急逝の野村克也氏 生前語っていた夢「胴上げで降ろしたら天国へ」“野球人”貫く
弱小球団の南海ホエールズではホームランの打てる捕手として本塁打王3回、 戦後初の三冠王を獲得し人気のなかった南海を大学時代長嶋茂雄と同期だった 杉浦忠とともにリーグ優勝に導いた野村克也氏が亡くなりました。
名選手、名監督であり歯切れのよい野球解説は、毒舌家ながら選手を思いやる優しさもあり、私生活では野村沙知代さんと前妻と散々もめた末に再婚おしどり夫婦としても有名でしたね。
何よりも彼の功績は「ID野球」を浸透させ、 リーグ優勝5度、日本一に3度も導いたことでしょう。
その後は名将として阪神、楽天でも7シーズン指揮を執り、多くの選手を育て あげたことはこの先も語り継がれるのではないでしょうか。
彼に育てられた選手には、侍ジャパンの稲葉監督、楽天の三木監督、ヤクルトの 高津監督、そしてかってヤクルト監督だった古田敦也氏、名遊撃手と言われた 宮本慎也氏そして日本ハムの栗山監督もその中の一人です。
ちなみに故野村沙知代さんは野村監督と結婚後に芳枝から沙知代に改名(1976年)をしていますが、これは当時としては珍しいことでした。
お互い苦労のすえにつかんだ幸せでしたが、2017年に愛妻のサッチー(沙知代さん)に先立たれすっかり元気がなくなったと交流のあった方達は語っています。
亡くなった病名は「虚血性心不全」だったそうですが、野村監督も同じ病気で逝くとは....本当に仲の良い夫婦だったのですね。
心からご冥福をお祈りいたします。
合掌