コンサルタントバンク コンサルタント(プロ・希望者)+ 士業の異業種交流会

コンサルタントバンクは、コンサルタントや士業の先生方の異業種交流会で、無料で登録できる組織です。関連情報をお届けします。

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月20日 岩手県遠野市 民話の里を映像で視る

2024-02-21 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月20日 岩手県遠野市 民話の里を映像で視る

 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 仕事に限らず、何かが重なることがたまにありますね。

 クリティカル・シンキングe-Learning講座の収録を間近に控えて、最後の確認をしていますが、すぐ対応しなければならないことが飛び込んで来てしまいました。

 私の作業を手伝ってくださっている人に肩代わりをしてもらいながら、てんやわんやで一日が終わりました。

 もし、そのとバッチリで、ご迷惑や失礼の段がありましたらご容赦を願いします。

 

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 バタバタした一日の終わりに、ゆったりとした時間を持てたことは何よりです。

 

 

 


岩手県遠野市 民話の里  

 

■■ 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1 

 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。

 東京からは、4時間ほどでたどり着ける、おもっていた以上に近いところにあります。

■ アクセス

 東京からは、新幹線で、盛岡経由でゆくか、花巻空港からバスでゆくのが時間的には早いです。

 

 

カッパの飲み会

JR遠野駅前広場

 

遠野市観光協会

 

柳田国男は遠野とは切っても切れない縁

遠野物語は、観光客必携のバイブル

 

民話の里 遠野 1  カッパや座敷童が
古民家に出没


 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。
 柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
 遠野の概要を映像でご確認の上、これからの「遠野映像シリーズ」をお楽しみ下さい。

 

遠野を映像で体感


    【 注 】 まだ準備中の映像もあり、順次公開します。

遠野市観光協会遠野市観光協会のホームページ。遠野市の観光情報、イベント情報、遠野市内宿泊ガイドなどをご紹介。tonojikan.jp

遠野写真集

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月21日 ■切手が音楽を届け始めた日 ■日刊新聞創刊の日 ■手塚治虫「火の鳥」

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 春になると、すがこが溶けて、嬉しい人、困る人  220

 春になると、すがこが溶けて、川となって、山を降り・・・
 2月20日は」花粉症とアレルギーの日」でした。
 花粉症というのは、日本の免疫学者が、ブタクサによるアレルギー症を発見してから知られるようになりました。
 昨今では、スギ花粉に悩まされる人が多くなっています。
 かくいう私も30代から花粉症に悩まされていました。
 ここ十年以上喘息にも悩まされています。
 ところが、皮肉なことに喘息の薬が花粉症にも効くのです。
 そのために花粉症の症状は大変軽減され、ほとんど出ないで済んでいます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月19日 3 あたり前のことをあたり前にできるようにする

2024-02-20 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月19日 3 あたり前のことをあたり前にできるようにする


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。


 


■ 03 あたり前のことをあたり前にできるようにする


 


 近年、経営コンサルタントの先生が「あたり前のことをあたり前にできるようにする」ということをおっしゃるようになり、それがマスコミなどでも、あたり前のように言われるようになりました。


 40年余前に、私が経営コンサルタントとして独立起業したときに、「あたり前のことがあたり前にできる企業創り」を目指していると話をすると、「その様なことにお金を払う必要があるのか」という反応が一般的でした。


 あたり前のことを教えてもらうために、経営コンサルタントに高額な顧問料を支払うつもりはないというのです。


「営業は足で稼ぐ」という、古い営業方法は、今日、馬鹿にされます。しかし、自社の商品・サービスにピンポイントなニーズを持った見込み客に対して、適切なアプローチを繰り返すことにより、受注に結び付けられるというのは、昨今のマーケティングでも形を変えて生き残っています。


 効果ある手法は、時代が変化をしても、時代に即した形にカスタマイズして行けば、業績も改善するのです。



 経営コンサルタントとして、走りたての若造であった私にとっては、「あたり前のことがあたり前にできる企業は成長する」ということは信念でもありました。


 その表現を改めたり、プレゼンテーションのやり方を変えたりして、その信念を貫いて40余年、よくもこれだけでやってこられたものだと、我ながら感心します。


 ベテラン営業パーソンの多くが、伸び悩んでいることを目の当たりにしてきました。彼らは、自分の営業スタイルに固執し、その成功体験から、その観念から脱することができないでいるのです。


 上司も、適切なアドバイスをすることができなかったり、相手がベテランだけに躊躇したりするので、ベテランほど業績が好ましくないままなのです。


 足で稼ぐというあたり前のことを、それとなくアドバイスできるのが経営コンサルタントなのです。



 では、なぜ、ベテランは、業績が良くならないのに、自分の営業スタイルを変えようとしないのでしょうか。


 私は、吉田兼好の徒然草に出て来る「高名の木登り」の話を良くします。


 高名の木登りが、若者に木の登り方を指導するときに、若者が登り始める前も、登り始めてからも何も言いません。登りきって、降り始めても、それでも何もアドバイスをしません。あとわずかで地上に降りられるところに来たとき、「気をつけろ」とひと言、言ったそうです。


 あとわずかというときには、気が緩みがちなので、それをいましめたのです。慣れたこととも同じで、いつもと同じようにできると思って、気軽にやっているとミスをします。


 前述のベテラン営業パーソンも、自分の成功体験から、このお客様は、必ず受注にたどり着けるという自信が、そのお客様の購買を決断させる様な「決め言葉」のパンチが弱くなってしまっているのです。足で稼ぐという、あたり前のこともおろそかになりがちです。



 心づかいができる人というのは、常に相手に対して注意を払っていますので、ちょっとした言葉や態度の端々から、相手の気持ちの変化を読み取れるのです。平素から相手の言動に対する注意力を忘れずに、相手の一挙手一投足にまで集中することを忘れるとほころびが出てしまいます。


 当たり前なこと、簡単なことというのは、換言しますと「基本的なこと」なのです。基本を軽視しては、失敗することに繋がりかねないと自分を戒めるべきではないでしょうか。


 


■【今日は何の日】


  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930


    【今日は何の日】 2月20日 ■ 東大寺修二会の準備行事「別火」 ■ 箸墓古墳が初めて発掘された日 ■ 花粉症とアレルギーの日 ■ ワシントン誕生日 ■ 箸墓古墳が初めて発掘された日


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


 


外国に手紙を出したことがありますか? 219

 1877年に、郵便の国際機関である万国郵便連合(UPU)に日本が加盟しました。
 郵便の世界で日本が国際的に認められたのです。
 近年は、メールやSNSを使って海外とコミュニケーションを取っている人はたくさんいると思います。
 しかし、昨今では、海外に手紙を送ったことがある人は少ないのではないでしょうか。

 1970年にサラリーマンの私は単身で渡米し、ニューヨークに駐在事務所を構えてアメリカでの市場開拓を任されました。
 当時は日本企業で海外に進出しているところは少なく、まだまだ日本製は安かろう、悪かろうという認識の時代でした。
 日本にいる家族とのやりとりは手紙でした。
 薄い便せんを使い、できるだけ切手代を節約するようにしたのが懐かしいです。 


 


(ドアノブ)


 


■【老いぼれコンサルタントのブログ】


 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。



 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17




>> もっと見る



■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月18日 江戸っ子はインスタント好き 5

2024-02-19 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月18日 江戸っ子はインスタント好き 5

 

 明けましておめでとうございます。

 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。

 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 所用で新宿に出かける予定があり、それを済ませてから、ぽかぽか陽気に誘われて、久しぶりに新宿御苑に行ってきました。

 予想はしていたものの、人の多さに驚きました。

 梅が1~2週間早く咲き始めているという報道がありましたが、満開の梅の木も多く見られました。

 ところが、その上、サクラも咲いていました。

 早咲きで知られる「サツマカンザクラ(薩摩寒桜)」が三本、満開に近く、時折吹く強い風に花びらを散らせているほどでした。

 

 

 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。

 

◆ 江戸っ子はインスタント好き 5

 

 別項で、江戸の御御御汁についてご紹介しました。では、江戸っ子の「だし」はどのようなものだったのでしょうか。

 聞いて驚くなかれ、江戸っ子は「インスタント味噌汁」を食べていたのです。

 以前書いたように、具は二種類以上を用意したのですが、ネギとだし数種類が味噌に練り込んであるものを使いました。

 今日では、フィルム袋に入ったインスタント味噌汁がありますが、江戸時代には、一色ずつ玉になっているものを総菜屋から購入して使っていたのです。

 なんと、江戸っ子は合理的なのでしょう。

 

 江戸ではまな板や包丁があまり普及していませんでした。

 包丁の代わりにブリキ板のような「かなべら」というものを使いました。

 まな板がないので乱切りで野菜を切ったりしました。

 屋敷奉公の時に、豆腐のさいの目切りという実技テストがあったそうです。

 豆腐は、豆腐屋で買うときにさいの目に切ってもらうこともありましたが、手のひらでぐちゃぐちゃにして御御御汁の中に放り込んだのです。

 豆腐の料理法は多彩でした。庶民に最も人気があったのは湯豆腐と田楽です。

 因みに、「江戸三白」というと豆腐、白米と大根でした。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 2月19日 プロレスの日 万国郵便連合加盟記念日  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 気がつかずに殺人を犯しかねない 218

 日本で喫煙が問題視されるようになったのは、1970年代です。
 東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されました。

 毎朝、近所を散歩しますが、人通りが少ないせいか、早朝に出勤する人が歩行喫煙をしています。
 喫煙者の呼気は、喫煙後、5分間くらいは周囲に受動喫煙の影響を残しているといわれています。
 煙が出ていなくても、周囲の人に迷惑をかけているのです。
 喫煙をする人が近づきますと、まず臭いに悩まされます。
 喘息患者は、次に咳が出てきます。
 健康な人には、理解いただけない反応をしているのです。

 近年、喫煙者が住みづらくなってきて、蛍族なる人達もたくさん見られます。
 喫煙権を主張する人も出ています。

 年間数千人の人が、喘息で亡くなっていることをご存知でしょうか?
 たばこの煙は、重度の発作を起こす危険性が高いのです。
 その時には、救急車を呼ぶように、医師から患者には言われているのです。
 それほど、喫煙による影響は大きいのです。
 喫煙により、殺人を起こす危険がことを認識して欲しいです。

(ドアノブ)

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する04 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない

2024-02-18 12:03:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する04 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない 191B2
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

4 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない

 経営者・管理職のように、「人の上に立つ人」、また、経営士・コンサルタントや士業の先生方のように「人にアドバイスをする立場の人」が、社会人としての基本ができていないようでは、自分の仕事を全うすることは難しいでしょう。

 自分では、社会人として一人前であっても、自分自身を鏡に映してみますと、人にはうるさく言っていることが、自分自身で実行していないことに気がつくことがあります。


 新入社員研修のときに、最初に学ぶことのひとつが「あいさつ・挨拶」です。挨拶は、人と顔を合わせたときに軽く会釈をすることから、謝罪をするときに90度頭を下げるまでのいろいろな段階があることを、復習させられます。

「社会人なのに、挨拶をすることから学ぶのか?」と憤慨する人も多いでしょう。

 その様な気持ちで、たとえ、「頭を下げる」という、形だけを作っても、心がこもっていなければ、相手にこちらの気持ちは通じません。それどころか、心がこもっていなければ、「頭を下げているだけ」ということを相手に気取られてしまい、逆効果に繋がってしまう可能性もあります。


 話は変わりますが、「挨拶」という漢字を手書きすることができますか?

 私は、こじつけをすることで、思い出すことができます。

「挨拶」という漢字を、「偏」と「つくり」に分解し、さらに作りを上下に分解します

「挨」は音読みで「あい」ですが、訓読みはありません。そのつくりの上半分の「ム」と、下半分の「矢(ヤ)」とから「ムりやり」、すなわち上が「ム」で、下が「矢」と、無理矢理にこじつけます。

「拶」も訓読みはなく、音読みで「さつ」です。つくりの「くくく」をらりがなの「く」が3つ「くみ」とみなし、「夕」を「た」と読みます。

 ふたつの漢字の偏の「てへん」を「て」と読み、「手(てへん)と手(てへん)を取る」とみなします。

 これを併せて「無理矢理組み体操で手と手を取る」と覚え、字を書くときにそれを思い出すと漢字が書けるようになります。


 私は、30歳代前半で、経営コンサルタントとして独立起業しました。東京の西部に住んでいましたが、クライアントは、都内が中心でしたので、毎日多くの時間をかけて通うための時間がもったいなく、都内に引っ越しました。

 引っ越した先は、知らない人ばかりですが、近所の人に会いますと、挨拶をするようにしました。ところが、挨拶を返してくれる人はほとんどいませんでした。関西の人が「東京の人は冷たい」という気持ちがよく解りました。

 そこで、私は、やや大きめの声で挨拶を続けて来ました。また、「最近引っ越してきました。よろしくお願いします。」という気持ちを込めて挨拶をするようにしました。

 その効果があったのかどうかは解りませんが、昨今では、近隣同士の場合でも、ほとんどの人が挨拶を交わすようになりました。

「挨拶は心を込めて」という祖母の言葉を胸に秘め、社会人になったときにも、それを励行するようにしてきました。

 たとえば上司に対して挨拶をするときに、心の中で「いつもご指導してくださりありがとうございます」と心の中で唱えるようにしました。おそらく自ずと顔が穏やかになっているのだろうと思います。

 もし反対に「いつも人のあらばかりを探す上司め」という気持ちで、笑顔を作って、形だけ丁寧に挨拶をしても、相手には真心が通じず、「あいつは腹の中を読めない男」と上司に見られたかもしれません。

 挨拶というのは、社会人としての基本です。形だけではなく、心を込めて挨拶をすることにより、人生を豊かにしたいと考えています。

  (ドアノブ)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月17日 3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 12 大腿四頭筋の強化

2024-02-18 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月17日 3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 12 大腿四頭筋の強化

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 H3ロケットの打ち上げ成功のニュースを喜んで見た方が多いでしょう。

 2023年3月に試験機1号機の打ち上げに失敗し、関係者のショックはいかばかりであったでしょう。

 国民も非常に残念に思っていただけに、ロケットの第二段点火確認ができたときは、ホッとしたのではないでしょうか。

 コストを無視して、信頼性を重視してきた前モデルにあたる「H-IIAロケット」は、今年打ち上げ予定の50号機が最後となるそうです。

 宇宙ビジネスは、これからますます希望が持てる分野であると専門家が言っています。

 宇宙旅行に誰もが行ける時代が来るようになれば、需要は大きくなるでしょう。

 飛行機産業では、敗戦により航空機開発・製造が禁じられ、日本はYS-11どまりで、華々しい航空産業界では後塵を拝してしまいました。

 その轍を踏むまいということで、宇宙産業が注目を浴びていると思います。

 一部の大手企業だけが潤うようでは、期待だけ大きくて、それ以外で直接の恩恵を受ける人が少ないようでは不公平ですね。

 

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

◆3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う

 

 ウォーキングの効果は知られていますが、その効果をさらに高めたり、付帯的な効果を上げたりするという「ながらウォーキング」をしています。これは、ボケ防止になると痴呆を研究している人達が研究発表をしていますので、それを励行するようにしています。

「ながらウォーキング」も、ウォーキング・ミックス(いろいろな歩行法の組み合わせ)と同様に、いくつかの方法があります。それらを適宜組み合わせてウォーキングすると効果的ですので、その方法を紹介いたします。
 

【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

 

12 大腿四頭筋の強化

 毎日ウォーキングをしていますが、日常生活の中で自転車に乗った時に脚の疲れを覚えるようになりました。老齢化が進んできたのか、脚の膝に違和感を感じることがあります。
 整形外科の先生に、そのことをお話したら、大腿四頭筋が弱ってきているからであると説明してくれました。その対応策は、大腿四頭筋の強化であるとのことでした。
 大腿四頭筋の強化は、仰向けに横になって、脚を交互に上げる運動でできるのだそうです。
 ウォーキング中は、ひざ上げ歩行で大腿四頭筋を強化できます。但し、私の場合は、それだけでは不充分なようで、それを補強する簡単な運動をするようにしています。

 電柱などのポールなどを両方の掌で挟むようにします。幸い、私が体操をする公園には照明器のためのポールがあるので、それを利用しています。
 右脚(左脚からでも結構です)を、前方に向かってゆっくりと上げます。あげられる最高点よりやや下方で止め、5~10秒間、その状態を保ちます。これで大腿四頭筋を強化できますので、簡単です。
 なお、この時に、骨盤底筋運動(尻すぼめ運動:肛門をギュッと締める)をあわせてやります。
 ゆっくりと脚を下ろし、そのまま後方にゆっくりと上げます。背筋もそれる体制で、やはり5~10秒間、その状態を保ちます。この時に、骨盤底筋運動も付加します。
 こちらは、大腿四頭筋よりも、太ももの後ろ側にある、ハムストリング筋の強化となります。
 これを5~10回、左右の脚で行います。

 大腿四頭筋の強化は、これだけでは不充分ですので、既述のようにひざ上げ歩行をしたり、自転車で多少脚に負荷がかかるようにして乗るようにしています。スポーツジムで自転車こぎをするのも良いでしょう。

 近年の研究では、速歩でも太ももの筋肉強化に繋がるそうです。

 時速7キロで歩くことと月間30時間が目安だそうです。

 実際にトライした方はお解りでしょうが、結構きついです。

 1分間の速歩をまず実現し、速度を速めて行き、近い将来には時速7キロを達成する、という程度の気持ちでよろしいのではないでしょうか。

 

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 2月18日 禁煙運動の日 冥王星の日 毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 天使の囁きとは素晴らしい命名ですね!! 217

 よく晴れた朝など、気温が氷点下10℃以下の状態になりますとダイヤモンドダストが発生します。
 幌加内町ではダイヤモンドダストに「天使の囁(ささや)き」という名前を付けているそうです。
 神秘的なダイヤモンドダストが、天使の囁きに繋がる感性はとても素晴らしいと思います。

 囁きといいますと、気象現象とは異なりますが、ロンドンのセントポール教会に「囁きの回廊」を思い浮かべます。
 セントポールは何度も行ったことがあると言う人でも、囁きの回廊を知らない人が結構います。
 そこではある面白い現象が起こるのです。
 ロンドンを訪れる機会がありましたら是非試してみてください。

 詳しくは、下記のブログでどうぞ
  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/0c9f195549837fcaf7b79dcf9c77da77

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月16日 隠元 黄檗宗の開祖隠元は禅宗に大きな影響を与える

2024-02-17 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月16日 隠元 黄檗宗の開祖隠元は禅宗に大きな影響を与える

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 神奈川県の有名な温泉の一つに湯河原があります。

 一番奥地を奥湯河原温泉といいますが、そこに湯河原最古の温泉旅館といわれる「青巒(せいらん)荘」という旅館があります。

 何度か行ったことがある、馴染みの旅館です。

 ところが、8億5千万円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請したというニュースを見ました。

 弱食塩泉・単純泉の湯で、神経痛やリューマチなどの効能がある温泉です。

 このニュースで、一番驚き、危機感を持ったのは地元の人ではないでしょうか。

 なにせ奥湯河原を代表する老舗旅館の倒産危機ですから、そのお気持ちは推察できます。

 

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

隠元 黄檗宗の開祖隠元は禅宗に大きな影響を与える

 4月3日は、黄檗宗の開祖である隠元(1592~1673)の没日です。

 明代に中国の福州で生まれ黄檗鑑源の門に入り、臨済禅を学びました。

 インゲン豆を広めた人としても知られています。

 承応年には江戸で将軍家綱に拝謁し、後に宇治に地を与えられ万福寺を建てました。大光普照国師の号を賜っています。

  七堂伽藍の萬福寺

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/b748d78db82db192352d412faf6250de

 

【Wikipedia】 隠元

 隠元隆琦(いんげん りゅうき、特諡として大光普照国師、仏慈広鑑国師、径山首出国師、覚性円明国師、勅賜として真空大師、華光大師、万暦20年・文禄元年11月4日(1592年12月7日) - 寛文13年4月3日(1673年5月19日))は、中国明末清初の禅宗の僧で、福建省福州福清県の生まれで俗姓は林である。

 独特の威儀を持ち、念仏禅を特徴とする明朝禅を日本に伝え、やや先に渡来した道者超元(? - 1660年, 1651年来朝、1658年帰国)と共に、当時の禅宗界に多大な影響を与え、臨済・曹洞二宗の復興運動にも大きな影響を与えた。また日本における煎茶道の開祖ともされる。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月17日 八戸えんぶり 天使の囁きの日 毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■  天気図はいつ、どの様に作られるのでしょうか? 216

 昔の山男は、ラジオの天気情報を基に自分で天気図を作成し、自分で天気の状況を読んで、行動の判断に使いました。
 昨今では、天気予報は、気象衛星ひまわりからの映像データを詳しくテレビなどで見ることができます。
 天気図も、モノクロだったのが、カラー化されて見やすいです。
 その天気図や天気予報は、どの様に作られているのでしょうか?

 気象庁のサイトによりますと、日本周辺域の天気図の実況天気図は、3時間おきに発表されています。
 観測時刻の約2時間10分後に、アジア太平洋域天気図の実況天気図が6時間おきに観測時刻の約2時間30分後に発表されています。
 それ以外に24時間予想図と48時間予想図が、日本周辺域、アジア太平洋域ともに12時間おきに発表されています。
 詳しくは、気象庁のウェブサイトでご覧いただけます。
  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a8f2a771326c90974aa720759990c5f7

 なお、天気図の有効な活用法というページも参考になります。
  気象庁
  http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/tenkizu_katuyo.html

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 空港で家族や長池の見送りを受け、初めての飛行機に搭乗。シートに座っても落ち着きません。次々と出てくる機内食にも戸惑います。初めてのカルチャーショックを味わう竹根です。
 雲と海だけの長いフライトの末、ようやく地上が見えてきました。サンフランシスコの上空から滑走路に向かうのです。着陸の不安、着地後の安堵、アメリカという新天地への期待などが入り混じっていました。
 ようやくニューヨークに着き、竹根にとって初めてのアメリカ生活が始まりました。まずは、アパートさがしとニューヨーク事務所さがしです。幸い、日本人の不動産屋さんに出遭うことができ、順調に決めることができました。しかし、家具や内装などでは、アメリカ時間で動くことに竹根は打ちのめされそうになりました。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
  1ドル3 6 0円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理
  下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
  人事推薦本命を確実にする資料作り
  有益資料へのお褒めの言葉 福田社長の突つ込み
  竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない
  福田社長の腹は決まっていた
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる
 3.アメリカ初体験
    いよいよ渡米、初のカルチャーショック キュンとしたりトロトロしたり
    心細いサンフランシスコ上空 生まれて初めて外国の地に降り立つ
  ニューヨーク事務所開設準備が始まる
 
3 アメリカ初体験 3-7 ニューヨークの時計はカネ次第で回る速度が変わる!?

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月15日 元気な会社 創業以来のDNAで六価クロム追放 2720-4215

2024-02-16 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月15日 元気な会社 創業以来のDNAで六価クロム追放 2720-4215

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 空き時間を見つけては、ポツポツと確定申告の準備を始めています。

 マスコミでは、日本が、ドイツに抜かれて、GDPで世界四位に転落と報じています。

 これは、以前より想定されていましたので、驚かれない方が多いでしょう。

 数年後には、インドに抜かれて第五位になることも解っています。

 BRICs諸国に日本が抜かれることも予想されています。

 中国がアメリカを抜いて、第一位に躍り出るものの、その後、インドが世界一位の座を占めるでしょう。

 日本は、8000万人の人口を当面の理想像として、経済計画等を構築していくという提言もなされています。

 安心して生活できるように、収支バランスがとれることを願っています。

 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は遠方のため、ネットを使ってインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 創業以来のDNAで六価クロム追放 2720-4215

 金属のようなメタリックな輝きと高級感を演出しながら、金属より軽く、加工しやすく、低コストを可能にするプラスチック(樹脂)へのめっき加工。近年、燃費向上に向けた車体軽量化のために、自動車メーカーが内外装部品に多用しているほか、家電製品や水栓金具、浴室・インテリア用品などの意匠性向上に向け、プラスチックめっき加工は広く使われている。

 プラスチックめっき加工は、めっきの密着性を高めるため、クロム酸を使ったエッチング処理(表面に微細孔を形成する処理)が不可欠。ところが、クロム酸には1970年代に土壌汚染で問題となった発がん性有害物質「六価クロム」が含まれており、半世紀近くにわたり、その代替技術・プロセスの開発が課題となっていた。

 これに対し、O社(大阪市鶴見区)は環境負荷物質であるクロム酸と、高価な希少金属であるパラジウムを使わない新たなプラスチックめっきプロセスを開発した。従来のクロム酸プロセスと同等以上の高いエッチング性と密着性を実現しながら、これまで17段階だった処理工程を5段階へと大幅に削減。優れた点が評価され、「中小企業優秀新技術・新製品賞」(中小企業庁・中小機構後援)の優秀賞を受賞した。

 「長年にわたり、六価クロムに置き換わるものが見つけられず、半ば諦めモードだった」。こう振り返るのは、取締役管理本部長のOさん。従来からクロム酸の代替物質として過マンガン酸が有望視されてきたが、酸性領域では二酸化マンガンが沈殿してしまうというエッチング液の安定性の問題があり、この高いハードルを越えることは困難だった。

 しかし長年の研究成果が実を結び、2010年代に入って、同社の研究陣は二酸化マンガンの生成を抑制する新たな安定剤を発見し、エッチング液に高い安定性を持たせることに成功した。さらに酸性過マンガン酸溶液中に銀イオンを添加すると、エッチングと同時に銀がプラスチックに吸着し、めっき工程の触媒として働くことを見出し、エッチングと触媒の付与を同時に行えることを発見。触媒をパラジウムから銀に変えることで、コストと工数を大幅に削減した。そして2022年2月、自動車内装部品メーカーが同プロセスを使った量産ラインを稼働させた。

 O社は1905年(明治38年)に創業し、1922年(大正11年)に日本で初めてベーキングパウダー(膨らし粉)を国産化した歴史を持つ。Oさんの曾祖父は当時、大阪のたこ焼き屋やお好み焼き屋を対象に売り歩き、「もうちょっとこうしてくれたら使えるんやけどな」と言われて作り直し、次は「大分よくなったけれども、まだ使われへん」と言われて何度も作り直した結果、ようやく採用されたという。

 「それを機に当社が研究を始めるきっかけとなり、お客さまの求めるものを開発するという原点になった」とOさん。諦めずに研究開発することは同社の創業以来のDNA。全社員約450人のうち研究開発担当社員が3割以上を占めるという強みを生かし、次のハードルを乗り越えることに挑戦している。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 卜部兼好という人をご存知ですか? 215

 

 徒然草を知らない人はいないでしょう。

 その作者の兼好法師もよく知られています。

 私達は、吉田兼好と呼んでいますが、俗名は卜部兼好だそうです。

「とべ」ではなく「うらべ」と読みます。

 

 某TV局のアナウンサー「水卜」さんは、本名は「みうら」さんですが、「ミトちゃん」の愛称で人気ですね。

 ですから「卜」は、カタカナの「ト」などと誤って読む人は少ないかもしれませんね。

 これは、失礼しました!!

【追伸】

  「徒然なるままに日暮パソコンにむかひて」と題して、徒然にブログを発信しています。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月14日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-06 経営体別にみた経営コンサルタントの分類 2

2024-02-15 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月14日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-06 経営体別にみた経営コンサルタントの分類 2

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 バレンタインデーでは、結局、身内の者からのチョコレートで終わりました。

 そのうちに、それも無くなってしまうのでしょうね。<笑い>


 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 6 【経営支援】 経営体別にみた経営コンサルタントの分類 2

 前項に続きまして、コンサルタントの経営形態別の分類から、コンサルタントを選ぶポイントをご紹介します。

    ③ 総合研究所

 「○○総研」などという名称のことが多く、金融機関や大手企業の経済研究機関、アメリカでは大学の研究室が独立して設立されているようです。

 学者肌の研究者タイプの人が多く、理論的には優れたものを持っている反面、経営実務や現場の状況に疎く、頭でっかちの助言をされることがありますので、契約する前に、その視点でのチェックも必要です。

 講演会の講師選択に適している経営コンサルタントが多いのも特徴でしょう。

 知名度が高いところが多いですが、知名度だけで選定しますと、自社にあわないこともあります。

 クライアントに大企業が多く、中堅・中小企業に対する経験が浅いこともあります。また、大企業向けのコンサルティング手法を、そのまま応用するがために、規模の小さいところにはそぐわぬことが多いのです。

    ④ コンサルタント団体

 コンサルタントの代表的な団体がいくつかありますが、経験の浅い会員から超ベテランまで、いろいろなコンサルタントがいます。これらの団体に問い合わせますと、目的や希望にそったコンサルタントを紹介していただけます。

 たとえ年齢的には若くても有能な経営コンサルタントもおり、料金も高くなく、すばらしい助言をしてくれることもあります。

 一方で、定年退職をして、コンサルタントになったような人は、一見しますとベテラン風ですが、コンサルティング経験の浅さが目立つ先生もいますので、外見だけで判断しないようにすると良いでしょう。

 特に大企業出身で、中堅・中小企業のコンサルティング経験が浅い先生ですと、頭でっかちのコンサルティングになったりして、自社の体質に合わない場合もあります。

 社団法人や財団法人というような法人格を持っている団体が多いのですが、NPO法人であったり、設立の歴史的経緯などから法人化していない団体もあったりします。

 法人格を持っているとか、所属している会員数が多いからその団体が有能な経営コンサルタントを持ち、活発な活動をしているとは限りません。

 有能で良心的な経営コンサルタントを揃えている団体を探すことが第一歩でしょう。知名度の高い団体が必ずしも有能で良心的とは言い切れませんので、経営コンサルタント選びとともに団体選びにも注意が必要です。

    ⑤ 組織化したコンサルタント

 前述しました個人経営のコンサルタントの多くは、いずれかの団体に属しています。しかし、一人でコンサルタント業務をすることは、専門外の領域に充分対応できないなどの問題だけではなく、情報量不足など、いろいろな問題がからんできますので、それを解決することを目的として、気のあった経営コンサルタントが組織化することがあります。

 組織化の結果、コンサルティング・ファームとして法人化する場合もありますが、最近はLLP/LLCなどという協同組合的な法人体系をとることがあります。

 また、法人化をしないまでも、経営コンサルタントが組織的にグループ活動を行うことが増えてきています。共同受注をしたり、共同して業務を遂行したりしていて、個人経営の欠点を補っています。

 経営形態は、大企業や官公庁に適したコンサルティング・ファームや総合研究所と中堅・中小企業向けにはコンサルタント団体やコンサルタントの組織などに大別でき、「大は小を兼ねる」というのは難しく、大企業向けのコンサルタントが中堅・中小企業でコンサルティングをするのは必ずしも適切とはいえないということを心しておくことが必要です。
 

 

 

 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月15日 涅槃会 吉田兼好 徒然草執筆だけではなく、ラブレターを代筆??

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 加齢と共に増えるもの、減るもの 214

 歳を重ねるにつれ、いろいろな物が減ってきます。
 その代表が年賀状とバレンタインのチョコでしょうか。
 かつては、いろいろな顧問先からチョコレートを戴きました。
 今は、顧問先をすべて後進に譲っていますので、戴けるチョコレートは激減してしまいました。
 娘や孫達からのチョコレートはうれしいですね。
 そうそう、妻からも・・・  これを付け加えておかないと、後が怖いですから。<笑い>
 近年は、カカオ70%とか中には90%などという超ビターなチョコレートもあるのですね。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月13日 ユーチューブで見る曹洞宗大本山「総持寺」

2024-02-14 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月13日 ユーチューブで見る曹洞宗大本山「総持寺」

 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 企業さんの集まりに時々講師として招聘されますが、そのうちの一社の社長秘書からメールがきました。

 相談があるというので、○月○日14時にお会いすることになりました。

 この会社は、以前に訪れたことがあり、その後、時々社長にコンタクトをとっていました。

 今回、連絡を下さったということは、信頼関係が強くなってきたのではないでしょうか。

 どの様な相談か解りませんが、再会するのが楽しみです。

 

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 


 神奈川県  総持寺  

 

■ 総持寺とは

 總持寺は、神奈川県横浜市鶴見区にある曹洞宗の仏教寺院です。曹洞宗には大本山が二つあり、その一つが、福井県・永平寺です。すなわち、永平寺ほどの知名度はありませんが、由緒ある寺院なのです。

 私も実際に訪れて、その大きさに圧倒されました。併設されています鶴見大学やその附属中高のエリアをあわせますと、約15万坪の広大な境内です。

 1911年に、石川県鳳至郡門前町にありました真言律宗の教院「諸嶽観音堂」が現在地に移転し、「總持寺」となりました。寺紋は「五七桐紋」で、山号は「諸嶽山(しょがくさん)」、ご本尊は釈迦如来です。

 1321年(元亨元年)曹洞宗4世の瑩山紹瑾が、「諸嶽観音堂」への入院を住職の定賢から請われ、「諸嶽観音堂」が「總持寺」として寄進されました。山号の「諸嶽山」は、ここから来ています。

 1322年(元亨2年)、後醍醐天皇より「曹洞賜紫出世第一の道場」の綸旨を受けて官寺、大本山となり、曹洞宗を公称するようになり、1615年(元和元年)、徳川幕府より法度が出され、永平寺と並んで大本山となりました。

 1898年(明治31年)火災で焼失、1911年(明治44年)に、現在地に移転しました。

 ちなみに、石川県輪島市門前町の旧地は總持寺祖院と改称されています。

【 注 】

 石川県の總持寺は、2024年の能登半島地震で被災してしまいました。

 早期の復興を祈念しています。

 

■ アクセス

 〒230-8686 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1

 TEL 045-581-6021 FAX 045-571-8221

公共交通機関

 JR京浜東北線[鶴見駅]西口より徒歩(約7分)

 京浜急行線[京急鶴見駅]より徒歩(約10分)

 京浜急行線[花月総持寺駅]より徒歩(約10分)

車利用

 東京方面より首都高速横羽線[汐入]出口より約15分

 横浜方面より首都高速横羽線[生麦]出口より約10分

 ※ 總持寺の駐車場の利用可

 

■ 拝観

 總持寺は、開かれた禅苑を目指していて、境内は自由に参拝できますし、特別な場合を除いて、諸堂内も含め、修行僧の案内ツアーがあります。

  布教教化部 045-581-6159

  定時拝観          10:00 11:00 13:00 14:00 15:00

  拝観料              400円

 境内の敷地面積は、約50万㎡あり、仏殿、大祖堂をはじめ多くの堂宇があります。本尊釈迦如来像を安置する仏殿よりも、道元、瑩山紹瑾など歴代の祖師を祀る大祖堂の方が規模が大きいのが特色です。

 總持寺は、1911年(明治44年)に石川県から神奈川県に移転してきた寺院であるため堂宇の大部分は近代の建立です。仏殿をはじめとする主要建物の多くは20世紀前半(大正時代〜昭和時代前期)の本格的な木造建築です。

 大祖堂、三門などは太平洋戦争後に建立された鉄筋コンクリート造です。他所から總持寺へ移築された建物の中には、近世末期のものも若干あります。

 1970年(昭和45年)3月6日には火災があり、常照殿が焼失しましたが、2005年(平成17年)に、仏殿など16件の建造物が登録有形文化財に登録されました。

 境内には横浜市で起こった鉄道事故である桜木町事故(1951年)と鶴見事故(1963年)の慰霊碑が建立されています。

 太平洋戦争中、東京警備軍横浜警備隊が置かれ、1945年(昭和20年)8月終戦反対の反乱が起された地でもあります。

 

 

 私は、京急鶴見駅西口から、JRと京急線の間を、線路沿いに横浜方面に歩いてゆきました。

 5分も歩かないうちに、右手に鶴見神明社の赤地の幟(のぼり)を見つけて、カシャリしました。

 京急線とJR線の跨線橋を渡り、右手に折れますと総持寺の石柱が立っていました。

 参道の両側は、鶴見大学などの校舎や研究棟が配されていました。

 

 

 

 100m以上もの参道を歩いていますと、寺院の大きさ、曹洞宗・永平寺と同格の曹洞宗大本山をヒシヒシと感じました。

 

横浜・総持寺1  首都圏に、
 このような大寺院が
曹洞宗は大本山を二つ持ちます。福井・永平寺と横浜市の総持寺です。総持寺の参道を三門まで歩きますと、寺院の壮大さを感じます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月14日 バレンタインデー チョコレートいくつもらえるかな?

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 恒例の札幌雪祭り開催 206

 毎年、この時期になりますとテレビや新聞、各種報道で札幌雪祭りが紹介されます。
 札幌へは、仕事でずいぶんと通いましたが、雪祭りに行ったことは一度もないのです。
 昨年、孫達が雪を見たいというので家族で行ってきました。
 大きな雪像には圧倒されたようです。
 大通り会場だけでも約150基も並んでいるのですから、壮観でしょう。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/1108683ac445299c406ac4e1e87416f3
 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する05 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか?

2024-02-13 12:01:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する05 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか? 191C9
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

5 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか?

 日本の歌に「ぼろは着てても心は錦・・・」というくだりがあります。「清貧」ということを謳っているのですが、それをはき違えている人も多いようです。

 いかに着ている物は貧しくとも、清らかな心を持ち、一所懸命に生きている姿を謳っているのです。

 高価なものでなくても、清潔に洗われているものを著ていて、凜として、自信を持って自分の道を歩む姿は美しくさえあると思います。


 ところが、もし、経営コンサルタントが、刑事コロンボのように、よれよれのコートを着ていたとしたら、そのようなコンサルタントを積極的に迎え入れようという経営者は少ないのではないでしょうか。

「自分の生活が充分にできないような収入の少ないコンサルタントが、企業のコンサルティングをすることができるのだろうか?」と訝る人が大半でしょう。


「第一印象」というのは、重要です。

 第一印象を良くも悪くもすることのひとつが、姿勢です。背筋がピンと伸びて、サササッと歩く姿は、見ていて気持ちが良いです。背中を丸めて、猫背の人と比べると前者の方を好む人が圧倒的に多いのではないでしょうか。

 歩く姿と共に、座っている姿勢も他人からしばしば見られる状況です。

 イスに浅く腰をかけ、脚を組んでいる姿は、「無防備」に見えるだけではなく、だらしなく見えます。時には、「不遜」にさえ見えることがあります。

 机やPCに向かって仕事をするときには、背もたれに背を預けることなく、背筋を伸ばして仕事をするようにしています。

 椅子に座ってから仕事に入るときに、腕の両肘を身体に当てて前方に延ばし、掌を上に向けて、肘と同じ高さにします。この姿勢は、医者が登場するTVドラマなどで、手術に入る直前に医師がこの姿勢を取るシーンをよく見かけると思います。

 これは、「これから仕事に取りかかるぞ」という気持ちを高めることに繋がる、ある種の精神統一効果があることが解っています。この動作をすることにより、自ずと背筋が伸び、姿勢が正されます。

 椅子から立つときも、歩幅を心持ち拡げて、腹筋を使いながら、背筋を伸ばして、すっくと立つと、他から見て、とても健康的に見えます。これができるためには腹筋と背筋が弱いとできませんので、そのための筋トレも必要です。

 歩き出す前に、両足を揃えてから歩き出すと魅力的な姿勢で歩くことができます。膝頭と足を踏み出す方向を一致させると歩容が綺麗です。あまり小股になりすぎず、背筋を伸ばして歩くと、他の人から見て、気持ちよいほど凜として見えます。

 なにも意識しないでいますと、無防備に見えたり、だらしなく見えたりしますので、人の視線を意識することが、姿勢を良くし、健康につながり、評価も高くなります。この善循環を続けたいものです。

 

  (ドアノブ)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする