日々雑感

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時代に合わせて歌ったうた。

2011年01月19日 | Weblog

時代に合わせて歌ったうた。

特に青春時代に歌った歌にはいろいろな思いがまとわりついている。
歌は青春時代にだけあるものではない。良きにつけ悪しきにつけ、歌は生涯ついて回る
そして年を重ねるに従って、昔覚えた懐かしい歌が心の中で輝きを増す。それは自然な姿である。
だ、とすれば、作曲家や作詞家には何が求められているか、答えははっきりしている。
そういう次元とは無関係に、新曲新曲と騒ぐのは、コマーシャリズムだけで、人々は芯から新曲をガキのようになって歌いたがってるとはとうてい思えない。

従来の名曲演歌を繰り返し放映されているのは、視聴者が中高年だという事情もあろうが、古いと言われる曲を流している。これは正解だ。今の団塊世代に受け入れられる歌は、決してダンス付きの歌ではないし、彼らはそういう種類の歌にはなじみがなかった。

奇をてらわず、地道に心にしみる歌と詩がヒットする時の到来が、待たれると同時に作る側もこのことだけは心がけたいものである。