誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ハマナス

2018-06-06 11:39:34 | 誕生日の花ケイスケ日記
ハマナス(バラ科)花言葉は照り映える容色。バラ科の落葉低木。太平洋岸の茨城より北、および日本海側の鳥取以北、そして北海道海岸の砂地に群生する。枝は太く、剛毛と刺は太く、剛毛と刺がかなり多い。60月~7月に紅色の花を開き、芳香を放つ。北海道の夏を代表する、たくましく、かつ美しい花としての印象が強い。「塊根の丘を後にし旅つゞ 高浜虚子」「攻塊や今も沖には未来あり 中村草田男」「はまなすや親潮と知る海のいろ 及川 貞」「はまなすや砂丘にたたかい砂丘に墓 古沢太穂」「致塊に言葉寄せ合ふ砂の道 古館曹人」「致塊にまぬがれたき雨となる 大峯あきら」「致魂は人待つ花よ風岬 渡辺恭子」「塊魂に心の画布の殖ゆる旅 吉村ひさ志:「宗谷への一理致魂砂防垣 藤村瑞子」「致魂や海より賜ふ深呼吸 阿部真希子」「致魂や貧しき浦の摩崖仏 片山峰子」「塊根や波の秀蒼きオホ一ツク 林 泉水」「致魂や白兎海岸兎波 赤坂八重子」。

スイレン

2018-06-05 11:29:26 | 誕生日の花ケイスケ日記
スイレン(スイレン科)花言葉は、純粋な心;信仰。スイレン科スイレン属の水草の総称。北半球の熱帯から温帯の沼沢に広く自生する多年草で、改良を加えて観賞用にされている。根茎は水底泥中にあり、水面に浮かべる。円い葉は濃緑で光沢があり、裏側は赤紫を帯びることが多い。夏になると花茎を伸ばして、直径10~25センチの蓮に似た花を咲かせる。色は白。黄。紅紫など。末の刻(午後二時頃)に開花することで末草と呼ばれているが、昼咲と夜咲きのものとがある。「睡蓮をわたり了せる蝶高く 高浜年尾」「睡蓮や死なrぬものの似て肉浄めよ 中村草田男」「睡蓮に問う雨の日のモネの起居 伊丹三樹彦」「星よりの伝言の彩ひつじくさ 友永佳津朗」「末草限りなく寄す車椅子 日原輝子」「しほかぜのすぎゆく音やひつじ草 佐怒賀正美」「さんだるを編む睡蓮のほとりかな 天野小石」「睡蓮の水は流ること知らず 佐藤博美」「玉杯に雨を受けたり末草 吉田愛子」「雨粒のひかりとなりぬ末草 赤間はる江」「大愚語に開きつたる末草 小田島亮悦」「木の橋にタールの匂い羊草 木村てる代」「睡蓮にヒマラヤ杉の太き影 佐藤宣子」、「睡蓮をわたり了せて蝶高く 高浜年尾」「睡蓮の花閉じ月光浄土かな 柴田白葉女」「睡蓮や聞き覚えある水の私語 中村苑子」「睡蓮に水盛り上げる鯉の道 伊丹三樹彦」「睡蓮や聞き覚えある水の私語 中村苑子」「睡蓮に水盛り上げる鯉の道 伊丹三樹彦」「睡蓮の開花の刻の水しぶき 菊池恒子」「睡蓮やふと日月は食しあふ 安井浩司」「睡蓮やふと日月は食しあふ 安井康司」「睡蓮の余瀬清水の無りょうかな 渡辺啓次郎」「黄金の鯉が水尾ひく末草 加古宗也」「睡蓮の水より咲いて水輝く 三村純也」「芯見ゆるまで睡蓮に歩み寄る 高村満子」。

釣り鐘草

2018-06-03 10:20:28 | 誕生日の花ケイスケ日記
釣り鐘草(キキョウ科)花言葉は,感謝。釣鐘草;提灯花;風鈴草。キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。山地、丘陵に自生する。茎の高さは40~80センチ、粗い開出毛がある。葉の緑には不揃いの̪歯牙がある。花は六、七月、淡紅紫色、または白色で、濃色の斑点がある。釣鐘の花は」提灯に似ている。この花の中に蛍を入れて遊んだことから、この名がついたというのが一般説。「咲く花はつりがね草か野中寺 才麿」「宵月を蛍袋の花で指す 中村草田男」「見ゆるごと蛍袋に木てかがむ 村越化石」{山中のほたるぶくろに隠れんか 小澤 實」「形見よとほたるぶくろの白無垢は 阪本謙二」「逢ひたくて蛍袋にともす 岩淵喜代子」「海鳴りの籠もりし蛍袋かな 七田谷めり臼」「まつすぐに蛍袋に夜がくる 保坂敏子」「蛍袋湖の入日は辻りくる 山沢荒絹」。(爽やかに踏めばかりと浜辺の藻 小野瑞枝;走り根の襞ます花の吹き溜まり 小野謙治)

タニウツギ

2018-05-31 07:05:16 | 誕生日の花ケイスケ日記
タニウツギ(谷空木;スイカズラ科)花言葉は、豊麗。スイカズラ科の常緑蔓性木本。山野に自生。葉は冬も枯れないので「忍冬」と呼ばれる。初夏に葉をつけ根に二つずつ並んで細い筒形の花を開く。上部が五っに裂け芳香を放ち,吸うと甘いので吸う葛の名がついた。はじめに淡いい黄色に変わるので金銀花ともいうう。美本州と北海道の日本海が側山地に生える。高さ2~3メトルに枝は淡褐色。葉は長卵冬も枯れないの「忍冬」とスイカズラ科。芳香を放つ。「忍冬の花うちからむくまでかな 白雄」「有らば有れ多きは憎し金銀花 太 筑」「忍冬の花折りもちてほ暗し 後藤夜半」「忍冬の花のこぼせし言葉かな 後藤比奈夫」「森に摘む薬種づくりの金銀花 富山青」「すいかずら波郷あお知らで波郷門 渡辺和夫」「すひかずすればほのと恋心 赤沼淑子」「抱卵のくらがりへ垂れすっかずら 岩崎喜子」(紅残る秘伝k観音こぼれ萩 小野瑞枝;舗装路の隙の草引くあわれかな 小野謙治)













タニウツギ

2018-05-31 07:05:16 | 誕生日の花ケイスケ日記
タニウツギ(谷空木;スイカズラ科)花言葉は、豊麗。スイカズラ科の常緑蔓性木本。山野に自生。葉は冬も枯れないので「忍冬」と呼ばれる。初夏に葉をつけ根に二つずつ並んで細い筒形の花を開く。上部が五っに裂け芳香を放ち,吸うと甘いので吸う葛の名がついた。はじめに淡いい黄色に変わるので金銀花ともいうう。美本州と北海道の日本海が側山地に生える。高さ2~3メトルに枝は淡褐色。葉は長卵冬も枯れないの「忍冬」とスイカズラ科。芳香を放つ。「忍冬の花うちからむくまでかな 白雄」「有らば有れ多きは憎し金銀花 太 筑」「忍冬の花折りもちてほ暗し 後藤夜半」「忍冬の花のこぼせし言葉かな 後藤比奈夫」「森に摘む薬種づくりの金銀花 富山青」「すいかずら波郷あお知らぬ}。ウツギ;卯の花(ユキノシタ科)花言葉は、秘密。卯の花月;花残月;陰暦四月の異称。陽暦ではほぼ五月にあたる。卯の花月を略したものとされる。林間の小径に卯の花が白く咲きこぼれ、揚羽蝶が視界をよぎる。薫風が吹きわたり、衣替えのあとの肌の感触がすがすがしい。陽暦で五月というより、濃やかな情感が生じる。「思い出す木曽や四月の桜狩り 芭蕉」「はやり来る羽織みじかき卯月かな 北枝」「膳まはり青の見ゆる卯月かな 浪化」「巫女によきぬすます卯月かな 蕪村」「旅人も草も夜明けの四月かな 鳳朗」「塵ほどの鳶舞い上がる卯月かな 梅室」「̪師をしたふこゝに生くる卯月かな 飯田蛇忽」「河鹿きく卯月は夜のはじめかな 森 澄雄」「思ふこと多し卯月の日暮れどき 清水基吉」「酒置いて畳はなやぐ卯月かな 林徹」「白匂う卯の花月となりしかな 宇咲冬男」「卯月かな汐寄す池の満ちて来し 小川浪美子」「富士隠しおほせず卯月ぐもりかな 掘 恭子」。(梅雨晴間ジャングルジムに取り遊び 小野瑞枝;(緑陰美貌やすませいたりけり 小野謙治)。













二人シズカ

2018-05-30 15:04:09 | 誕生日の花ケイスケ日記
二人シズカ;二人静;センリョウ科の多年草で、山野に自生。高さ30センチ。四、五月頃、茎頂の四、五枚の葉の中央から花穂を通常二本だし、点綴する。謡曲「二人静」で静御前の霊の曳いたな摘女との舞姿から連想した名つけられた。「二人静木洩れ日と酢きあふわ 渡邊千枝子」「帳して二人静の咲きはみだす 折笠美秋」「身の丈を揃へて二人静かな 倉田核文」(春光や時にjひろがる滝の幅 小野瑞枝;二人静女の髪肌ゆるみくる 小野謙治)

セツコク

2018-05-29 06:01:29 | 誕生日の花ケイスケ日記
セツコク(ラン科)花言葉は、あなたは私を元気つける。ラン科の常緑多年草。暖地の岩上や樹上に着生するが、へゴなどに着けて観賞用にも。茎は群生し、高さ五~ニ五センチほど。竹を思わせる数個の節がある。五、六月頃古い茎の上方の節に一、二個の白色または淡紅色の芳香ある優美な花をつける。古くから漢方薬として用いる。石刻や朝雲ひかる峰の寺 高田蝶衣」「声あげて石刻の香を感じおり 加藤楸邨」「石角の花のをはりし一字塔 安食彰彦」。(うつろなる老幹にして花盛り 小野瑞枝;籠のめ目に土のたまりて花盛り 小野謙治)

アマリリス

2018-05-28 15:46:06 | 誕生日の花ケイスケ日記
アマリリス(ヒガンバナ科)花言葉は誇り;おしゃべり。ヒガンバナ科の球根草。南アメリカ原産の多数の原種を交配して作られた園芸品種群をさす。球根は径6~10センチと大きい。5~7月、太い茎の先に百合に似た六弁花が二~四個咲く。色は赤、桃、白など。葉も艶があり、豪華である。鉢植えで楽しむことが多い。「名声消されず為事せぬ人アマリリス 中村草田男」「太陽に烏が棲めりアマリリス 福田柊汀」「アマリリス開く来訪者のように 山田弘子」「指が裂ける股が裂けるとアマリリス 田邉香代子*「首曲げていく人待つなりアマリリス 石井 保」「装へば背筋のびかアマリリス 福嶋延子」「装へば脊筋のびやかアマリリス 福嶋延子」「アマリリス明日は明るい日と書いて 大原教恵」「新しき帽子斜めにアマリリス 市橋章子」「新しき帽子斜めにアマリリス 市橋章子」。(照り出して蝶漂はす草いきれ 小野瑞枝;今年竹過ぎたることはこだわらず 小野謙治)

キンギョソウ

2018-05-27 11:50:53 | 誕生日の花ケイスケ日記
キンギョソウ(ゴマの生え草科)。花言葉は;清純な心。多年草または一年草で、原産地はヨーロツパ。草丈20~100センチ。葉は長楕円状披針形。花は五、六月。約五センチ、花冠が大きく下部は筒状、上下二唇弁があり穂状に咲く。膨らみのある花の形から名がついた。紅紫、橙のほか、種類が多く変化に富む。「空白の幼い時ありけり金魚草 秦 夕美」「緋の色の尾びれをひろげ金魚草 岬 雪夫」「あどけなき幼の嘘や金魚草 権藤千秋」「丈揃へ括られてあり金魚草 富士 なぎさ」「わが庭の風に泳げる金魚草 一木緋佐子」「丈揃へ括れられてあり金魚草 藤なぎさ」「丈揃へ括られてあり金魚草 藤 汀}「わがに庭の風に泳げる金魚草 一木緋佐子」。(馬車道の朝の清掃小鳥来る 小野瑞枝;淋しくも金魚草のさかりかな 小野謙治)。

カスミソウ

2018-05-26 16:39:23 | 誕生日の花ケイスケ日記
カスミソウ(ナデシスコ科)花言葉は、匂い立つ魅力。なでしこ科の一年草。カフカす地方原産。5月に小花が群れて咲く。草丈は50~60センチ。小さな葉は披針形で対生。多数の枝を分れて茂り、白色五弁の花をつけると、その花柄を二つ伸ばして花をつけることを繰り返す。変種にアカバナカスミソウがある。白い小花を無数に付けた清楚な姿は添え花として人気が高い。バラやカーネーションには付き物のように添えられ、花束にボリュウムを添えられ、花束にボリュームを与え、華やかさを増す。「霞草紙人形も二重帯 花谷和子」「霞草紙人形も二重帯 花谷和子」「セロハンの中の幸せかすみ草 椎名智恵子」「脇役にひたすら徹しかすみ草 藤井恒子」「束解けば息吐くやうに霞草 島川明子」。(はつきりと咲いているしかば霞草 小野謙治;せろはんの中の幸せかすみ草;小野瑞枝)