ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ご意向の波紋(2)・・・こんな迷案

2016年07月15日 18時27分24秒 | その他
 外遊、入院などの臨時の事態には天皇陛下ご自身が代行者に国事行為を委任する事が出来、また、ご重態の折などには皇室会議が摂政を置くことを決められます。

 しかし、これらのケースでは「ご高齢」を想定しておらず、ご意向に沿えるよう皇室典範などの改正を検討するための議論が今後進むものと思います。しかし、なぜか時間がかかると言われます。確かに「ご高齢」なるものをどのように文章で定義するのか?

 このような仕組みが作られたのは、天皇陛下のご威光を重んじつつも戦前のように大権が悪用される余地をゼロにしたい意図が働いていたためとも想像されます。

 ところで、世の中によくある署名捺印は本人が名前を自分で書き自分で判を押す事であり、記名捺印の場合には名前が既に印刷されていますから、自分で捺印のみを行ないます。

 その捺印、私が在籍した会社では、社長印は社長の手許には無く、押す場合には社長印を管理する監査役が押していました。従って、記名捺印の契約書の場合には社長の手を通りません。

 天皇陛下の場合は御名御璽と言い、御名の方は陛下ご自身が毛筆で署名されますが、御璽の方は宮内庁職員が大きな判を押すものと聞きます。

 つまり、勝手に誰かが捺印して公文書偽造や私文書偽造に相当するような問題が起きない仕組みが確保されていれば、本人以外による押印もあり得ます。

 そこでここ当分、天皇陛下がご臨席され、署名は皇太子殿下がなされるのはいかがかな。天皇陛下がその場で指揮監督なさることになり、天皇陛下の御意志があるのは明らかと思います。ご臨席は必要になりますが、実際に動くのが他の方なので幾らかでもご負担が軽減されるのではと思います。

 種々の国事行為についてもご臨席を要件にした上で同様の工夫が可能になるものと思います。勿論条文上の根拠は必要と思いますが、ご臨席なしの委任とは違うので、法律の大改正の必要は無いのではと言う気がします。


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ご意向の波紋

2016年07月14日 21時30分15秒 | その他
 報道機関が一斉に伝えましたので、ご退位のご意向は確かなものであったと思われます。ご近所の同年齢の方よりもはるかにお元気にお見受けしますけれど、ご自身の思いはかなり違うものなのかも知れません。

 現在は象徴天皇の国事行為は列挙された範囲に限られ、いかに天皇陛下であっても政府に対して要望する事は出来ず、そのためご意向として外部に公表されたものと思います。

 ご年齢を考えれば、例えば会社の社長なら社長職を息子に譲り、会長職に退いている方も多いかと思います。しかし、ご退位の規定が無かったため、ご意向に沿うためには皇室典範を改正する必要があります。

 歴史的には恣意的なご退位があったり、お世継ぎ問題が発生する可能性もあったからなのでしょう。現在では「君臨すれども統治せず」が確立していますので、ご退位が可能になるよう皇室典範を改正するのが望ましいと思います。

 ただ細かく考えると会社の定年のような一定年齢でご退位と言うのもおかしいと思いますし、いずれにせよ、日本国民の総意に基づくものでなければなりません。


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高価な楽器が売れなくなる日

2016年07月13日 05時31分09秒 | ヴァイオリン
 鳥越俊太郎氏の立候補表明は意味不明。もっとご自身の感覚が冴えていた時代に政治の世界に飛び込むべきだったのではと残念に思います。

 11日に投稿した「日本の経済規模の縮小」に関連して極めて瑣末的な事ながら、仮にそうなら高価なヴァイオリンの売れ行きは今後どうなるのか。

 ヴァイオリン人口がどれくらいなのかはともかく、高価な楽器を買うのはそのうちの一握り、分かりやすく言えば富士山の頂上付近に位置する人達と思います。財団などから貸して貰える人も居るそうで、これはその上の雲の上のケース。

 資産家であるなど資金に余裕が有れば、子弟に高価な楽器を買い与える事も可能になりますが、私がかつてそうであった給与所得者の場合、人件費の抑制、同一労働同一賃金などが実現すると、給与の伸びが期待できす、高価なヴァイオリンの購入資金をひねり出すのは難しくなると思います。

 ヴァイオリンで奏でる音楽のジャンルは様々とは言っても、やはりクラシックがメイン。クラシックの範疇でも新作はありますが、大半は古い作品の再演にすぎず、新味の点ではやはり不利。長期的にはクラシック音楽も衰退すると思います。

 それにヴァイオリンは取り組むのが難しい楽器と思います。なにしろ超アナログの世界。他人様に聞かせられるようになるには長時間を要するか、時間をかけても不可能かのいずれかで、単なる手すさびの対象とはなりにくい。

 音楽大学でヴァイオリンを専攻したいと思っても入学するのが大変。一般の大学なら、例えば法律に無知でも法学部に入学でき、入学後に法律を学べば全く問題はありませんが、ヴァイオリンの場合、音楽大学に入学する際に弾けないと言う事はあり得ません。顔に花が有れば入れたと言う昔話は多分宝塚音楽学校ではなかったかと思います。

 少々強引に結論を急ぐと、このようなネガティブな要素の多い中で、今後も高価なヴァイオリンは売れるのかと言えば甚だしく疑問があります。長期的に値崩れして行くのではないかな。そのうち有名ブランド半額セールと言う事態にでもなれば、私も駆けつけます。折しもサマージャンボが販売されていますので、急ぎ買って来ました。


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鳥越俊太郎さん

2016年07月12日 19時41分09秒 | その他
 都知事選に向けた立候補表明もそろそろ最終段階。大物ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が名乗りを挙げました。

 以前コメンテーターとして活躍していた人で、現実的な良識派ではないかと思います。政治を近くで見ていた人なので、知識は豊富と思います。

 ただ一つ「参院選挙の結果に危機感を抱いたので・・・」と言う立候補の理由がおかしい。

 これだけの人なら参院選挙の結果を予想できた筈で、仮に改憲勢力が3分の2を上回ったのが危機と感じたのは、改憲反対の立場の人であるなら分かるとしても、ジャーナリストならもっと早く予想できただろうし、参院選挙に出る事だって出来た筈。

 しかも国政の危機を都政で解消したいと考えるのは、取り組むべき対象が違いますから、こう言うのを何と言うのかな。「江戸の仇を長崎で・・・」が近いのかな。都民ではないので発言権は有りませんが、都政に名を借りて実は国政の批判に熱心であったら、都政がお留守になるのではないか。果たして都民がそれを望むだろうか?


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経済規模縮小に備える

2016年07月11日 16時34分52秒 | その他
 参院の次は都知事選。個性が強いと言う事を聞かずに勝手に動くし、言う事を聞く人では人気が出ないので票が集まらない。参院選の選挙ライブも終わったのだから池上彰を出せば決まり。

 それはそれとして既に始まっている日本の人口減少。やがては経済規模の縮小を招くのではと危惧しております。杞憂であればと思いますが。

 政府・与党や日銀は相変わらず経済成長を追い求めているようだし、野党は国民に迎合して消費税率を上げるのに反対、社会福祉予算はどこからか湧いて来るような口ぶり。いずれも極めて無責任と思います。与野党問わず高収入の政治家が多いからではないかと言いたくなりますね。

 労働力の指標の一つになり得る高校の卒業者数は既に減少しています。意外にも大学の数は増えていて大学生の数も減っていませんが、これは進学率向上と外国人受け入れに走る一部の私大のせいと思います。現実に日本人の大学生数が減るのを見れば誰もがあわてる筈。

 人口が減少すればGNPも減り、自動車や住宅の販売数が減るのは勿論、売り上げ減となる企業は全産業に及びます。また単にそれだけでは済まず、経済全体が萎縮して慢性的な不況に陥り、活気が失われます。税収も減りますから社会福祉に回すべき予算に影響が及ぶ事も考えられます。

 少々悲観過ぎるかも。そこで。

 経済規模が毎年発展すると言う前提で規模の拡大のみを考えている企業は危ない。設備投資をする際には低成長を意識し、万一の場合には損失を最小にしつつ規模の縮小が可能になるよう、考慮しておくべきと思います。

 一般の家庭でも、「財産の3分の1は投資に回すべき」などの金を吸い上げたいがためのインチキ情報に踊らされる事の無いよう、また自信の無い人は投資をしてはいけません。証券会社などが投資のリスク(=危険)を投資家に予め知らせるようになって来ているのは、危険性が高まっている事を意識しているからとも言えます。


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