B.ヘンダーソンがツアー6勝目 畑岡奈紗「78」と崩れ19位
スタートはバーディ発進でした。
気がかりだったのは、急遽強風の影響があるとのことで、畑岡選手はまさかの最終組
スタートに変更されたことです。
日本ツアーでは最終組の経験はあっても、全米女子にチャレンジをして2年目の彼女に
とって、初の最終組スタートはかなりプレッシャーがかかったのでは。
またB・ヘンダーソンは、若手ながらすでに18歳でメジャー(KPMG女子PGA選手権)
を獲得している強者であり、同伴競技者のモーマーティンも全英覇者という組に入った
のは不運でした。
とくにモーマーティン選手は、マイペース崩さないタイプでしたから、プレーのリズム
も合わなかったのかも知れません。
それでも1番で一打伸ばして首位に2打差に迫るも、その後のプレーがいけません。
3番、4番でボギーを叩くと、続く5番ロングでは、第2打を池に入れて、このホール
ではWボギーとしてしまいます。
もがけばもがくほど冷静さを失い、スコアを崩すのがゴルフの怖さですが、まさに失速
スパイラルに嵌まり、結果は6オーバーの大叩きをしてベスト10どころか19Tのホール
アウトになってしまいまいました。
しかし、全米に挑戦をして2年目で最終組を経験したことは、今後の畑岡選手にとっては
大きな宝になるでしょうね。
あの宮里藍選手でさえ2009年のエビアン選手権での初優勝までは、3年もの月日を経て
いるのですから、畑岡選手にはそれよりも早く初優勝のチャンスは巡って来るでしょう。
まだ19歳という若さですから、現在日本人プレーヤーでは野村敏京選手に次いでメジャー
獲得に最も近い選手だと思います。
焦らずにマイペースで進めば、USLPGAでのツアー優勝のニュースは、意外と早く飛び
込んで来るかも知れません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます