<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日◇18日◇軽井沢72ゴルフ 北コース
◇6,705ヤード・パー72>
2日目を終えた時点で8位Tからの大逆転劇でした。
優勝を飾ったのはシブコでもなく、前日トップでスタートした濱田選手でもなく、飛ばし屋の穴井詩選手でした。
それにしてもこの日ボギーなしの7アンダーはお見事でした。
穴井選手と今季保険の窓口で優勝を飾り、資生堂アネッサとサマンサタバサでともに2位に入っているイ・ミニョン選手のPOは、断然イ・ミニョン選手が優勢かと思われましたが、最初の1Hであっさりと決着がつき、穴井詩選手の今季初優勝となりましたが、このコースは最終ホールでの油断が運命を分けるホールだとつくづく思ったものです。
渋野日向子選手がまさかの3パットでPO進出を逃がすとは、誰もが信じられない最終ホールになりましたが、岡本綾子さんにいうには「若さが出た!」の一言に尽きるのかも知れません。
それでシブコフィーバーのなか、大ギャラリーを従えながらも最終日も4アンダーでまわる抜きんでた能力は、将来性を十分に暗示したプレーぶりでした。
全英女子オープン優勝がまた一段と自信をつけさせたのでしょうが、彼女の活躍ぶりは他の若手選手にも良い影響を与えることは間違いないでしょう。
しかしながら、多くのギャラリーや取材陣を集めるなか、最も懸念されるのは「真のゴルフファン」以外の野次馬的言動です。
その点に関しての記事が、日刊スポーツに掲載されていましたので一読をして欲しいですね。
なお、日本の女子ツアーでの観戦マナーに関しては、海外ツアーに比べてまだまだ一流とは言えません(東南アジア・韓国は別物ですが..)。
個々の選手を応援したい気持ちは分かりますが、応援選手以外がまだグリーン上にいるのに、次のホールに移動をするギャラリーは、今大会でも何度か見られました。
ティーイングGでもショットのたびに大声を出すのは、米国男子ツアーの影響かも知れませんが、ファンとしてのめりこむのは時として他の選手からは弊害となる場合もあるので、観戦マナーはもう少し徹底されるべきでしょう。
さてプーさん一押しの小祝さくら選手は、最終日の強さを存分に発揮して、この日5アンダーでまわり7位Tにくい込みました、
返しがえすも初日の17・18番での連続ボギーがなければ....優勝争いにくい込んでいた気がします。
再来週は涼しくなった北海道に戻り小樽カントリークラブでのニトリが待っていますから、体調万全でホステスプロとしての活躍を期待したいですね。
もう一人の道内勢として決勝ラウンドに進出をした菊地絵理香選手も、この日は3アンダーでまわりトータルスコア6アンダーの21Tでホールアウトをしました。
徐々に調子も上向きとなってきたようなので、今季優勝は無理でも賞金争いではベスト15を目指して欲しいですね。
同組で回ったユン・チェヨン選手との談笑ショットは何を話しているのかが気になるところです。
韓国から遅れて参戦をしているユン・チェヨン選手は、イ・ボミ選手やキム・ハヌル選手より2学年先輩とのことですがいまだ未勝利。
美人プロなので1勝をしたなら人気も上がるでしょうね。
期待をしています。
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