渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

忍者犬フジ丸

2024年04月30日 | open
 

里親募集でフジ丸がうちに
来た頃。
この犬は可愛い犬でしたよ。
チョロ松ながら聡明だった。
この頃、うちには4頭の犬が
いた。キャバ×2と忍者犬(笑)
が×2。なぜ忍者犬というか
というと、かなりの芸という
か技を見せるから。救助犬に
でも訓練すればなれるのでは、
という程に2頭とも賢かった。
そして、飼い主のコマンドは
忠実に実行する。
うちの忍者犬は四国犬と雑種
のこの子。どちらも里親さん
募集で引き取りうちの家族と
なった。四国犬の先輩は名を
小太郎といった。
キャバのほうは、1頭はうち
のポチ1.5号で、1号が酔った
知人に殴り殺された後に
ペットショップで長年檻に
入れられっぱなしのところ
を引き取った。
「気に入らなかったらいつ
でも引き取りますから」と
店主は言ってた。犬は中古車
じゃねえんだよ。札束をテー
ブルにぴしゃりと置いて即行
で引き取って来て家族となっ
た。飼い主が何人か変わった
らしい。
ただ、車慣れしていて、外出
時にはローバーミニのドアを
開けるとパッと飛び乗って
助手席で即寝る子だった。実
年齢は5才だった。♀の三毛。
とても心優しいキャバリアだ
った。寮母さんのような感じ。
もう1頭の♂は殺されたキャバ
のイトコが生まれたらと頼ん
でいたブリーダーからショップ
通しでうちに来てもらったブ
レンハイムのキャバリアだ。
ホゲホゲしているポチ2号。
うちの娘とは幼馴染として育
った。

おもちゃの取り合い。


偶然アルアルで恐ろしい。
ポチ1号とポチ2号のキャバ
リアは血脈的にイトコなの
でルーツが同じなのも判る
が、たまたま引き取った
トライカラー(三毛)の♀
は、偶然にも先にいた2頭
と極めて近しい血統血脈
だった。たまげた。

この白い日本犬雑種のフジ丸
は老齢により16才で天寿を全
うし
た。
死ぬ直前まで元気で、眠る
ように息を引き取った。
幸せだったかな。
短い時間だけど、一緒にいて
くれてありがとう。

よろしかったらこちらもどうぞ。
ワンコのお話です。
 

ねぇ、マリモ (2012年記事一部訂正再掲) - 渓流詩人の徒然日記

ぽちたまは、なぜもう少し長く生きてくれないのだろう。だけど、そんな思いは人間の勝手な思いだ。彼らは彼らで、自分たちの生涯を懸命に生きている。我が家にも犬がいた。...

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