10月9日公開の映画『ナイト&デイ』
主演はトム・クルーズとキャメロン・ディアスですが、TVの宣伝見れば
わかりますよね。
トムとキャメロンの共演は、『バニラ・スカイ』以来とのことですが、
まぁこの映画は二人のファン以外は満足度は低いのではないでしょうか。
そもそもこの映画が出来上がるには、かなりの紆余曲折があったらしく、
当初はアダム・サンドラーに声が掛かり、『ウィチタ』の題で製作する
計画だったようです。
しかし、サンドラーがオファーを断ったあと、クリス・タッカーとエヴァ
・メンデスのダブル主演として、タイトルを『トラブル・マン』の計画を
立てたらしいです。
なぜそれが没となったのかは不明ですが、タッカーとメンデスが結果的に
降板した後、巡り巡ってトム・クルーズにお鉢が回ってきたようです。
映画自体の出来はマァマァですが、M:i3(ミッション:インポッシブル3)の
イーサンや「ワルキューレ」のシュタウフェンベルク大佐とはかなり違った
役柄を演技しています。
映画を見るまでは単なるアクション映画と思っていましたが、どうして
どうして内容は、コメディ的アクション&サスペンス(?)
キャメロンとトムの息のあった演技には、緊張感あふれるアクションでも、
笑えるシーンが結構あります。
本の内容は可でも不可でもなくありきたりのストーリーですが、
ラストシーンの「短パン」の会話は何となく「ほほ笑む」シーンでした。
CGを多用していますが、オーストリアのザルツベルグの夜景や裏路地の
シーン、そしてスペインのセルビアでの牛追い祭りのロケも十分楽しめます。
私なりの評価は★★★★☆(5点満点の4.2点)でしょうか。
*アメリカでの評判はイマイチで、「トイストーリー3」に大きく水を
あけられたそう。
その理由の一つに「影抜きのポスター」があげられたそうです。
それで日本のポスターはこのようになったとのこと。