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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 応援を力にして夢をかなえる 3920-3305

2025-03-05 12:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 応援を力にして夢をかなえる 3920-3305   

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 応援を力にして夢をかなえる 3920-3305
 米大リーグの大谷翔平選手は夢をかなえるために目標達成シートを活用して いる。シート中央に目標(夢)を書き込み、達成するために必要な要素を周りに 記入するものだ。目標達成に向けてはこんな発言もしている。「ずっと目標にし、 それをチームメイトに伝えたり、紙に書いたりしていたからだと思います。 そうやって自分にプレッシャーをかけていないと努力しないので」。高校3年の 大谷選手が岩手大会で大きな目標だった時速160kmの剛速球を投げられた理由 について聞かれたときの答えだ。

 大谷選手と同様、「夢を口にする、形にしてみる、話し合ってみる。それが 夢をかなえる第一歩」だと話している人がいる。山形県高畠町で菓子工房C社を経営するS氏だ。S氏は子どもたちの夢の実現を応援していく「夢ケーキ」というプロジェクトに取り組んでいる。子どもたちが 自分の夢を絵に描き、パティシエと一緒に夢を描いたケーキを作ってプレゼントするという企画だ。

 出来上がった夢ケーキを囲んで子どもの夢について両親らと一緒に語り合う ことで子どもたちの夢の実現を応援する。それがS氏の想いである。10年前 からイベントを始め、小学校などから依頼を受けるほどの人気イベントになった。 コロナ禍で中断したが、現在はキッチンカーを導入しており、開催依頼に対し、 より柔軟に対応できる態勢を整えている。

 こうしたイベントの際にS氏は夢を口にすることの大切さを語っている。 ただ、自分にプレッシャーをかけるためというストイックな大谷選手とは異なり、 「夢のことを聞きつけて応援する人が出てくる」とS氏は話す。S氏自身、 夢だった新店舗建設について機会あるごとに人に話していたところ、応援する 人たちが徐々に現れた。コロナ禍もあって実現は厳しいと考えていたが、周囲の 応援を力にして「だんだんやれる気になっていった」という。その店舗は2023年 12月にオープンした。

【 コメント 】
 しばしば「経営者は孤独である」という言葉を耳にしたり、見たりします。最終決断をするのは経営者です。
 しかし、ビジネスは、一人ではできません。社員もいれば、取引先もいます。彼等も取り込んで、自分の力にして行くことを実践しているのが、C社です。
 周囲を巻き込むためには、情報を発信することです。自分の考えや夢を語り続けることです。C社のS氏は、「夢を口にする、形にしてみる、話し合ってみる。それが 夢をかなえる第一歩である」と考え、実践しています。
 子どもたちの夢の実現を応援していくというコンセプトのプロジェクトに取り組んでいます。子どもたちが 自分の夢を絵に描き、パティシエと一緒に夢を描いたケーキを作ってプレゼントするというやりかたで周囲を巻き込んでいるのです。
 商品を売るのではなく、夢や喜びを提供することでビジネスが拡大している良い【事例】といえます。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

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