17日にBS朝日で放映された「華 尾上菊之助の世界~菊五郎との父子の絆」
はなかなかおもしろかった。相変わらず菊様はお美しいし
そうか5月は団菊祭か例年なら歌舞伎座での公演だが、今年は大阪でやるのね。
菊五郎さんは相変わらず粋だね~。奥様である冨司純子さんは「女性関係は気に
してません。切がありませんもの~ホ・ホ・ホ」等と余裕の発言をなさる
なかなかのお方なのですが、そこがきっと粋に生きているんじゃないかと推測
誰に似たんだろうね~菊ちゃんは?(今度はちゃんだよ)あんなに芸に精進、精進。
菊五郎さんも精進はもちろんしたんだろうけどさ、純粋さが違うのよね~。
見てて初めて気が付いたんだけれど、その自分の求める道にストイックな所遼君と
同じ純心さだな~。音羽屋は代々、女役と立役両方をやる訳だけれど、ドキュメンタリー
内でもやっていた「都鳥廓白波」もうー菊ちゃんたら~これは傾城と盗賊と
若殿様が同一人物なのだがこんなの出来るの菊ちゃんしかいないよ~。
傾城花子の時はあまりに美しく、盗賊の時はちょいとイナセなお兄さん、若殿様では
こんな気品のある殿様現実にいないでしょう!というくらいに全身、気品の固まり。
因みにこの「都鳥廓白鳥」の舞台はこの辺りなんだよね。あの有名な桜餅屋が
舞台。
玉三郎さんとの稽古風景もとても興味深かったな~。でもいつも思うけれど
歌舞伎役者さんって本当に凄いよね!踊りや唄、楽器の演奏はもちろん身体能力
も高くなくてはだめでしょう?宙返りとかやっちゃうんだから・・手先も器用じゃないと
ダメだよね~。曲芸もできなきゃいけないんだから・・・うーん歌舞伎座完成まで
待てないよー。しょうがない新橋演舞場で我慢するか
さて今日の「なぜ私は皮付きの鰹を買うか?」の回答を・・・
買った皮つき鰹
映りが悪いね~!皮が銀色に光って良い鮮度の鰹だったのにぃ
皮つきを買ったのにわざわざ家で皮を取ります。そしてまずは
ふつーのお刺身にします。初鰹はやはり香りが良いのでたたきより
シンプルに青い感じの香りを味わいたい派!
新玉ねぎと合いますね!でもよく見ると切り方がデコボコ・・・
しかーしこれには訳があるのだ皮つきには血合いの部分(ちょっと黒っぽい部分)
など余計な所も付いているので、そこを全て削ぎ取っているから
これが、けっこうな量になる。そしてここからですよ!これを使ってなめろうの
ような物を作るのだ以前もったいないので血合いをどうにか出来ないか?
と思い作ってみたらこれが美味しいの~
とにかく削ぎ取った部分をたたき、ネギ、生姜、大葉、みょうが等の
香味野菜とお味噌を混ぜてまたまたたたき混ぜ合わせます。
上の白いのは大根おろしね。おろしは無くてもぜーんぜんOK!
お酢をかけて頂きます。
ご飯にのせて熱ーいお茶をかけてお茶漬にしても美味しいです