今回、野営地に私が持参した
刃物の総数を数えてみたら
27丁だった。18丁テスト
した。
1回の野行きで1丁しか持って
いかないとしたら1回しか試
せない。
今回は、様々に使ってみて、
絞り込みができた。
ただ、感じた。
ナイフバトニング薪割りをしな
いのであるならば、ブローニン
グM4000チーターとそれのフル
コピーのハットリが1丁あれば
かなり使い易いだろうことだ。
ブローニングのOEMを請け負っ
ていた関の服部刃物は現在は
ブローニングOEMは無いが、
オリジナルラインナップがある。
レギュラーラインのモデル3718だ。
私もブローニング・チーター
とハットリ3718を持っている
が、とてつもなく使い易い。
ただ、チーターとハットリで
バトニング薪割りもしたが、
ハンドルが細すぎて全く向い
ていない。割るためでは
なく切るためのナイフ、ナ
イフとしてのナイフだ。
ナイフ単体としては珠玉の使
い勝手の良さだ。
今回はマルティーニのプーコ
がその役目を果たした。
私の山でフィールドテストの
時。(2015年)
フェザーを作ってメタルファ
イアで着火。
ブッシュクラフトは1960年代
からやっているが、呼称が
ブッシュクラフトという名称
が無かっただけだ。
私はブッシュクラフトという
固有名詞は2013年から使い
始めた。
このフェザー作り画像は2015年。
ナイフはハットリ3718だ。
ハマグリ刃。
自己所有の森なので直火だ。
私が作るカマドはこんな感じ。
高すぎても低すぎても、また
狭すぎても広すぎてもいけな
い。
他の人のカマドと違うのは、
鍛冶炉をかなり参考にして
いるのでリフレクター効果が
出るようなカマドに石積み
する事だ。このカマド方式は
子ども時分のキャンプでの父
のカマド積みを参考に、後
年私独自の工夫を加味し
たものだ。
地面の下にも石を敷いて炭で
打ち固めて乾燥させたならば、
これを炉として鍛造刃物も
作れる。その場合は岩手産
の松炭が無いと上手く行か
ないが。
鍛造刃物は炭で決まる。
ここではハムをくらう。
この厚切りハム、めちゃくちゃ
美味しかった。九州の日本刀
研究者の先生からの頂き物。

この熾き炭状態の薪が実は
とても貴重。
フィールドテストは終了した
ので、完全に消化させる。

そして、自分の土地であろう
と原状回復。
キャンプ場等のよそさまの
土地でも全く同じだ。立つ
鳥、後を濁してはならない。
まあ、そんな感じで今回の土日
は、数年ぶりにたっぷりとナイ
フをテストできた。
今後は持って行くのはアルテマ
かリアルスチール・ブッシュ
クラフト・プラス、マルティ
ーニ・プーッコもしくはハッ
トリ3718あるいはブローニン
グ ・チーター、頻発多用ナイ
フとしてブローニング277だ。
その3種。
・ハードユース(フルタング・
フィクスド)
・通常汎用型(至高の切れ味に
しておく)
・頻発多用型(小型フォールダー)
そして、予備としてモーラ・
プロ。
研師の先生自作ナイフの「コン
ドル」は最高なのだが、いかん
せんカスタムナイフである
ので、使い倒して研ぎ減ら
すのはあまりにももったい
ない。
ソロではなくマスキャンの場合
は、夜の語らいがいいよね。
もっと天体望遠鏡の人に星の話
を聴きたかったな。
アンドロメダ銀河なんて初めて
肉眼で見たよ。