8月25日【Game110/41-69-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 3-5 北海道日本ハムファイターズ
【勝】増井 (4勝1敗18S)【負】久保 (2勝1敗0S)
選手もファンも疲れた一日だったと思います。
振り返れば日ハムは、敵地Koboパーク宮城では今季初勝利だったのですね。
長いトンネルを抜けたと言えますが、この所首位を転げ落ちて勝利に恵まれない楽天は
一時の勢いはなく、果たしてCSは大丈夫なのかと気になります。
日ハム先発の村田投手は、5回に味方打線が1-2から大谷のタイムリーで逆転をして
責任回数の5回を2失点で切り抜け、6回には宮西がバトンを受け取り、今季2勝目に手が
届いたかと思われたのですが、残念ながら鍵谷が7回にオコエにセンターオーバーの2塁
打を打たれる不運もあり、2勝目は持ち越しとなってしまいました。
中継ぎが宮西から鍵谷という変則的な繋ぎには、疑問を感じる所もありましたが、村田
投手にとっては「ツキ」がなかったと言えるでしょうし、5回を投げて4安打「97球」は
多過ぎですね。
せめて100球前後の投球数なら6回は投げ切り、後は後続投手に任せたなら、勝利投手は
転がり込んでいたと思います。
3-3と同点となった8回には通常の投手リレーでマーチンが登板し、先頭打者の銀次に
四球を与えますが続く3人を打ち取り、後を増井に託します。
増井は9回を3連続三振で味方打線の奮起を促しますが、延長に入った10回に大きな好機
が訪れます。
この回先頭打者の西川、松本は倒れますが、続く大谷、中田が連続四球で1,2塁とすると
5番レアードがタイムリー2塁打を放ち勝ち越しをします。
いつもであれば日ハムの攻撃はこれで終わるのですが、2死2,3塁で6番大田泰示は四球
を選ぶ粘りを見せ、続く代打の賢介が押し出しの四球で5-3としました。
今までは此の粘りがなかったからこそ、惜しいところでの負け試合が多かったのです。
10回の2得点は相手投手陣の乱調に助けられたとはいえ、4四球1安打で効率の良い得点
方法は、昨年までの日ハムの専売特許でした。
CSへの希望も立たれた状況下で日ハムのすべき仕事は、上位球団のいじめ役に徹して
優勝争いを面白くすることです。
梨田楽天の元気の無さは気にかかりますが、当面は宿敵SBを倒すことを目標にしてリーグ
を面白くしてほしいと思った試合でした。
なお、突如のメンドーサ投手の退団には驚きましたが、今年の投球ではやむを得ないと...。
来季はある程度実績のある勝てる外国人投手を入れて欲しいですね。
またレアードには是非ともHRkingを今年も獲って、来季も日ハムで頑張って欲しいです。
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