日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

2010年09月29日 | Weblog


一度読んだ本でも、捨てたらもったいないと、本箱につんでいたら、本があふれかえった。
整理しても整理しても、量が多すぎて、簡単に収まりが付かない。

そこで、古本を売ることにした。僕の場合、本を読むと必ずコメントを書いたり、赤線を引っ張ったりして書き込みがある。これは一切売れない。

昨日、文庫本15冊売りに行った。そのなかで売り物になるのが5冊で、あとは廃棄処分。売れたお金は150円。

ところが、1冊平均30円で買いとられた本が、書棚に並ぶと、1冊100円である。

儲かるはずである。ひょっとしたら、タダでいいから、本を引き取ってほしいと、古本屋に持ち込む人だってたくさんいる。つまり、原価はゼロである。売れば売るだけそれは、利益になる。売れるのか、売れないのかは本屋にも、この本を出した人にもわからない。

だから、場合によって、半年待ちにして売れない場合は、この古本は、廃棄しなくてはならない。ところで廃棄してみたところで実質の原価の損は発生しない、
原価は、タダに等しいか、さもなければ、売値の3%5%の仕入り値である。

売る側に立つと歯ぎしりするほど悔しいが、持っていても邪魔になるだけだから処分したほうがいい。
ただし赤線を引いた部分や書きこみの部分はテープレコーダーに吹き込んで本が無くなっても、肝心なところは思い出すことが出来るような仕掛けはしてある。