オリックス戦の2連戦も連敗し泥沼の7連敗でセパ交流戦に入る日ハムだが、
果たして気分も新たに中日との試合を迎えることができるかが心配になってきた。
昨日は禁じ手ともいえるライト守備にホフパワーを起用したが結果は出ず、今日は
アブレィユの11号ソロは出ても一点さを詰められず、ついに7連敗となってしまった。
原因は手薄な投手陣というよりも、ちぐはぐな打線に問題があるのだろうが、栗山監督も
ここに来て「焦りから」なにか大切なものを無失っているような・・・。
昨年は中田を4番で使い続けた、頑なな意志と信念があったが、今年はコーチ陣が
入れ替わったこともあり、ストレートにアドバイスをする参謀がいないことも
ホフパワーをライト起用という奇策に走らせたのではないだろうか。
今年はボールが変わったことで、ミートさえすればホームランになるために、日ハム打線も
中田、アブ、ホフパワーと長打に頼る傾向があり、昨年までのスタイルとは様変わりして
繋ぐ野球が見られなくなった。
余りにも大雑把な点取りゲームでは、この連敗を止めるのはかなり難しいだろう。
原点に返り、繋ぐ野球でコツコツと点数を重ねる、日ハムの野球をしなければ、6月の時点で
今年のペナントは諦めるという最悪のシナリオになりかねない。
こうと決めたら頑固なまでに突き進む栗山野球だったから、昨年はパ・リーグ制覇という「奇跡」
があったのでは?
来週からは、堅守をモットーにブレない日本ハムの野球をして欲しいものだ。