◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 2日目(3日)◇
◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6585yd(パー72)
この日は比嘉真美子選手がトップに立つか、注目の畑岡奈紗選手が予選通過を果たす
のかが気になり、最も気になる「日ハムVS西武」の頂上決戦を3回表のチャンスを
日ハムが逃した時点で、全英女子オープンのLive放送に切り替えました。
大会2日目を単独2位でスタートをした比嘉真美子選手は、この日も好調で順調に
スコアを伸ばし、16番を終えた時点では、スコアを11アンダーとして単独トップに
立つ活躍には、予選ラウンドを首位で終えるという確信はあったのですが...。
首位を走っていたミンジー・リー選手と同じ轍を踏むとは思ってもいませんでした。
この日、最も難関ホールの17番はティーショットをフェアウェーにしっかりと運んだ
後の第二打....。
「ここは確実にグリーンに乗せて..パーで良いと私は思わず呟いた」のですが、つま先
あがりにあったボールは右からの風にも乗って左に...。
ボールはブッシュに吸い込まれロストボールになるという最悪の結果になり、良くて
ダブルボギーかトリプルもある状況に追い込まれますが、打ち直しのボールは今度は
右バンカーに飛び込みます。
首位を走っていたミンジー・リー選手もこのホールで、バンカーショットの失敗でダ
ブルボギーを叩いていただけに、トリプルは避けたいところでしたが、ナイスアウト
でのワンパットダボは翌日につながる予感がしました。
結果、その後ポルナノン・ファトラム選手(タイ)が10アンダーでホールアウトをし
て、比嘉真美子選手、ミンジー・リー選手、ジョージア・ホール選手が9アンダーの
2位タイで追う形となりましたが、17番での粘りを見る限りもしやの予感を現実と
するプレーになるのかも知れません。
〈ホールアウト後の比嘉真美子選手〉
初日首位のミンジー・リー選手はツキのない一日でした。
トップに立ったファトラム選手はLPGAでは未勝利の選手ですから、果たして優勝の
プレッシャーに耐えられるでしょうか。
まだまだ残りは2日間もあるので、ミンジー・リー選手には全米女子オープンに続く
メジャー2勝目の可能性は十分にあります。
もう一人の日本人選手として予選通過を果たした岡山絵里選手は、海外メジャー初
挑戦ながらイーブンパーで周り55位タイで予選通過をしました。
日本人きっての飛ばし屋の一人ですから、予選通過の呪縛から解き放されて、思い
切ったプレーで上位を狙って欲しいですね。
残念だったのは一打足りず予選通過を逃がした上原彩子選手でした。
終盤3ホール連続バーディを奪い、最終ホールでバーディを取れば1オーバーで予選
通過だったのですが、最終ホールでのバーディパットは無情にもわずか外れて予選通
過を逃しました。
報われない一日でしたが、次の挑戦では必ず幸運が訪れるでしょう。
〈一打に泣いた上原彩子選手〉
期待の畑岡選手は、初めてのリンクスコースに泣かされてしまいました。
19歳と言えばまだまだ若いだけに、今回の経験を生かして最後のメジャーとなる
エビアンに挑戦をして欲しいですね。
〈成田美寿々選手は予選通過が出来なかった口惜しさを胸に帰国後も頑張るでしょう〉
〈全然歯が立たなかった...と、コメントした横峯さくら選手〉
2日目を終えて優勝候補はかなり絞られつつありますが、首位に2打差の5位には、
国内で活躍をしているテレサ・ルー選手がつけています。
堅実なプレーと彼女の爆発力は、風には強い台湾育ちですから、ダークホース的存在
になるでしょうね。
またミンジー・リー選手と同様に歴代メジャー覇者のパク・ソンヒョン選手と、ユ・
ソヨン選手の韓国勢も優勝争いに加わって来るでしょう。
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