
雨の日だ。どこにも行けず、巣ごもりとなる。
岡山のコロナ感染者は少しずつ減少の感ありで、今日は50人を切った。このまま減少してくれればと願う。
朝寝をし、ゴロゴロして過ごす。
こんな日は、録画していた映画を見ることだ。

映画館で見損ねていた韓国映画「タクシー運転手~約束は海を越えて~」だ。
1980年、光州事件を映画化したもの。全斗煥らのクーデターと、金大中らの逮捕を契機に、クーデターに抗議し
民主化を求める学生や市民に対して、戒厳令を敷き軍による激しい弾圧が行われた事件。
死者 154人 行方不明者70人 負傷者1628人といわれている。
情報は隠され、単なる学生の行き過ぎたデモと報道されていたが、ドイツの記者が真実を報道するために光州に。
タクシーの運転手とともに、光州事件に巻き込まれ、軍に追われながら取材し世界に報道した実話を映画化したものだ。
民主主義は戦い勝ち取るものだと改めて思った。一気に画面に吸い込まれた。
重たい映画だったが、光州事件をもう一度学び直す機会になった。歴史は繰り返すと言うが、ミャンマーも、日本もしかりだ。
