尖閣諸島問題
結果を見ると、日本人は如何にぼやっとして今まで過ごしてきたか。無為無策と言っても良い。むいむさくでないなら相手国は遙かに外交に長けている。レアアースで首根っこを押さえられ、騒いでいる。何ともお粗末な話。それがダメならこれがあるという備えがない。外国から輸入している場合何らかの事情でストップすることは現実にあることだ。政治が何とかしてくれるだろうなんて甘い考えがどうして通用するのか。表面は仲良くしていても腹の内を今回の件で中国はさらけ出した。いわゆる戦略的互恵関係である。
草木もなびいて中国へ生産拠点を移したが、あと十年も経てば技術も製造も販売もそのままにして中国へ進出した企業は裸で放り出されるだろう。これは決して非現実的な話ではなくて、今回の出来事を見れば将来十分起こりうる事態である。
経済力を背景にした政治力の格段の実力で、日本は無理難題を押しつけられるだろう。
尖閣問題では安保でアメリカが守ると言うことにはなっているが、それは建前で実際にはアメリカ議会、や大統領の判断で今回のようなことが起こっても、動いてくれるかどうかは判らない。安保は自動発令ではないからだ。直接攻撃を受けた場合は別だが、中国もそんな危険な方法はとらず圧力と脅しで日本から何かを奪っていくだろう。日本のトップリーダーは政治家にしても、企業経営者にしてもその辺の用意と覚悟はあるのだろうか。
中国に丸裸にされないうちに、何か手を打つべきだ。少々の利益のために最後には全てを失うことのないように今から戦略を立て実行すべきだ。
目立たないケースではあるが、過去にこれに類した考え方で一方的に中国によって裸にされた実績がある。小さな事件でたいていの人は知らないと思うが、中国人は我々の意表を突く考えを持っており、恥知らずの行動をとることが多い。
それは日本人がお人好しだからである。一歩踏み込んで言うなら、お粗末、バカと言うことである。
これだけの国力を持ちながら、今回の結末を見れば判るだろう。
戦略的互恵関係の中身は何なのか。今回の件でよく分かっただろう。
賃金の安さだけを求めて、海外をさまよう企業は何れつぶれる運命にある。既に為替でアメリカと中国に締め上げられている面がある。それはどこに移転しても多大な影響を受ける。
特に思うのは永年人と金と時間をかけて築いてきたノーハウがここ十年くらいの間に外国に奪われる姿など想像もしたくないが、今のままではおそらくそうなるだろう。
今は中国は日本の力を利用して国力の充実をはかるという目的のためにおとなしくしているだろうが、そのうちに必ず本性をむき出しに出すだろう。それに対する備えは?国として対策や戦略があるのか。今後力を付けるに従って中国の発言力をますだろう。それが受け入れられるものばかりとは限らない。いや日本にとっては無理難題とうつる言いがかりが、多いだろう。なぜなら中国流の解釈では戦略的互恵関係とは、日本や国際世論と正反対の中身だからである。
それよりももっと恐ろしいのは、食料自給率の低さである。何らかの事情で食料輸入がストップされたら一体どうなるのか。国内に生産力がないなら仕方がないが、農業を基盤整備で思い切った食料自給率を確保する国策を講じておかないとその深刻さは、今回の比ではない。農家の個別保証なんて事を今後続けるつもりであろうか。それで農業問題が解決するのだろうか。
高齢化少子化時代を迎えて、旧来の農家経営が成り立たないのは、火を見るより明らか。抜本的な農業改革を行わないと農地は原野に還っていきつつあるのが現状だ。
日本のトップリーダーはどうしてこれほどバカそろいなのだろう。鳩山は現実離れした宇宙人だし、小沢は子分140人をつれて中国詣り。小沢個人にとっては親分気取りで実力を示したのかも知れないが、中国側から見ると、いよいよ日本も中国に頭を下げる時代、すなわち朝貢的態度をとるようになったか、と内心ほくそ笑んだことだろう。はしなくも小沢は中国の軍門にくだった事を中国人に印象付けた。そう言うことを計算に入れて小沢は行動しているのだろうか。馬鹿な奴だ。
日本の恥さらしだ。
結果を見ると、日本人は如何にぼやっとして今まで過ごしてきたか。無為無策と言っても良い。むいむさくでないなら相手国は遙かに外交に長けている。レアアースで首根っこを押さえられ、騒いでいる。何ともお粗末な話。それがダメならこれがあるという備えがない。外国から輸入している場合何らかの事情でストップすることは現実にあることだ。政治が何とかしてくれるだろうなんて甘い考えがどうして通用するのか。表面は仲良くしていても腹の内を今回の件で中国はさらけ出した。いわゆる戦略的互恵関係である。
草木もなびいて中国へ生産拠点を移したが、あと十年も経てば技術も製造も販売もそのままにして中国へ進出した企業は裸で放り出されるだろう。これは決して非現実的な話ではなくて、今回の出来事を見れば将来十分起こりうる事態である。
経済力を背景にした政治力の格段の実力で、日本は無理難題を押しつけられるだろう。
尖閣問題では安保でアメリカが守ると言うことにはなっているが、それは建前で実際にはアメリカ議会、や大統領の判断で今回のようなことが起こっても、動いてくれるかどうかは判らない。安保は自動発令ではないからだ。直接攻撃を受けた場合は別だが、中国もそんな危険な方法はとらず圧力と脅しで日本から何かを奪っていくだろう。日本のトップリーダーは政治家にしても、企業経営者にしてもその辺の用意と覚悟はあるのだろうか。
中国に丸裸にされないうちに、何か手を打つべきだ。少々の利益のために最後には全てを失うことのないように今から戦略を立て実行すべきだ。
目立たないケースではあるが、過去にこれに類した考え方で一方的に中国によって裸にされた実績がある。小さな事件でたいていの人は知らないと思うが、中国人は我々の意表を突く考えを持っており、恥知らずの行動をとることが多い。
それは日本人がお人好しだからである。一歩踏み込んで言うなら、お粗末、バカと言うことである。
これだけの国力を持ちながら、今回の結末を見れば判るだろう。
戦略的互恵関係の中身は何なのか。今回の件でよく分かっただろう。
賃金の安さだけを求めて、海外をさまよう企業は何れつぶれる運命にある。既に為替でアメリカと中国に締め上げられている面がある。それはどこに移転しても多大な影響を受ける。
特に思うのは永年人と金と時間をかけて築いてきたノーハウがここ十年くらいの間に外国に奪われる姿など想像もしたくないが、今のままではおそらくそうなるだろう。
今は中国は日本の力を利用して国力の充実をはかるという目的のためにおとなしくしているだろうが、そのうちに必ず本性をむき出しに出すだろう。それに対する備えは?国として対策や戦略があるのか。今後力を付けるに従って中国の発言力をますだろう。それが受け入れられるものばかりとは限らない。いや日本にとっては無理難題とうつる言いがかりが、多いだろう。なぜなら中国流の解釈では戦略的互恵関係とは、日本や国際世論と正反対の中身だからである。
それよりももっと恐ろしいのは、食料自給率の低さである。何らかの事情で食料輸入がストップされたら一体どうなるのか。国内に生産力がないなら仕方がないが、農業を基盤整備で思い切った食料自給率を確保する国策を講じておかないとその深刻さは、今回の比ではない。農家の個別保証なんて事を今後続けるつもりであろうか。それで農業問題が解決するのだろうか。
高齢化少子化時代を迎えて、旧来の農家経営が成り立たないのは、火を見るより明らか。抜本的な農業改革を行わないと農地は原野に還っていきつつあるのが現状だ。
日本のトップリーダーはどうしてこれほどバカそろいなのだろう。鳩山は現実離れした宇宙人だし、小沢は子分140人をつれて中国詣り。小沢個人にとっては親分気取りで実力を示したのかも知れないが、中国側から見ると、いよいよ日本も中国に頭を下げる時代、すなわち朝貢的態度をとるようになったか、と内心ほくそ笑んだことだろう。はしなくも小沢は中国の軍門にくだった事を中国人に印象付けた。そう言うことを計算に入れて小沢は行動しているのだろうか。馬鹿な奴だ。
日本の恥さらしだ。