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自民党県議団が、「岡山県家庭教育応援条例(案)」を県議会文教委員会に提出。
6月議会での採択を目指しているようだ。県は、現在パブリックコメントを募集しているとのこと。(6月14日まで)
内容を見てびっくりした。
「少子化や核家族化の進行、地域のつながりの希薄化など、家庭を支える環境が大きく変化し、
家庭や地域の教育力の低下が大きな問題となっている」とまことしやかに現状を憂いそのために
県・市町村、教育機関、地域住民、地域活動団体、事業所等が、一体となって家庭・教育を支援するというもの。
家庭や子育てを担っている女性を支えるためという。
国家や行政が家庭に介入することを目指すように思われる。
この案を読んで、一番に思ったことは、戦前の家父長制度を再現させるのでは?
戦争遂行のために、家庭を、個人を縛り自由を奪った様々な条例や規則を思い浮かべた。
ちょうど今、半藤一利の「昭和史B面」の昭和14年、15年の歴史を読んでいるところだが、
アジア・太平洋戦争直前の国民生活や意識を法令や規則でどのように変えていったかを読んでいるところ、
今だされている条例案が重なってしまう。思い過ごしでないことを祈るのみだ。
是非、県のホームページを見て考えて欲しいと思う。パプリックコメントにご意見を出して欲しい。
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