(本山天然砥石の端材。戸前・あいさ・
並砥・天井・敷き戸前の原石。
あいさは日本刀研磨の地艶に使える)
天然砥石って高価ですよね。
大き目のまともな物は、物にもよります
が1丁8万円~20万円くらいします。豆腐
と同じくらいの大きさの物が。
日本刀研磨用では1丁600万円の砥石も
あったりする。
安い物でもだいたい3万円前後です。
私の場合は、端材の小売り物を仕入れて
います。理由は、質は高級砥石と同じ
だが形が小さかったり豆腐形に取れな
かったりした変形であるために格安に
なっているだけだから。
その端材天然砥石をできるだけ立方体
になるように磨って、板にコーキング
材で貼り付けて使用しています。
崩れやすい種類の砥石のサイドは
カシューで塗り固めて養生して
やっています。
天然砥石について私がまとめてみました。
天然砥石の良質な部分は製品化されて
大きな豆腐形に切り出されているため
に高価なのです。
端材は小さな変形物ゆえ値段が安い。
それを整形すれば質は上物と変わらな
いので、和式刃物等の小物には十分に
使えるのです。
私の研磨。鋼の素顔が見えるように
研ぐのが一つの目標。
刃取りをしている白いところが刃文
ではない。刃文とは焼き刃の頭の事。
これは日本刀なので刃文が見える。
鋼と地鉄(じがね)の合わせ鉄利器材の
包丁などには刃文は無い。地鉄と鋼
の境目はカイサキと呼ぶものであり、
刃文とはまったく関係のない包丁の
境目文様のことをハモンと思い込んで
勘違いをしている日本人はとても多い。
なお、刃文は焼き刃の頭であるので、
どんなに研ごうが刃文が消えるという
ことは無い。見えにくくなることは
あっても刃文が消える=焼き刃が消失
するということであるので、それは
焼きナマシでもして焼き刃を無くさ
ない限りあり得ない。
だが、これも無知な人が非常に多く、
「刃文が消えた」とか言う人が多す
ぎます。
天然砥石を使って、きちんと研いで
あげれば、肥後守でさえもこのよう
な姿になります。土置きによる刃文
発生はありませんが、刃先から焼き
入れ冷却しているため、刃文状の
直刃風マルテンサイト変態がみられ
る個体になっているのがお判りになる
でしょうか。
刃部は明らかに高硬度になっています。
また、地鉄は複雑な熱変態による肌目
が現出している。
こういう良い部分を引き出してやるのが
本当の「研ぎ」だと私は考えています。
ほんの600円の永尾製の本家肥後守で
さえも、このような鉄の芸術性を鍛冶職
によって付与されているのです。
ただ、通常ではグラインダーでガーッと
削っただけなので全く素顔が見えない。
私は研ぎにより本当の姿を見せてあげた
だけです。私の手柄ではない。刃物が
持つ良性部分が隠れていただけ。
私はそれの手を引っ張って、ヨイショと
引き上げてやっただけです。
鍛造打ち刃物が持つこうした鋼の熱
変態による働きを明瞭に見えるよう
に研ぐには、天然砥石でないと絶対
にできません。
人造砥石だと、バフをかけたような
ツルツルピカピカのステンレスメッキ
のようになってしまいます。
天然砥石は、ただ単に刃物を切れる
ように研ぐだけではない大きな能力
を持っているのです。
刃先を尖らせるだけならば天然砥石
ではなくとも、粒度を上げた人造砥石
や乳状ケミカルでも切れ味は得られ
ます。
しかし、鋼の素顔、鍛冶師によって
この世に生まれた刃物が持つ鋼の真の
姿を見ることはできません。
ククサを彫る方法。 日本刀キリダシ。
「日本刀キリダシ」を一瞬「日本刀キリシタン」
と読んでしまった(笑)。
和式刃物切り出しがよく切れる。
しかし、この動画だけではないが、どこに
でもとにかく×をつけたがる奴らっている
のね(笑)。
この動画でも〇に対して3.6%の人が×を
つけている。
全体閲覧数ではない。×をつけたがる人間
というのは、圧倒的少数だろう。
どこにでもつける。みさかいなく(笑)。
というか、人の動画によく×つけたりする
よなぁ。
アイドル歌手や映画の投稿とかにも×つけて
いい気になってるのいるしなぁ。
〇×があたかも民意みたいな虚構ってのは
実に馬鹿らしいけど、とにかく×をつけま
くる偏執狂的な粘着者というのはネット界
には多いのでキモいものがある。
人助けの動画や動物の心温まる動画とか
にも×つけまくってたりするもの(笑)。
病んでるよなぁ。
思うに匿名性の陰に隠れた人間の悪意と
いうのは動画サイトの〇×方式導入以降
顕著になったのではなかろうか。
別段イイネが多くついていれば良映像と
いうことでもないし、その逆も真理では
ない。
炎上誘致構造によって商業主義的な
利益を得ようとするシステム自体に
問題があると思うけどね、私は。
それにどっぷり乗っている「悪意ある」
大衆、という図式ね。
最高裁判事の選挙と勘違いしてんじゃ
ないの?(笑)
あれもまた、その判事がどんなことを
してきたかを知らない大衆に〇か×か
で選択を迫るという無茶なシステム
だけどさ。
多くの日本人の間でも、日本固有の天然
砥石の事についてはよく知られていな
いようだ。
が刃物研磨の技術が突き抜けており、他国
とは別格だ。
天然本山の合さ(あいさ)で研いだ平地。
別角度から、通常面側。
天然砥石研磨。
絶妙資質の存在には気づかない。
キャプテンスタッグのこのファイア
ボックスは使いやすそうだなぁ。
ただの箱型よりもずっと良さそうだ。
しかし、こういうギア開発の人って、
いろんなのをよく考えるよね。
こういう物の開発というのは面白い。
こちらのファイアボックスなんて、組み
立てお手軽さ爆発だがや。
簡単組み立て・収納が魅力の、
BOX型焚き火台のレビュー
火が強すぎると思うよ。
ヤカンの取っ手が溶けちゃう(笑)。
フェザーが上手いナイフ
JP鹿ハンター先生。
医師にして狩猟者。
本職も趣味領域も、生き物の命に関わる人。
この先生の動画は、この方自身が常に
進行形なので、固定的完成形として観て
はいけない。その時点での解釈、として
観ないと。
私は、この方が動画をアップし始めた
頃から英語バージョンも含めて視聴して
いる。ハンティングはともかく、ナイフ
の研ぎや野外活動については意外と経験
年数は短い。しかし、模索の濃度が濃い
ので短期間で急速に上級者になっている。
そこが面白い。
解釈においては錯誤や誤認も多く見られ
たりもするが、ご自身で気づくとすぐに
訂正して別アングルからの解析を試みる。
正直な人で私は好感が持てる。
ナイフのハンドル周りについてのこの
ドクターのかつての判断解析には私は
少し疑問があったが、それがこの動画
(2020/6/23)では一気に解決している。
先生も正直に「当時は分からなかった」
と表明している。
この人のそうした真面目な取り組みが
私は好きだ。
研ぎなんて、最初はひどかったもの(笑)。
スキージャンプ台のような砥石にさせて
「これが研ぎ易いんだ」とか言って。
その後、「私が間違ってました」と表明
して、まっ平らな砥石の定理をきちんと
広報しはじめた。
その時点で間違っている解釈や解説でも
いいと思う。人なんだから。
そして、その解釈等に欠缺あるならば
訂正すればいいだけのことだ。
そうして人は前に進む。
この先生は、「現時点での私の判断」と
いう軸線がぶれない。
そこがいい。
あくまで私的な解釈ですよ、という事も
ご自身で表明している。
動画を観る人間はそこを汲み取らないと、
変なことになる。
横須賀の旅・どら猫ぶる~す(渋谷虎太郎)
これがJR東日本国内ツアーの公式動画
というのがなんとも関東してる。
ただ、関東一円がおんなじじゃない。
横浜横須賀は関東でも特別なエリアだ。
つまり、港のヨーコヨコハマヨコスカな
訳なんだな。
関東においてもヨコハマとヨコスカは
非日常だから、スカへの「旅」が成立
するんだろうよ。
キャットタワーの高い所に登って自分で
降りられない子猫
生後2ヶ月の♀猫のキャットタワー二日目
の様子です。
生まれた日から母猫共々保護しました。
この子はうちの家族に。他の猫たちは
里親さんに迎えられました。
この後、自分で何とか降りることを覚え
ました。
逞しく育ってくれよ。
足を舐めるなって。
子猫は高いとこで爆睡。
友人曰く、松葉茶はすっぱスパイシーにが
北欧というとこういうイメージで斧も戦闘
荒研ぎなのによく切れる。気持ちいい。
私の研ぎで軽いハマグリにしてある
が、直線チゼルよりもずっと良い。