
一昨日、安倍首相は全国に緊急事態宣言を出した。わが県は、外出自粛を県全域に要請された、
民間の飲食店や集客・娯楽施設に対する休業要請までは出されていない。公的機関図書館、スポーツ施設は既に使用制限がされている。
次第に身も心も縛られているような錯覚に陥る!
そんな中、県議のUさんのお話を聞いた。
「今,進められている国・県の地域医療構想実現に向けて、2025年(令和7年)を目途に、国は医療機関の再検証を要する病院を実名を挙げて公表した。
わが県は、13機関あげられた。その内、公的医療機関が10機関だ。医療の不採算部門を担わざるを得ない公的医療機関を切り捨てることは、
さらに医療格差を生みかねないし、医療過疎を助長する事に繋がるのではと心配しているところだ。
このような状態の中で起こったコロナ感染だ。日本の検査体制の脆弱さや、医療崩壊危機など、先進国と自負していたことが、そうではなかったと
思い知らされる状態だ。高度先進医療に力を注ぎ、公衆衛生の基本をないがしろにして切り捨ててきた結果がいま問われているように思えると。」
まさに同感だ。
難しいお話だったが、自分の予防対策は勿論の事だが、国の公衆衛生対策・医療対策の課題や問題を知ること、どうすべきか考えることが重要だと思う。