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日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

ボヘミアン今村

2019年02月20日 23時20分03秒 | Weblog
今日は休みだった。

休みってのは仕事が休みって事だ。
仕事って何や?生きる為にやる事だ。それ即ち金儲けである。
俺はあまり金に執着がない。
無ければ無いでどうにかなろうもんの精神なんだが、金が無いと酒も飲めんし映画も見れん。
だから働いている。子供の給食費を払わなければいけない。
話は逸れたが、俺は今日休みだった。
休みってのは自分の好きな事をしたり疲れた体を休める為にある。
だが俺の現状は仕事で家族を養い、我が本来養いたい音楽の追求の為に休みがある。
休みこそ俺の時間であり、休みこそ最大の栄養になるのだ。
って事で俺は本当に休んでいる感覚ってのはパチ屋で寄生獣を打ってる時くらいしか無いのである。
だが、今日は嫁さんも休みだったのでそれらを上手くブレンドした形の休日だった。

レディースデイって事で噂のボヘミアンラプソディーを夫婦で観に行って来た。

俺が想像するボヘミアンラプソディー(以下ボヘとする)はミュージシャンの苦悩であったり、
人間関係を切々と撮った映画って思っていたのだが、違った。
ネタバレになるかも知れんが俺もその片鱗を齧った事のある一杯お客さんのいる前で
歌う時の覚醒した感じ、即ちフロントマンの「悦」を撮った作品であった。

言いたい事があれば相手が一人だろうが石だろうが空気だろうが言えばいいのだが、それを何万人って規模のオーディエンスが
「たまらん」ってなってる時、一番たまらんのは歌っとる本人なのよってとこが共感できたし、ゾワゾワした。
前の文章でも触れたが、俺は幼い頃から人前でなんかやるとか、自分の言った事に友達が共感してくれる事に対して「悦」を感じていた。

自分はそうじゃ無いっすって方もいらっしゃるだろうが、俺は自分が思った事をなるべく多くの人に共感してもらう事に悦を感じる病気なんでしょう。
病気ですね。
じゃあ今どうやって事なんだが、足りん。もっとだって思っているし、「じゃあお前が言いたい事ってお前が歌にまでして言いたい事ってこれ?」と
自分に問いかけているビミョーな時期でもあるんです。

まあヨカ。

今日はとにかく春の気配がする奥渋谷〜東宝シネマズルートを満喫し、ボヘに感動し、天一食らって帰ってきた。
嫁さんと映画観に行くのは何年ぶりだろうか。
俺の記憶だとセカチューをノリで観に行ったのが最後なので17年ぶりぐらいじゃないかな。

帰って来て俺は数日後に控える我がイベントに向け一心不乱に練習。
これは練習である。創作では無い。
何かを生み出そうって行程ではなく、ちゃんとやる為の準備だ。フレディー先輩もやっとったでしょう。
で、フレディー化した状態でマイフレンド向井君から電話が来て最高の飲み屋であーだうーだ語り合った。
丁度いい時間で切り上げて家に戻り。

この文章を書いている今現在、長男ハルが部屋でキレている声が聞こえてくる。

何かが上手くいかないのだろう。
俺はちょっと手を止めて部屋の様子をうかがう。


・・・・・・・・・・

ハルがキレているので訳を聞いたら「ソウちゃんのイビキがスースー言って眠れない」との事だった。
早よ寝ろって気持ちと同時になんか分かるわ、他人のイビキがうるさいと気になってねれないよなあって気持ちになって
俺はソウちゃんを布団ごとダイニングに移動し、この文章を再開している。
これでハルはグッスリ寝れる。ソウちゃんは熟睡しているので起きない。解決。俺は正しい判断をした。


俺は明日の朝、ソウちゃんが起きた時の事を想像しながら寝る事にする。
無意識の間に場所が変わっているので起きた時「俺何でダイニングに寝てるんだろうか」と絶対に思うだろう。
いい経験だ。
経験こそが糧だ。自分で体験した事、その目で見たもの、その鼻でかいだ匂い、耳で聞いた音。
その全てが糧だ。
そして、それで何を感じたか。その感じた事をどう表現するかが芸術家の仕事だ。

俺も仕事をしたい。芸術家の仕事をしたい。
ありのままを歌にしたい。感情を直接的にサウンドにしたい。
そう思うと俺は年中無休なのである。

そろそろ寝よう。おやすみ。

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今村竜也ライブスケジュール


02/23(土)下北沢ちょ美ひげ
w/高哲典-Akinori Taka-

02/26(火)西荻窪ARTRION
w/福原正登/山とケ

03/23(土)下北沢BAR?CCO
w//中島キオ/itoshigeo

詳細→ http://imamurasyouten.wixsite.com/imamuratatsuya


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