昨日の試合で決めると思っていましたが、さすがのマー君も緊張のせいか珍しく
ボールコントロールができずに9回160球を投げるも4失点で敗戦投手に。
今年度初の負けがついたが、投球最後の急速は152キロを記録。
ある意味田中将大という男は、日本球界始まって以来の大投手なのかも知れない。
私が知る限り昭和の大投手といえば、稲尾和久、杉浦忠、金田正一などが挙げられるが
平成に時代が推移してからは、日本人離れした投手が続々と現れている。
ダルビッシュ・有、田中将大は既に日本球界では結果を残しているが、今年二刀流で
押し通した大谷翔平にも、ダルビッシュやマー君にも劣らない素質があると思われるので
今後の日本球界は世界に羽ばたく投手が次々と誕生してくるだろう。
それにしても日本シリーズでの楽天イーグルスの頑張りは、マー君で負けて美馬で勝つ
という予想もできない結果に終わった。
そもそも今春ペナントレースが始まるまで、誰が楽天の優勝を予想しただろうか。
私自身も優勝経験者が松井稼頭央以外は居ないだけに、後半は失速すると思っていたが
なんとなんと日本シリーズでも見せた「粘りの野球」で逃げきってしまった。
スポーツでの「勢いがついたチーム」には、神がかり的なことが起こるものだが、その
中心にいたのは田中将大その人であったのだろう。
これでマー君も心置きなくメジャーに行けるだろう。
いずれにせよ50億とも言われるお金が楽天に転がり込むだろうから、30.000人以上収容
ができる球場を早急に作るべきだろう。