日々雑感

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宇宙の意志

2010年09月28日 | Weblog
宇宙の意志

宇宙には、森羅万象あらゆるものが、あるがままに存在するのではなく、それが生成発展する方向で動かして行く流れ、すべての物を成長を発展させるような進化を促して行く流れがある。

つまり、無機質な法則というよりは、宇宙にはすべての物を生成発展させ、進化させていく意志が存在する。

だから人間は肉体が滅びても、宇宙の意志という存在のベースになるものは、滅びない。宇宙の意志の存在に確信を持っている以上肉体の死はそのまま人間の死を意味しない。

以上は、稲盛和夫先生の物の見方である。これに自分の考えを少し付け加えてみたい。

1,宇宙の意志、それを私はサムシンググレートと呼びたい。神と言ってもいいし、絶対者と言い換えてもいいだろう。

2,そういうものの中に、我々の生命現象は生じている。つまり、人間は主体的感覚を持って生きてはいるが、そのじつ生命現象を支えているのは、サムシンググレートではないだろうか。

3,作曲家、服部良一先生は自分の作曲活動を通じて、この絶対者の存在を確信している。というよりは絶対者に導かれて、自分の作曲活動があるという。

4,僕もまた、作曲をする時に、何か不思議な力を感じることがある。
 それは、稲盛さんの言う宇宙の意志、僕の言葉で語れば神の存在とか。神に導かれてとかいうことになる。これは理屈上の事ではなくて、実際に自分が実感することである。

そういう実感がある人は稲盛先生の説に賛成あるいは理解を示すだろうが、実感のない人は、こういう考え方は単なる頭の産物として深く考えることなく済ませてしまうだろう。
それにしても万人が納得する真実とはなに何だろう 。