾であったこと、株式仲買人の岩本栄之助の寄付によって建設された中之島公会堂、戦後に市民の寄付を集めて建設された今の大阪城などのことを良くうかがいます。





現代でも、サントリーやブリジストンの美術館、メセナの一環で企業が行う植樹や音楽公演への支援などの社会貢献事業、育成基金の創設などいくつもありますが、欧米では大学への個人の寄付が大きな収入源になっていると聞いたことがあり、日本は公共のために私財を拠出するという風潮が薄いんじゃないかとふと思ったことがあります。

 でもま~、かずさんなどはその日の暮らしに追われかねない状態で、東北震災への寄付もほんのわずかしかで唇寒しですね(^_^;)。
 明日は節分で明後日は立春、季節が改まる前の放言と言うことで・・・。

:::::::::::::
 今日は、受講している学校の単位認定試験がありました。半年毎に、しばらく前からピリッと引き締まって机に向かう時間を持ちますが、終わった後の開放感は得難いものがあります。
明日午後から、気温が下がって真冬に戻るみたいです、暖かくしてまいりましょう。 
 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿