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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月27日 ◇デパートの福袋 ◇フェイク情報 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 3-1 こんなビジネスパーソンにはなりたくない

2024-12-28 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月27日 ◇デパートの福袋 ◇フェイク情報 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 3-1 こんなビジネスパーソンにはなりたくない 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

12月27日 デパートの福袋

 年末セールも最終版にきています。
 福袋をデパートが出し、たくさんの人が行列をなすというのが、正月の恒例行事のようになっていました。
 ところが、TVニュースを見ていますとイオン系が派手に福袋売り場の紹介されていますが、都内のデパートは元日は休業ということです。人手不足が理由だそうですが、現実問題として売り上げ寄与度がそれほど高くないのではないでしょうか。ですから、元日休業でも業績には大きな影響がないのでしょう。
 一方で、忘れてはならないのがデパートは、われわれ一般庶民のためではなく、富裕層やインバウンドの需要を満たす小売業にシフトしているのです。彼等は、元日に列をなす需要層ではありません。すなわちデパートの顧客開拓には繋がらないのです。
 庶民は、幹線道路沿いにある大型小売店を利用するのが一般的で、大きな駅前のデパートは眼中にないのです。日本の小売業の業態変化といえます。

 若手のビジネスパーソンの人達を対象とした集まりに招待され、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

◆ 1 こんなビジネスパーソンにはなりたくない

 ビジネスパーソンといいましても、社会人経験の浅い人から、大ベテランまで、いろいろな方がいらっしゃいます。

 大ベテランですと、いまされビジネスに関して学ぶことなどないとお考えかもしれません。ところが、社員研修を実施したり、企業を訪れた時に見聞したりしますと、意外と大ベテランがネックになってしまっていることが多いです。

 その大ベテランは、自分は会社に長年貢献していると自負されていて、それに気がつかないでいらっしゃることがあります。

 確かに大ベテランの貢献度は高いでしょうが、一方で、大ベテランが足を引っ張っていることにもしばしば出くわします。

 その様な大ベテランは、長年の経験に、どっぷりと浸かってしまっていて、自分のやり方が陳腐化してしまっていたり、初心を忘れてしまっていたりします。それに気がついていなかったり、周囲も、大ベテランに対して注意をすることをためらったりしがちです。そのために、いつまでも改善されない状態が続いているのです。

 一方で、新人ビジネスパーソンは、社会経験不足から、知識はあっても、それが偏っていることに気がつかなかったり、知恵が働かなかったりします。


 「こんなビジネスパーソンになりたくない」ということでは、「謙虚さを忘れている」ということを、まず、お話したいです。

 上述の事例は、まさに謙虚さに欠けているために、自分が、ビジネスパーソンとして、不充分なところがある、という意識欠如をされていることが多いでしょう。そのために、自分を鏡に映すことを忘れてしまったり、写しても、自分の欠陥が見えなかったり、見落としてしまったりしているのです。

 自分がビジネスパーソンとして、欠けている部分があるという認識を持ちませんと、自分の判断や物の見方が正しいと思い込んでしまいます。

 何かを判断する時に、一呼吸して、クリティカル・シンキングを思い出して、目の前の現象や、自分がやろうとしていること、それに対する取り組み姿勢や方法が、「それで良いのだろうか」と考えてみる必要があります。

 そのときに、目前の事象にとらわれすぎてしまい、全体の位置づけを見失っていることがあります。

 取り組む課題を俯瞰的に見ますと、自分が置かれている現状での取組方に問題があることに気がつきます。クリティカル・シンキングの勉強を、再度してみますとよろしいでしょう。


 平素から、このような姿勢で仕事をしたり、思考したりしていますと、自ずと自己研鑽の必要性を感じるでしょう。自分自身を磨くことは、若いうちだけではなく、終生続けなければ、後輩から馬鹿にされたり、追い越されたりしてしまいます。

 時々、自分自身を鏡に映しますと、自分がなりたくないビジネスパーソンになりそうであることを発見するでしょう。

■【今日のおすすめ】

 ◆【お節介焼き情報】 13日の金曜日は縁起が悪いというのはフェイク情報!?

 「都市伝説」という言葉があります。

 ところが、その中には根拠のない話であることに驚かされます。

 近年は、SNSで流れている情報も、フェイクであることが多いようで、残念です。

 「13日の金曜日は縁起が悪い」というのも、フェイクなのでしょうか。

 調べてみますと・・・ (あとは、上記ブログでどうぞ)

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】

  【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 10 かほりに電話をしようか・・・

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 経営コンサルタントがお薦めする書籍「経営コンサルタントの本棚」 C27

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 毎週火曜日は、日本を代表する経営コンサルタントの先生方のご協力で、経営・時事・コンサルティングなど、ジャンルを問わず、読者の皆様に感謝を込めてメッセージを発信しています。

 第4火曜日には、ブログで定期的に「経営コンサルタントの本棚」をお届けしています。

 その契機は、「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きしたことによります。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月ご紹介します。

  経営コンサルタントの本棚   http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/90c4bd41c5f0c767b0a389f846a67f04

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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