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■【きょうの人】 0722 高峰 譲吉 日本の科学者、実業家で、薬学博士 タカジアスターゼを発明

2021-07-22 08:46:00 | 【話材】 きょうの人07月

■【きょうの人】 0722 高峰 譲吉 日本の科学者、実業家で、薬学博士 タカジアスターゼを発明

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 高峰 譲吉 日本の科学者、実業家で、薬学博士 タカジアスターゼを発明

 たかみね じょうきち
 嘉永7年11月3日(1854年12月22日) - 大正11年(1922年)7月22日)

 日本の科学者、実業家で、薬学博士でもあり、タカジアスターゼやアドレナリンを発明した人です。

 アメリカ合衆国で巨万の財を成し、製薬会社・三共を創業しました。

 富山県高岡市生まれ、東京大学工学部の前身の一つであります工部大学校を卒業しています。

 理化学研究所の設立者の一人でもあり、1912年には、帝国学士院賞受賞し、1913年に帝国学士院会員となっています。

 会社が軌道に乗り始めた折、かねてより米国で特許出願中でありました「高峰式元麹改良法」(ウイスキーの醸造に日本の麹を使用しようというもので、従来の麦芽から作ったモルトよりも強力なデンプンの分解力を持っていた)を採用したいというアメリカの酒造会社より連絡をうけました。

 1890年に渡米し、東京人造肥料会社の株主であった渋沢栄一に渡米を止めるように言われました。

 高峰は当初渡米を渋っていましたが、益田孝の強い勧めもあって、渡米を決意します。

 渡米後、木造の研究所をこしらえ研究を続けますが、麹を利用した醸造法が採用されたことでモルト職人が儲からなくなり怒りを買います。

 新しい醸造工場にモルト職人を従来より高い賃金で雇うことで和解するなど、その人材活用術はすばらしいものであったようです。

 しかし、モルト工場に巨額の費用をつぎ込んでいた醸造所の所有者達が、高峰の新しい醸造法を止めようとしました。

 夜間に譲吉、キャロライン夫妻の家に武装して侵入し、高峰の暗殺を試みたのですが未遂に終わりました。

 1894年、デンプンを分解する酵素、いわゆるアミラーゼの一種であるジアスターゼを植物から抽出し「タカジアスターゼ」を発明しました。

 また、アメリカの会社のアルミニウム製造技術と原料を使い、富山県黒部川の電源開発による電気を利用した日本初のアルミニウム製造事業の推進にも取り組み、1919年高峰譲吉らによって 東洋アルミナムを設立するなど、実業家としての地位を固めました。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】105 溶岩プレートのネット販売に活路 1224

2021-07-22 05:46:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】105 溶岩プレートのネット販売に活路 1224

 経営コンサルタントを40年余やってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 溶岩プレートのネット販売に活路 1224

 砂原石材(岐阜県飛騨市)は、墓石を主力に石材業を経営している。創業は、江戸後期の寛政12(1800)年。昭和28(1953)年3月に法人化し、平成20(2008)年4月に砂原吉浩氏が5代目を継いだ。建築石材や造園・土木工事も受注して経営を多角化しているうえ、近年は新商品を開発して主力事業を補完している。槍ヶ岳や、剣ヶ峰で知られる乗鞍岳などがある地元飛騨の石材を用いた調理板「飛騨溶岩プレート」は、地元の旅館や高級焼肉店などを中心に好評を得ている。

 「煙や焦げ目が少なく、耐熱・耐久性に優れている」「火にかけると遠赤外線が発生する溶岩石の効果で、素材の旨味を引き出す」「熱伝導効率が高く、食材の内部まで均一に熱が通る」ことなどが特長だ。コロナ禍以前から中小機構中部本部の支援を受けて、台湾への輸出に取り組んでいる。

 しかし、新型コロナの影響による葬儀自粛や納骨・法要延期などが起因して、本業とする墓石工事が前年同期比で4割の減収となった。ホテルや旅館、飲食店が営業を自粛した影響で「飛騨溶岩プレート」の新規予約・追加注文まで途絶えた。新規開拓営業は必然的に滞り、20年3月と4月の売上高は、新規予約のキャンセル分を含めると前年同期比で2割減少した。

 だが、同社はコロナ禍で外出自粛が促された今年前半に「巣ごもり需要」を予見していた。「飛騨溶岩プレート」を様々な用途に合わせたサイズと仕様に加工して、バリエーションを6種類に拡大。複数の通販サイトに出店した。

 通販に進出する経営判断は正しかった。「飛騨溶岩プレート」は、楽天市場で同年5月に国内月間販売600枚を記録して、月間優良店舗に選出されるなど前年度の販売総枚数を大きく上回る業績を上げた。ネット販売で家庭内需要を深耕できたことは、コロナ禍における最大の収穫だった。ふるさと納税の返礼品にも登録して、販促を強化している。 

 「飛騨溶岩プレート」には、新店舗のオープンや既存店の新メニューのツールとして採用・問い合わせが増加。オリジナルプレートの注文まで舞い込んでいる。今後は、職人の技術とアイデアで、デザイン刷新を含めた新しいプレートを開発し、通販サイトで国内外の家庭・業務双方の需要を掘り起こしていく方針だ。

 準備中の海外展開事業も推進する。中小機構中部本部の支援を受けながら、同郷の特選ブランド品である黒毛和牛「飛騨牛」を取り扱える指定畜産業者と、同郷産のイメージを前面に押し出したセット販売などのコラボレーション企画を検討している。砂原社長は「台湾を皮切りに、海外シェアを獲得していきたい」と意気込む。

 本業の石材業でも新しい可能性を追求していく。同社長は「石材加工という特殊技術と地元産出の石材を活用することで、地元とユーザー、当社それぞれに魅力と価値を見出せる」と考えている。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

 
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