HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

年末年始に購入した中古ビデオ(2)

2007年01月09日 | 中古ビデオ

 今回は我が愛すべき香港クンフー映画編。

 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアンモンキー』本家『黄飛鴻』シリーズが大当たりしたので製作された《番外編》。スタッフも豪華で製作は本家と同じツイ・ハーク、監督はユエン・ウーピンという大盤振る舞い。
 最初にレンタルで観たときは、まぁ、良く出来たクンフー映画としかの感想しかなかったのだが、海外版のビデオ予告で改めて観たときにドニー・イェンの蹴りの速さに衝撃を受けちょっと見直した次第。

これまた番外編の『天地笑覇』は、スタッフも製作会社もまったく違う言わば“バッタもん”。ウォン・フェイフォンを武術の出来ない弱虫とし、弟子たちの力でカリスマとして存在いているという設定が面白い。
 日本での知名度の関係で、ジャケットは主役のアラン・タムよりも敵役のレオン・カーファイがデカデカと出ているのがちょっと悲しい。

 『ツーフィンガー鷹』は日本では『チャンピオン鷹』に続く主演第二作として東映系で公開された。当時(高1)はあんまりクンフー映画に興味が無かったので何かのついでで予告編だけ観た記憶がある。10年後ぐらいにレンタルで借りて観たとき、ユン・ピョウよりもクァン・タクヒンが目立っていたので、「あぁ、これって黄飛鴻ものだったのか!」と驚いた。意外なところに黄飛鴻はあるもんである。ただ我々日本人が知らなかっただけなんだけど。

 最後は『天地覇王』。『黄飛鴻』シリーズをジェット・リーが降板したため、新たにウィン・チャオを主役に迎え製作された本家『黄飛鴻』シリーズ第四作。本編が始まる前に“新・黄飛鴻”ウィン・チャオが演武と共に大々的に紹介されているので「期待されてるな、こいつ」と思った。
 中身は印象としては黄飛鴻シリーズの1~3を一つにまとめたような感じ。憎き外国人は出てくるわ、新興宗教はでてくるわ、獅子舞はでるわで見所盛りだくさんだ。今作は前作のようなドラマでも魅せるアクション映画ではなく、小難しい事考えずに目の前で繰り広げられる派手なアクションを楽しむポップコーン・ムービーなのだ。

 さぁて、今年は何本“迷える”中古ビデオを救済する事が出来るやら…?
コメント
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