渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

好きな作風

2016年04月07日 | open

こういうのが私が一番好きな地肌である。


こういうのが私が一番好きな刃文である。


好きなものは好きなので仕方がない。
これは女性の好みと同じで、まったく個人的な好き嫌い好みの
問題なので、誰が何と言おうと好きなものは好きなのである。

こういう刀が私の理想形だ。『オイディプスの刃』に出てきたような
南北朝の太刀。だが、ダンビラはったり刀ではない。
地鉄(じがね)は限りなく青く澄み、清涼である。
こうした刀が好きなのだ。


私の最愛の差料は、時代室町ながら古雅な面持ちを保っている。
刀剣なるも、これを眺めていると和歌さえ一首浮かんでくる。
嗚呼、それが古刀なり。

(撮影:町井勲氏)



 


内野未来

2016年04月03日 | open



バイバイ。
元気でな。