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【心 de 経営】 美しい日本語再入門 102 相手の発言・意見に対するスマートな対応法 6-126-4922

2024-09-22 12:21:00 | 【専門業】 プロの表現力

  【心 de 経営】 美しい日本語再入門 102 相手の発言・意見に対するスマートな対応法 6-126-4922 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 わたくしなりに「美しい日本語とは何か」ということを常に考えるようにしています。ここでは、わたくしの模索をご紹介することによって、わたくし自身の日本語の能力を高めていきたいと考えています。
 文法的に間違えていたり、社会的通念に反するようなことを、意図せずにお伝えしたりすることもあるかもしれません。その点をご容赦くださり、読者の皆様の判断で参考にしたり、時には反面教師として利用したりしてくだされば幸いです。
102 相手の発言・意見に対するスマートな対応法 6-126-4922
 ほかの人話しているのを聞いていて、違和感を感じることがあります。あるいは、ときには、相手の意見に対して、別の考え方を持っている場合もあります。
 人にはそれぞれの立場があり、それは、それぞれの立場によって、価値観やときには風習の違いがあります。これらは、その立場によって、固定的な面を持っていることが多く、そのことでやりしあっても、なかなか結論には至らないことが多いです。
 自分の意見を通すことに躍起となるのではなく、相手の意見や考え方を傾聴思料することが、まずは、とるべき姿勢と考えます。この種の問題は、結着がなかなかつかないことが多いのです。

 相手と意見が合わなかったり、異なったりしたときに、「偏見だよ」などと言って、自分の立場ばかりを主張しても、自分の考えを押しつけようとするにしかなりません。
 「その意見には反対です」とはっきり言うことも必要でしょうが、「正解は○○です」というように断定的に言ってしまったり、断言してしまったりしますと、相手の感情を逆なでしたり、プライドを傷つけたりするだけです。この行為は、ただ反論するだけに留まらず、相手の意見を「正しくない」と決めつけていることになります。これでは相手と同じ過ちを繰り返していることと同じことです。

 ヘーゲルの弁証法における概念の発展の三段階に「正反合」という言葉があります。すなわち、どちらが「正」で、どちらが「反」かが判然としないときには、第三の道である「合」を考えることが、多くの場合に、この問題を解決してくれます。換言しますと、第三の考え方を見いだすことに繋げるのです。
 意見や考えが対立したときには、次のステップに入るときの切り出し方が大切です。その一言が、解決の方向に向かうか、こじれるかの岐路に立っていることを認識すべきです。
 そのようなときに、「あなたのおっしゃりたいことが分かりました」とまずは、相手を肯定し、立てることを、私は第一に考えます。それにより、「自分の言っていることも分かってくれているのだ」と、感情的になった相手も、その気持ちを静める方向に向いてくれます。
 とりわけ、会議の時などは、意見が伯仲すればするほど、複数の人が感情的になっています。すなわち、私は、上述のやり方を「会議で議論するときの鉄則」としています。
 そして、次のステップとして、「私のところでは」と自分の部署や会社ではと表出し、次に続けて、「おっしゃることはよく解りましたが、こちらとしては、今のお考え(ご意見)とはちょっと違っています」というように、役割と立場の違いで、意見の違うことをまず判っていただきょうにします。
 すなわち、個人対個人の意見の「戦い」ではなく、また、相手個人に対する反論というのではないということを理解していただきます。その上で、「当方としては○○と考えているのです」というように、自分達の考えを伝えるのです。
 そして、最後は、既述の通り、正反合を基準に、双方の落とし所を見いだすようにしています。ただし、「立場を主張しすぎない」という視点も忘れないように努力をしています。
 もちろん、この方法ですべてがうまく行くわけではありませんが、感情的になることは避けるようにして行きたいと考えています。

 
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月21日 ◇元気な会社 耐圧防水樹脂で地元貢献を ◇アルツハイマー病患者が増

2024-09-22 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月21日 ◇元気な会社 耐圧防水樹脂で地元貢献を ◇アルツハイマー病患者が増 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 2024年元日に地震で甚大な被災をされた能登の人達が、再び、大雨の攻撃を受けてしまいました。
 「なぜ能登だけ」という切実な声が上がっているそうですが、なんといったら良いのか、ただ、早期の復旧・復興を願うのみです。

■【今日のおすすめ】

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-02 新規参入 強固な意志と挑戦 昔の状態のままで、進歩や前進のない様子

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。
 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。
 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名してご紹介しています。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。

■【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 耐圧防水樹脂で地元貢献を 1c22-3921
 E株式会社(北海道函館市)は耐圧防水樹脂の製造と卸販売を行っている。この樹脂は無色・透明で、圧力の変化や塩水に強く、長期間安定した電気絶縁性と光・磁気・電磁波への高い透過性を持つ。水深1万mの高水圧下でも浸水せず、光や電波を通すので、電子部品の安定動作が可能だ。水中だけでなく、陸上でも防湿、防水、電気絶縁などの効果は変わらず、屋外の悪環境下でIoT機器を安全に動かすことができる。

 親会社の総合情報企業、S社が、海中での情報通信を進めるため2003年ごろから耐圧防水素材開発に着手、同社の水産海洋プロジェクト研究員だったT氏とM氏が開発に成功した。2017年6月に特許を取得、2019年度に北海道地方発明表彰・文部科学大臣賞を、2020年度には全国発明表彰・未来創造発明奨励賞を受賞した。潜水設備設計のSE株式会社(神奈川県横須賀市)から出資を受け、創業したのは2021年4月のことである。
 当品の扱い方は簡単で、主材と硬化剤の2つの液体を重量比1:1で混ぜ、対象部品に塗布または充填する。常温24時間で完全硬化するが、バッテリー交換などで中の部品を取り出したい場合は、カッターなどの刃物で切り開き、樹脂を再充填すればいい。近年、用途が急拡大しているデータ通信アンテナを多用する航空宇宙機器や次世代自動車をはじめ、腐食やさびなど経年劣化が不可避の橋梁や鉄道、道路など社会インフラ向け需要も期待できる。
 課題は人員不足で、同社社員はT社長、M氏、営業顧問のO氏のわずか3人だ。創業以来、品質保証体制の整備や、大口の顧客を掴むための準備に追われ、時間がいくらあっても足りない。O氏は「当品の売上高はいま数千万円程度だが、陣容が拡充できれば、さらに増やすことができるはずだ」と話す。
 同社は2024年春までに自前の生産工場を地元の函館に建設する目標を掲げている。年に数トンの自社生産が可能になれば、現在の価格(主剤100g、硬化剤100g、1組1万円)をもっと引き下げることができる。販路はおのずと拡大していくだろう。地元に生産工場があれば、多くの地元の若者たちが働くこともできる。O氏は「函館は第一次産業の水産業と第三次産業の観光業で成り立っている街だ。この函館に製造業など第二次産業の基盤をつくり、地元経済の活性化に役立ちたい」と考えている。
 

  出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ アルツハイマー病患者が増えているようです 921

 私の義理の叔母が、アルツハイマー病にかかり、今は他界してしまいました。

 永年、養護施設で知恵遅れの子供達の世話をしてきた、心優しい人です。

 叔父は、彼女に看取られて、一昨年他界しました。

 仲の良い夫婦でしたが、彼女は夫の死を、自分の夫との死として解らない状態にまで悪化してしまっていました。

 何か無常を感じた次第です。

 アルツハイマー病と認知症はしばしば混同されますが、異なる病気であることはよく知られています。

 アインシュタインが、晩年アルツハイマーに罹病していたと言われています。

 アルツハイマー型認知症は、さらに2つの分類されます。

 家族性アルツハイマーとアルツハイマー型老年認知症で、一般的には後者です。

 アルツハイマー病というのは、異常をきたしたベータアミロイド蛋白という蛋白質が、脳全体に蓄積して姉妹、脳の神経細胞に支障をきたし、脳が萎縮する病気です。

 脳が萎縮してしまうために、痴呆が出てしまい、それが進行することで重度化してしまいます。


 45才を過ぎるとアルツハイマー病が発症する危険性が出てきます。

 きちんと栄養を摂ったり、しっかり睡眠をとったり、適度な運動をしたりしていれば予防できることを期待したいですね。

 ところが、効果的な予防方法がないのです。

 定期的な検査で早期発見をするのが、アルツハイマー病を進行させない方法だそうです。

 近年は、良い薬も出てきているようです。

 薬剤等で治療することにより、進行を遅らせることができるようですので、早期発見が最大の予防法のようですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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