米女子ツアーの今季メジャー初戦「ANAインスピレーション」が始まりました。
今年も例年通りに開催地はカリフォルニア州ミッション・ヒルズCC(ダイナ・ショア・トーナメント・コース)です。
午前1時から眠い目をかっぴろげてTV観戦でした。
WOWOW放送の前半解説は、LPGA米国ツアーで日本人最多17勝を誇る岡本綾子プロ。WOWOWは初登場です。
経験は豊富なだけに「ゴルフ解説はともかく過去大会でのエピソード」が、とても楽しく笑いながら見るよりも聞いていました。
WOWOWでの解説は初登場の綾子さんでしたが、次々と飛び出す過去の名選手の裏話は、ベテランアナの林正浩さんとの掛け合いも抜群で、出場選手のプレー自体よりも聞くことで楽しませて頂くことに。
ただ前半は日本人選手は、横峯さくらプロと国内から参加の比嘉真美子プロのみで、コースの難しさもあり結果は4オーバーと予選通過が危ぶまれる位置でのホールアウト。
今日の二日目はかなり頑張らないと、午後のスタートになるので予選通過は難しいかも知れないです。
沖縄出身で風には強く、昨年は全英OPで8位入賞を果たしているだけに大爆発の可能性はあります。
〈パートナーとの相性が悪くリズムが狂い後半スコアを崩した比嘉真美子選手〉
〈PhotoはALBA様からお借りしました〉
WOWOW放送の後半は午前8時からの放送でしたが前半終了は午前5時15分まで、後半開始までの時間は休憩時間(私は睡眠時間)でしたが、眠い目を無理やり開けての後半放送を見るにはかなり厳しいものがありました。
放送が途中で中断をするのは、水を差された気分でいただけないとは思いますが、放送スタッフの交替も必要でしょうから仕方がないのでしょう。
さて後半での解説は、岡本綾子さんからバトンタッチを受けた小田美岐プロに変わりましたが、いつも通りの聞きやすい解説です。
WOWOWのゴルフ解説者としては、今回現地に飛んでレポーターをしている服部道子プロ。そして今回は出番がない森口祐子プロと東尾理子プロがいますが、小田美岐さんと森口さんは聞きやすいので私は好きですね。
誰がとは言いませんが、一人だけ聞きずらい方がいますが、今年は岡本綾子さんと小田美岐さんのW解説で良かったです。
プレーの方は午前の無風状態とは様相が一変し「各プレーヤーは風に悩まされる」後半(午後)となり、樋口久子さん以来のメジャー優勝が期待される畑岡奈紗、野村敏京、上原彩子の日本人選手は砂漠地帯の吹き抜ける風に悩まされスコアは伸びません。
午前と午後でこのように条件が変わるのは、屋外競技の宿命とはいえ、明日は後半に無風状態ならそれだけハンデも付くのですから、運の良し悪しが極端にあらわれるのは仕方がないのでしょう。
まさかジャンプ競技のように、風の具合でハンディキャップをあてるわけにもいかないでしょうし。
後半組スターとなった野村選手は、スタートから連続バーディをとる上々のスタートだったにもかかわらず、一時は首位に立つも風の悪戯に影響を受けて後半は大失速(涙).....。
調子は悪くはないと本人はコメントをしていますから、二日目からの大爆発を期待をすることにしましょう。
それでも首位からは5打差の42位Tですから、予選通過はパープレイでも大丈夫だと思いますが、上位を狙うなら3アンダーくらいではまわって欲しいですね。
〈後半大失速の野村選手は渋い表情が.....〉
〈PhotoはALBA様からお借りしました〉
調子は悪いとは思えない畑岡選手ですが、前週のKIAクラシックの疲れがあっても当然ですね。
アイアンを右にプッシュアウトして苦戦を強いられましたが、風の中のプレーですから仕方がないと思います。
野村選手と並んで1オーバーのスタートとなりましたが、今年の奈紗ちゃんはショットのキレ味が抜群ですから、二日目以降の爆発は期待が出来ると思います。
〈ホールアウト後の奈紗ちゃんは、この後すぐにパットチェックをしていました〉
〈PhotoはALBA様からお借りしました〉
【ANAインスピレーション初日 日本選手成績】
42T:畑岡奈紗(+1)
42T:野村敏京(+1)
68T:上原彩子(+3)
80T:比嘉真美子(+4)
80T:横峯さくら(+4)
全体を見渡すと優勝候補の一人L・トンプソン(過去2度の優勝)は3アンダー2位タイに付けていますが、果たして2日目は後半のスタートですから不安は残ります。
最有力候補の世界ランク1位のパク・ソンヒョンは1アンダー16位タイとB・ヘンダーソンと並んではいますが、昨年の勢いは失せているように。
畑岡奈紗ちゃんと同じ42位タイにいる前週の雪辱を期したいインビー・パークが不気味な存在ですね。
いずれにしても1オーバーまでの55名の選手にはチャンスがあると思います。
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