わが国ではインド映画に関する情報が少なすぎるので、たまぁに「何か買ってみよう」と思った時にジャケット写真を見て、どんな映画なのか?を無い知識で想像し(タイトルだって英語題やなくヒンディー語のアルファベット表記だから全然!)、結果行き当たりばったりで購入することが多々ある。向こうで話題になっていたり、わが国でも真っ先に見た人のレビューがweb上に載ってたらまた別ですが…
そんなわけで正月に勢い余ってインド映画DVDを2枚購入したワケですけど(『ACTION REPLAYY』は別)、一枚目が『The WARRIOR』という、勇壮なタイトルとは裏腹な文芸映画で「失敗した」んですけど、もう一枚の『NAKSHA』(2006)というのが中々よくて、ちょっと紹介してみようかな?と思った次第であります。
アクションものは数あるボリウッド映画でも、その1ジャンルである《冒険》ものは極めて珍しく、『ナショナル・トレジャー』(2004)や『トゥーム・レイダー』(2001)に代表される新感覚ハリウッド製アドベンチャー映画の影響がヒシヒシと感じられます。
古代の王が着用した《神の鎧》の在り処を巡って、悪党グループと彼らに父親を殺された異母兄弟プラス女子大生が戦うという内容で、CG特撮や大規模なアクションシーン満載で作品全体はいい雰囲気ではあるのだが、一本筋の展開は『インディ・ジョーンズ』の頃から(もっといえば連続活劇の時代から)変わってなくてちょっと平凡かな?まぁ、悪党グループを追跡するのに激流をゴムボートで下って追っかけるというムチャな場面があって面白いですけどね。
この作品も上映時間は2時間ちょい。往年のインド映画を観てきた者としては「短いかなぁ?」と思うが、これ以上枝葉つけると収拾つかなくなるので(予算的にも)こんなもんでしょ。そのせいか劇中歌も4曲だけだったし。したがってこの作品はインド映画として括らずに、普通に《秘宝アドベンチャー映画》として観賞するのがベストな方法だと思いますよ、ハイ。
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